昨年末から年明けにかけて、貧果が続いております。
まさにヒンカーズ・ジャパンとしての面目躍如!
って、ちっとも嬉しくないし。
厄払いには、爆釣しかない!
ということで、訪れたのは勝手知ったるホームの館山湾。
年間を通じてもっとも低水温のこの時期、ターゲット選びに困ります。
少しでも確実な釣果を!そして食べて美味しい魚を!ということで、
1.アマダイ五目
オキアミエサのかご釣り。
水深20~150mくらいを流し釣りし、浅場ではアジ、イサキ、メバルなどを狙い、深場でアマダイやイトヨリを狙います。
6:4のゲームロッドに電動の組合せ。
2.カサゴ
タックルは1のまま、仕掛けを変更して、カサゴ、オニカサゴを狙います。
イワシエサ以外でもサバやイカ類も有効ですね。
3.カワハギ
深場に落ちて一ヵ所に固まっているであろうカワハギを探し出して、一網打尽にしてみせようぞ。
生よし、煮てよし、揚げてよし、和洋中伊韓何でも使えるカワハギは、我が家でも人気者です。
そして、恒例のアレですが、今回はカサゴ縛り対決としました。
「第4回お風呂杯」はカサゴと名が付く魚の最重量勝負。ただし700g以下は対象外です。
お風呂杯、過去の戦績は1勝2敗。
今回は雪辱を晴らしたいものです。
と、方向性も定まり、いつものコンビニで相方の宮ちゃんと落ち合い、現地に到着したのは5:00。
少し夜明けが早まったからでしょうか、先客が数台。すでに準備を始めておられる方もいます。
しかし寒いなぁ。
2月だから当たり前だけど、それにしても寒い。
予報よりも風はなく、かなり穏やかな様子ですが、こんな日に海に浮かぶなんて、みんなクレイジーですねー。
6:30過ぎに岸離れ。
海上にモヤが立ち込め、幻想的な雰囲気。
女神様がヌーッと現れて「お前が落としたのはこの普通のタックルか?それともこっちのステラSWか?それともビーストマスター9000か?」なんて聞いてくれたらいいのに。
少し沖へ出ると、波があるのが分かります。
ちょっと深場へ出るのは辛いかな。
このあと、徐々に風・波は落ちる予報なので、まずはカワハギを狙いますか。
水温は14.5℃。
冬の海じゃ。
シーズン初盤の11~12月は、浅場の8~15m辺りを何度か狙ったことがありますが、この時期は初めてですね。
情報によると、30m程度の深場に落ちているらしい。
あてはありませんが、魚礁周りなら居ついてるんではないかい?
水深30mにある魚礁から試してみますか。
あ、そうそう。船外機のエクステンションハンドルの威力は……
残念ながら、結果は変わらず。
宮ちゃんはバウシートに、私はイケスのミドルシートに腰掛け、スロットルを開けていきますが、マックス11km/h止まり。
ハンドルなしの時と変わりません。
それでも操船はしやすいですよ。
今までミドルシートに座ってるときは、ハンドル持つのが困難でしたから。
一人乗りなら、もっとありがたさを実感できるはずでしょう。
滑走しないんなら、ということで、結局このあと定位置のスターンシートに戻ったので、ハンドルは外してしまいましたとさ。
さて、カワハギ釣り。
魚礁の真上では釣りづらかろうと思い、魚礁の際を狙ってアンカーを落としてもらったつもりが、10m以上ずれてしまいました。
それでもまずはやってみましょう。
エサは来る前に釣具屋で買ってきたアサリ剥き身。ポット入りの大量タイプです。約200粒入ってるみたいです。ひとり100粒。一回で3粒使いますから、30回程度仕掛けを降ろせます。
10~20枚ほど揚げられるのでは?
そんなに釣って、食べられるかなぁ。
捕らぬ何とかのカワハギ算用。
「お、きたきた」
宮ちゃん、早々にアタリを拾いました。
いいね~!
この辺りいるのかもね!
むぅ……
君か……
それでも数投でジュニアなカワハギを揚げた宮ちゃん。
ふー、危なかった。カワハギ対決にしなくて助かったよ。
カワハギの顔を見ると、やる気が出ますね。
せっせと仕掛けを入れますが、我々のテンションに反してアタリが乏しい。
そして寒い。
アタリはなくても、エサのチェックは必要です。
あ、盗られてる。
水深があるとアタリも取りづらいのか?
