世間の誰もが、

発達障害についての

正しい知識を持っているわけじゃないから、

多動性や衝動性の強い子供や

ソーシャルスキルの低い子供を

『乱暴な子』

『しつけのなってない子』

『関わらない方が良い子』

『困った子』

と思って見ている人が沢山いる。

悲しい現実だなと胸が痛くなる。




「ちがうんだよ!

あの子たちは周囲の人たちを

困らせてるんじゃなくて、

あの子たち自身が困ってるんだよ!」

って大声で言いたい。

みんなに伝えたい。

1人でも良い、理解してくれる大人を増やしたい。





息子の学校で出会うお母さん達には

ひまわりくんの特性について、

隠したりせずありのまま伝えます。

ひまわりくんは、

パッと見では発達障害とは全く分からない。

まさに「ちょっと荒っぽい子」と思われてる。

よくトラブルを起こすから。


だから、改めて発達障害の事を伝えると

「障害」というワードにすごく驚かれます。

「え、どこが⁈」って。

私なりに、少しでも分かりやすく

噛み砕いて伝える努力をするけれど、

それでも

目に見えない障害を理解してもらうって

すごく難しいんだと痛感する。

全然伝わらない。根本を理解してもらえない。

「でも大丈夫だよ!
ひまわりくん、頑張ってるじゃん!
うちの子も同じようなもんよ〜!」って。



違うんだよ。

ただ「乱暴」なんじゃないんだよ。

その時はパニックを起こしてるんだよ。


「やんちゃ」じゃないんだよ。  

体を動かしてないと脳が集中出来ないから、椅子にじっと座ってられないだけなんだよ。

「不真面目」なんじゃないんだよ。

先生の指示を耳からの情報だけでは処理できないから、授業についけないんだよ。

「やる気がない」んじゃないんだよ。

眼球運動や微細運動が弱く苦手だから、字をうまく書けないんだよ。
頑張っても出来ないことがあるんだよ。

「好き嫌いが酷くてワガママ」じゃないんだよ。

彼特有の感覚があって、食べ物が異物に感じられるから本人も辛いんだよ。

そういう事を、自分では説明できないから

周囲に分かってもらえないことが苦しいんだよ。

自分はいま困ってるんだ、って言えないんだよ。



私はひまわりくんの事を

同情して欲しいわけじゃない。

理解してやって欲しいだけなんだよ。



発達障害について、
 
みんながもっと理解できるように

私や世間がもっと何かできる事はないのかな。


NHKのEテレで放送されている

「あおきいろ」や「でこぼこぽん」

という番組を見ると、

すごく上手に、自然に、

特性のある人がいることを、

そういう人との付き合い方を、

伝えているなぁと感心します。


ああいうものが、

もっといろんな媒体を通して広がって欲しい。


そしたら、生きにくい子たちが

生きやすい世界に

少しずつ変わっていけるんじゃないかなぁ。