予報が悪い。
前日の午後から風が上がり、土曜の昼まで続くようです。
本当はベタ凪の7日(土)に行く予定をしていたのですが、直前でまさかまさかのコロナ陽性。
幸い軽い風邪の症状だけだったのですが、仕事はもちろん、外出一切できませんので、泣く泣く断念したのでした。
この21日(土)を逃すと、初釣りは2月になってしまいます。
宮ちゃんにも相談し、まあ半日でも行きますか!という判断に。BIG先生もそれで良いとのことで、今回は3人釣行です。
(タイドグラフBIより)
1:00
自宅出発。
ガソリン 156円
アクアライン 風13m
3:00
現地着。
電気毛布を引っ張り出して、仮眠します。これがなかなか優れもので、電気を入れなくても結構暖かいのです。
しばらくしたら宮ちゃんも到着。
昼からなんだから、そんな早くに着く必要はありませんが、各種メンテをやろうと思ってます。ひょっとしたら予報が好転するかもしれませんしね。
8:00
ダラダラしてると時間はあっという間に過ぎます。
寒いし眠いけど、作業開始。
〈やることリスト〉
・魚探交換
・ギアオイル交換
・シートクッションのカバー製作
・船縁のパテ盛り
購入時に元々取り付けてあったホンデックスを使ってきましたが、数ヶ月前に電源が入らなくなって、それから魚探なしです。
不便といえば不便ですが、プロッターはスマホの海釣図で事足ります。泳がせ用のベイトを釣る時に反応を拾えないのは困りますが、今のところそのくらいなので何とかなってます。
2代目さぶろく丸で使ってたFUSOは家のどこかに保管しているはずなのですが、どこを探しても見当たりません。その内ひょっこり見つかるだろうと思ってましたが、魚探が自ら出てくるはずもなく、いまだ行方不明状態。
買い換えるったって安くないモノですから簡単ではありません。ヘタに中古で買って交換したりすると、行方不明のヤツが思わぬところで出てきたりするのが世の常なので、おいそれと踏み切れず。
今回も改めて家探ししましたが出てこなかったので魚探交換はできず。
ギアオイルは、恐ろしいことに2年以上やっていません。
いやさすがにまずかろうと、先月買ったオイルを持ってきました。

オイルlevelは右側。
左側はWASH?ひょっとしてここから真水を取り込んでフラッシングができるのでしょうか?どなたかヤマハ2スト50馬力のことをご存知の方いらっしゃったら、教えてください。

うぎゃー。秘伝のうな重のタレみたいになってました。船外機ゴメン。でも白濁はなさそうです。
すまぬすまぬ、と謝りつつピカピカ黄金色に輝くギアオイルを注入して完了。足りないと困るので、800mlを2本買っておきましたが、およそ5~600mlくらいでした。
船縁パテ盛りは、後付けした船縁の木製手すりに埋め込んだ磁石を隠すためです。
強力磁石バーを埋め込んでボルト止めしてますが、鉄なのでサビが出ます。パテ盛りしたとて、ジワジワとサビは回るはずなので、完全な防錆は無理でしょうが、見た目にキレイにしたいのと、針などの引っ掛かりを防ぎたいのです。
パテが乾燥するには相当時間が必要なので、本当は釣行後の作業がいいんですよね。毎回日暮れまで釣りをしてしまうので、いつまで経っても進みません。
シートクッションカバーは、鳥(?)にイタズラされないようにするためです。
補修後が痛々しい。
リペアしてもまた別の箇所をやられるので、イタチごっこなのです。
プラダンを買ってきたので、適当な大きさにカットして釣行時以外は覆うようにします。
宮ちゃんにカットをやってもらい、あっという間に完成しましたが、押さえはゴムバンドみたいなものでやりたいね、ということで、また購入後に設置します。
9:00
BIG先生到着。
作業が一段落したところで来るとは、お主……
10:15
何だかんだでこんな時間。出船です。

