雨がやんだら急に夏日になりましたね。
これだけ暑いと、日中の屋外作業が億劫になります。
それでも、安全・安心、快適のための艤装はやっておかねば。
数ヶ月前に買い置いてあったスタイロフォーム。発泡スチロールの硬い版みたいなやつです。
厚さ50mmで、900×1,800くらい。
適当にカットして……
ボートのバウ的な形に整えます。
んで、スッポリと。
ま、そんな簡単にはいかず、実際は差し込んで入らず、削って嵌めてみて、の繰り返し。
なるべくたくさん詰め込みたかったので、ひっくり返して作業。
こういうときに限って、風が全くなく、このボートの中は蒸し風呂状態。
Tシャツがベットリ張り付いてヤな感じーです。
奥の方まで詰め込んでみましたよ。
サイド部分も。
最後は発泡スチロール用の接着剤で、スタイロフォームを固定し、FRPとの接地面にはコーキングを施します。
何だかんだで、あの大きなスタイロフォームが3分の1サイズになりましたから、それなりの量の浮力体が詰め込まれたことになります。
さて、どの程度効果がありますか。
あまり試すような事態になっても困りますけれども……
こちらは先日仕上げた自作の船縁です。
左舷側をすげ替えました。
むむ、特徴的なこいつは……
そうです。JOYCRAFT用のオールのクラッチです。
HOPEのオリジナルは、普通のY型のクラッチを差し込んで使用するタイプですが、オールは一本流されて、もう一本は折れてしまいました。
クラッチは二つとも沈んでしまったので、まるごと買い直す必要があったのです。
でも純正は高いんですよ。
少しでも安く上がる方法で考えたのが、これ。
オール自体を安く買えれば、それ以外のパーツはそんなに高くなさそうです。
でも、実際はクラッチが自由に稼動するために、相当の加工が必要だったんです。
彫刻刀でひたすら彫って彫って彫りまくりましたよ。
苦労しました。
こちらはお馴染みの磁石です。
今までは超強力な棒磁石をまるごと埋め込んでいましたが、もっとお手軽なのを見つけたので。
最近のダイソーなんかに普通に売ってる強力磁石です。
サイズは様々ですが、このサイズが一番お得っぽい。100円で4個入り。
浅くドリルで穴を開け、そのまま磁石を乗っけても良いのですが、穴の中心に木ネジ(皿ネジ)を打ち込んで、磁石がくっつくようにひと手間加えました。
仕上げは透明のバスコーク。
これは電動リールを使用する際に、ラーク(竿受け)を取り付ける部分。
ほんのわずかな出っ張りですが、これがないと、ラークの取り付け時、ボートの内側に干渉してFRPが削れてしまうのです。
見た目に左右の船縁がアンバランスですが、また時間を見つけて、右舷も作ります。
にほんブログ村
にほんブログ村