ちょっと毒を吐きます | 大丈夫は無敵♡お母さん所長の読むサプリ

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小学生と高校生のお母さんで、総合内科専門医。やわらかくあたたかい心と身体作りを目指しながら、やわらかくあったかい安心できる診療所を目指して働いています♪

6月から診療報酬が改訂される


私たちは国の定めたルールでお金をもらってる


全く同じことをしていても

この検査には何点、この治療には何点

と保険点数が決まっていて

そのルールに乗っ取ったお金しかもらえないことになっている


定期的にあることだけれど
今回は診療所レベルには結構大変

手間暇がかかるし
報酬は下がるし


でも
まあ
当然かなと思う



国にお金はない



私は日本の医療は安すぎると思ってる


自分の判断で

好きな医療機関にかかることができて

よっぽどめちゃくちゃじゃない限り

結構希望に沿った医療を

受けられることが多いと思う


お薬手帳やマイナンバーカードが普及しても

あそこの病院でこれだけの薬

ここの診療所であれだけの薬

となりのクリニックでたくさんの薬

なんてこと

普通にあるあるで



その相互作用が悪さをしてることだって

たくさんあるだろうし

なんならきちんと薬飲んでない人たちも

たくさんいるだろうし


まあ

みんな

結構好き勝手やってるんじゃないか

と思ってる



この自由度は

もう限界なんじゃないかな


薬の管理がきちんとできない高齢者が

その時々で自由に医療を受けることができて


きちんと内服できてるのかとかの評価もされず


ひどい時は

昨日別のクリニックで採血したのに

今日違う病院で同じような採血してたりして


その多くの割合を国が負担してるとか…


普通に考えておかしいと思われることが

まかり通ってしまっている現状


そもそも開業医は街中にこんなにたくさんは

いらないと思う


本当に必要のある人たちに

必要な医療が届けられるように

整理が必要だと思う


医師も看護師も

医療費も

全て有限だ


その限りある資源をどう使っていくのか


私たちの子どもたちが

そしてそのさらに子どもたちが

適切な医療を受けることができるように


もっと高い視点で見ることが

大切なんじゃないかと思う