初釣りですので、お神酒でお浄め。
風波でフネは大揺れ。BIG先生落水しないでね。
〈今日の狙い〉
カワハギ
ひとつテンヤ
ジギング
タイラバ
時間も短いので、メインはカワハギとひとつテンヤです。
岩井か?保田か?
今回はカワハギで実績のある岩井にします。
風が落ちてきたら沖でひとつテンヤをやりますよ。
11:00
岩井の水深21mにある漁礁にアンカリング。初めてのポイントですが、周り一帯は砂地なので、いかにもカワハギがいそうです。
そしてカワハギ対決。
今回はBIG先生も加わって3人で争います。
・サイズ勝負。大物を釣った人が勝ち
・20cm未満はノーカウント
・3位が1位にお風呂を奢る
では、スタートです。
私のファーストヒットはベラ。
潮が効いていて、仕掛が東へ流れます。流された先に漁礁があるようで、根掛かりが頻発。何回か上げ下げするとスルリと抜けることもありますが、針が取られたりして、なかなか厄介です。
11:15
宮ちゃんにヒット。
竿先を叩くのは本命!?結構大きいのでは?
ん?カワハギはどこだ?ウェアの迷彩に紛れてよく見えません。
いきなり良型24cm!こりゃ勝負あったね。って、早くも諦めムード。
この日のアタリはチクチク系。極小の繊細なアタリを捉えられないと、知らない間に餌がなくなってます。まさにステルス。
防寒用の厚手のグローブでは、手感度が落ちるので外します。心を無にし、神経集中。
しかし釣れるのはベラやフグばかり。
悔しいかな宮ちゃんは、ひとり本命をポツポツ釣り上げ、順調に枚数を重ねていきます。
12:15
アタリが止まったので、アンカーロープを3m伸ばします。
少しアタリが増えたかな?とも思いましたが、それも一時で、あまり状況変わらず。
BIG先生がかなりの大物を掛けたみたいですが、取り込み寸前で痛恨のバラシ。あの竿先の叩き方は、たぶん宮ちゃんの24cmを上回るサイズだったはず。
デカいのもいますね。
13:00
今度はアンカーロープを6m巻きます。
すると良いポイントに入ったようで、アタリが復活。
ようやく私にも本命が。

ギリ20cm。
アブネー。かろうじて2位。
13:45
エサがなくなり、カワハギ対決はこれにて終了。
結局宮ちゃんが9枚でダントツトップ。
私は20cmを頭に3枚で2位、BIG先生はワッペンサイズ2枚で記録なし、3位。
タチウオもそうですが、テクニカル系は宮ちゃんに分があるんですよね。悔しいですが。
時間があればベイトを釣って泳がせをを考えてましたが、カワハギで時間を食ったので泳がせは諦め、このまま沖へ向かいます。
14:00
水深40mから北風で流します。フネは南南東に流れ、水深が徐々に深くなっていきます。潮は少し緩みましたが、それでも13号のテンヤが飛びます。深くなると尚更着底が分かりにくくなります。
70mを超えたので、フネを入れ直して水深30~50mを探りますがとにかくアタリが乏しい。
風もかなり落ち着いたので、イチかバチか、最後に沖のハタポイントへ行ってみるか!と移動を決断。
15:30
ハタポイントは、波も落ち着いて釣りができそう。
冬場にハタを釣るなら、泳がせよりも甲殻類のエサを使うひとつテンヤが有利だと思ってます。ハタを含めた根魚以外に、もちろん真鯛、それに青物も狙えるテンヤは、こんな活性の低い日にはうってつけですね。てかひとつテンヤで釣れなければ、もう諦めるしかない。
しかし期待に反して全然アタリが出ない。
たまーにモゾモゾしたアタリが出ますが、明らかに外道。ハタならひと呑みですから。
日の入の時間が近付きます。
もうダメか?
今年の初釣りはカワハギ数枚で終了なのか?
16:50
日の入り間近、宮ちゃんにヒット!
おおっ!ゴンゴン叩く元気なアタリ!本命では!?
やったね!アオハタ!尺越えの1本。
夕まづめのチャンスタイム到来か??
諦めムードが払拭されます。
続けて私のテンヤにアタリ!
着底からのリフトに移ったところで、ゴツゴツと来ました。ビシッ!とアワセて、見事フッキング。
「わははは!やったやった♪」
あれ?君か……
17:00
しかしもう一丁私にアタリ。
モゾモゾの後すぐゴン!と来たところで電撃アワセが炸裂、こちらもキレイにフッキングが決まりました。
なかなかの竿の曲がり。
みなさーん、お元気ですか~?
アオハタ35cm。レギュラーサイズですが、今日はとても貴重な1本。あるとないでは大違いです。
その後もしつこく粘りますが、すっかり日も落ちて辺りに暗闇が迫ってきたので、この辺で終了。
18:00
沖揚がり。
19:15
ばんやの湯。
今日は終日くもりで、日照時間はわずか30分程度。風もあってとにかく冷えました。
温まりたかったのですが、ただでさえぬるいお湯が今日は37℃。人肌!!
20:15
風呂がダメなら身体の中から温めましょう。初反省会は、おなじみ拉麺帝王。
明日来客があるので、私は鶏そばにしました。
21:50
海ほたる。
ちょい寝過ごし。
0:30
自宅着。
潮が悪かったと言えばそれまでですが、残念な初釣りになりました。同じエリアの遊漁船も、あまり釣果は上がらなかったようで、少し慰められます。
次回は2月4日(土)かな。冬季限定の豚サバを狙ってみたいのだ。剣崎沖に行ってみるかな~。