タタキも入れますが、それでエサが落ちるとは考えにくい。
知らぬ間に掠め取られてるんですね。
今度こそ!と再度落として、竿先に神経を集中します。
着底してオモリを底に着けて待つと、キタマクラの攻撃に会いやすいので、50cmほど底を切ってステイ。
そこから、すぅ~~~っと竿を上げて、今度はタタキながらゆっくり下げていきます。
で、ピタッと止める。
ここでアタリが出るはず。
出ない。
何度か繰り返しますが、アタリがない。
エサチェックすると、盗られてる!
どこで食われてるの?
波でボートが上下しますので、エサを定位で止めるのが難しい。
ボートが下がるタイミングで、一瞬テンションが緩むことがありますので、その隙にやられてる?
としたら、敵はかなりのテクニシャンです。
しばらく粘りますが、カワハギの気配が感じられません。
宮ちゃんには悪いけど、アンカーを入れ直すか。
今度こそ!と狙いを定めてアンカー投下してもらうものの、また魚礁からずれました……
それでも底付近に何か反応が出るので、試してみましょう。
と、
出たよー!本命。
とりあえず、良かった。
やたらエサだけロストしてたから、内心焦ってました……
結局2時間粘って数枚ずつ。
宮ちゃんが少し多かったですが。
少し風が収まってきたのかな。ちょうどアサリエサもなくなったので、沖へ出てみましょう。
いやー、寒い。
風は北風。ボートを150mダチに進めて、掛け上がりを狙いましょう。
まずはオニ狙い。
仕掛けは3本針です。
エサは買った冷凍イワシ、持参の小アジとヒイカ。
パラを入れると、仕掛けが余計に斜めに落ちるので、ドテラでいきます。
流れは1.2km/h程度です。
うーん……
アタリが乏しい……
宮ちゃんはウッカリカサゴを揚げましたが、サイズが小さく対象外。
私にもようやくアタリが来ましたが、
アヤメちゃん?
こちらも対象魚ですが、小さすぎ。
30mダチまで流しますが、あきまへん。
再度、沖へ戻して流し直しですが、アタリが少ないです。
ギョタン反応はあるんですよ。
底から数mの範囲でパラパラ出ますが、カサゴ系ではないのか。
それにしても寒い。
ならば、と宮ちゃんがアマダイ五目に切り替え。
オニの仕掛けを外し、コマセカゴとアマダイの仕掛けを付けます。
私は、アジ、イサキをメインに、アジビシ仕掛けをセット。
オキアミを装餌し、投下!
何だっけ?これ。
宮ちゃんが釣りました。
他にもタマガシラとか、まさに五目釣りですね。
そして、謎のこいつ。
顔はカサゴですが、背鰭がシャキーンと長い。
往年のコロコロコミックに主人公で出てきそうな感じ。
そして、私にはラッシュが訪れます。
ウマラッシュ。
ヒヒーーン!
怒濤の4連。
一回ダブルだったので「2馬力だね」なんて言いながら。
宮ちゃんは本命を。
ナイスなイサキ!
いいなー、欲しい~♪
しかしイサキはこの1本のみ。
相変わらす風があり、寒さが滲みる。
ああ、津軽海峡冬景色。
15:00です。
だめだね、今日は。
揚がりましょう。
途中、水面でピチャピチャ跳ねるやつがいます。
ナブラ?
正体はこんなやつです。
これは反応が薄い方で、水面から海底までビッシリ真っ赤に出ることもしばしば。
小さめのカタクチでした。
宮ちゃんにサビキをもらって落としてみましたが、全然反応しません。
まぐれで掛かることもあり、そのまま落とし込み釣りにして、ヒラメなんか釣れたら最高だんべ~♪などと上手くいくはずもなく。
すぐにイワシが外れてしまうんですね。
ダバダ~♪
頑張った割に釣果に恵まれなかった……
こんな日もあるさ!って、こんな日ばっかだよ……
片付け終える頃には辺りは真っ暗。
少し日が長くなったとは言え、まだまだ冬ですから。
そして、ホントに短い期間でしたが、この相棒8馬力とは、今日がラストランとなります。
十分に滑走させてあげられなくてごめん。
くそ重かったけど、大好きでした。
ありがとう。
恒例のばんやの湯。
空いておりました。
炭酸泉は38℃でかなりぬるめのはずですが、なぜか熱く感じました。
そんなに身体が冷えてたんだ、なんて温度計見たら42℃!
熱すぎじゃい!
こちらも毎度の丸源。
新メニューのオススメ、味噌肉そばはいかがっすか?ということで、お試しです。
うん。
味噌味だね。
ニンニクフレーク大量投入。
帰ったら嫌われるぞ~。
では、宮ちゃん、お疲れさまでした♪
次回は珍しい平日釣行の予定。
外房で渡りのヒラメを狙いましょう。
夢はでっかく4kg!!
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