命のボランティア

池江璃花子選手が白血病を公開したことにより骨髄バンクの登録希望者が増えているそうです

※画像お借りしました

私もこの闘病ブログと別ブログで献血・骨髄バンク登録・臍帯血提供を呼びかけました

心優しい友人達がリブログや Facebookでシェアしてくださりとても温かい気持ちになりました

世の皆様の関心が深まっているのでたくさん呼びかけをして少しでも多くの方に協力していただきたいと思っていましたが言葉足らずのことがありました

ドナー登録者数が増えることはとても素晴らしいことなのですが

ドナーに選ばれた時の提供内容やリスクを把握しておらず 1度は引き受けたもののドタキャンセルされる方がいらっしゃいます

体調不良で健康診断に引っかかってしまいキャンセルになってしまうこともあるのですが

患者側からするとやっと見つかったドナーさんにコーディネート中ドタキャンされてしまうと

希望が絶望に変わります

メンタル面だけではありません

移植前の前処置中にキャンセルされてしまうと 命の危険があります

前処置とは患者とドナーの細胞を入れ替えるために致死量ギリギリの抗がん剤や放射線を使い造血幹細胞を再生不能になるまで破壊します

ここでキャンセルされてしまうと造血不可能白血球0のまま新たなドナーが見つかるまで耐えなくてはいけないのです

免疫がなければ感染症と戦い続けなくてはなりません

経験したことがある人にしかわからない痛みですが白血球0の世界は言葉では言い表せないほどの苦しみがあります

なのでドナー登録をしたら最後まで責任を持って提供していただきたいのです

これは患者側の我儘かもしれませんが患者やその家族は命が繋がることを待ち続けています

優しさだけでできることではないと思いますどうかご理解ください

骨髄バンクはリスクが高いから... と感じている方でも命を繋ぐボランティアはできます

そのような方はどうか献血に足を運んでください

この治療にはたくさんの血液が必要なのです

輸血なしでは命を繋ぐことができません

私のように元気になれる方がたくさん増えますようにどうか命を分けてください

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