オレは小説を書く前に、色々な文献を読み漁って「これだ」という記事を見つけると、それを参考にしてオレなりにそのネタをアレンジしていく。
オカルトの本、物理学の本、そして「毒草大百科」(さすがオレ)
奥井真司(著)出版社「データハウス」
そんなこんなである時、たしか(オレの記憶が正しければ)丹波哲郎と有名な誰か(忘れた)との対談の本を読んでいたら、こんな事が書かれてあった。オレはマジで驚いたのだ
(丹波)「あなたはテレパシーを信じますか」
(有名な方)「いいえ、この世にそんなオカルトめいたものなどあるわけないでしょ」
(丹波)「はっはっはっ、実はね1986年に郵政省が通信手段としてテレパシーを正式に採用したんですよ」
(有名な方)「えぇー!そうなのですか」
(丹波)自信満々にうなずいた。
オレもその対談の記事を読んで「えええぇぇぇ~」と目を見開いて驚きまくった。あたりまえだ!
本当か?郵政省が正式にテレパシーを採用?なぜ?当時の郵政省はバカの集まりか?
もし、もしですよ。テレパシーで誰かにメッセージを送ったら「先ほどテレパシーを送りましたので手続きをお願いします」などと言って郵政省、いや郵便局に申告でもするのか?
通信料のお金は? 銀行引き落としか?通帳に「テレツウ」とでも印字されるのか?
「真実は小説より奇なり」とはこのことだ。(アメリカの小説家、マーク・トウェインの言葉)
オレはこの言葉に大いにワライコケタ。(本当かどうかは当時の郵政省に訊いてくれ)