ひまわりくん、
先日学校で久々にトラブルがありまして悲しい



その日は学校の校外学習でした。


楽しみにしていたひまわりくん、
しっかり持ち物を準備したつもりが
赤白帽を持っていくのを忘れたようです。


先生は
「仕方ないから、今日は帽子無しでいいよ。」
と言ってくれたそうですが、

ひまわりくんの中でそれを受け入れられず、
教室で赤白帽を探し続け
出発時間になっても見つからなかったので、
みんなと一緒に学校を出発できずに
1人学校に残ってしまったと
教頭先生から電話連絡をもらいました。


『えーーーー?!!ガーン』と思いながらも
私は教頭先生から言われた通り、
急いで赤白帽を持って学校へ向かいました。



私の姿に気づいたひまわりくん、

目にいっぱい涙を溜めて
涙が流れ落ちるのを我慢していました。
強がっていました。

私の方も、
言いたいことや聞きたいことは沢山でしたが
まずは私も深呼吸。
『ひまわりくんはどうしてほしいかな…』と
冷静に考えてから対応するよう努力しました。

「ひまわりくん、困ってたんだね。
みんなと行けなくて辛かったね。」
と抱きしめました。

それから、
『一体、どうしたの?』
と、ひまわりくんの口から
状況を聞くことにしました。


ひまわりくんは涙ながらに、

・帽子を持ってきたはずなのに無い
・普段の体育などでは赤白帽がないと参加してはいけないルールだから、今日も参加できない

と私に訴えました。


[いつもはダメなのに今日だけOK]
という例外ルールは、
ひまわりくんには受け入れ難い事なのです。
そんなことを急に言われるとパニックになります。

また、注意欠陥の特性があるので
どんなに頑張ってるつもりでも
忘れ物をしてしまうことが多いのです。

前日から校外学習を楽しみにして
自分できちんと準備をしたつもりだったひまわりくんは、
ショックとパニックとで
どうして良いか分からなくなり、
困っていたんです。

決して先生を『困らせていた』のではなく、
『困っていた』のはひまわりくん本人です。


私が家から持って行った赤白帽をかぶり、
現地まで車で送って行き、
なんとか無事に皆と合流できたひまわりくん。


現地まで送る車の中で、

『赤白帽が無いと体育も見学にさせられるし、
これからは4人以上赤白帽を忘れたら体育の授業がなくなるって言われた。だから絶対、赤白帽は必要なんだ。』と話してくれました。

なぜひまわりくんが
1人学校に残ってまで
頑なに赤白帽を探し続けていたのか
納得がいきました。

ひまわりくんの中で、
赤白帽を忘れてはいけないことが
『絶対』のルールとして入っていたからです。



その後、
担任の先生と電話でお話をしました。


・注意欠陥の特性ゆえ、
忘れ物が多いのは仕方ない部分もあること

・一度決めたルールを変更したり
 例外パターンを柔軟に受け入れ難いこと

・忘れ物をしたら授業に参加できない、
 というルールは、ひまわりくんにとっては
 とてもハードルが高いということ

を伝えさせてもらいました。


他の子と同じ目標を一律に掲げられると
出来ないこと、出来ない場面が多くて
自信をなくし学校が嫌になってしまう。


目標(ゴール)を同じにするのではなくて
必要な努力を同じにしてやってほしい。

毎日忘れ物をしない、
というゴールに辿り着くには
ひまわりくんにとっては
周りの子の何倍も何十倍も
努力が必要な事なのだと分かってほしい。


ひまわりくんなりに努力したのなら、
他の子と同じゴールまで辿り着けなくても
「よく頑張ってるよ」と
褒めて認めてやってほしい。




学校という環境の中で
【平等】

ではなく

【公平】
であることの難しさを、いつも感じます。


日本の学校の課題だと思います。