仕事納めも終わり9連休最初の日。町田の中心街へ。
町田には天満宮があり、町田駅からそこへ向かう道筋は古くからの商店街である。「仲見世」と呼ばれる一角もあり、そこには、常に行列がつくられている小籠包の店や、テレビ番組で取り上げられたカレー屋やハンバーガー屋などもある。鮪専門の魚屋や、今日は雪駄を購入した古くからの雑貨屋(今日私たちに応対してくれたのは奥さん、といっても相当高齢。当然クレジットカードやQRコード決済は一切使えない)などもあり、なかなか面白い。
「神奈川県」町田市などと言われるが、江戸の気風が感じられもする。
何年か前になるが、この仲見世の魚屋のご主人が
「駅が遠くなっちまってよお、しばらくは客が減って大変(てえへん)だったよ」
と江戸弁でおっしゃったのを覚えている。
駅が遠くなったとは、JRと小田急の乗り換えをしやすくするために、JR原町田駅が小田急の町田駅に近づく形で「新」町田駅として開業し、原町田駅が廃止されたことを指す。
その原町田駅の跡地が、11月に私が金沢行きの夜行バスに乗ったバスターミナルになっているというわけだ。
その商店街にある老舗(おそらく)和菓子屋で見つけたのがこれ。
<2024年12月28日東京都町田市内にて撮影>
「何! ここでも紅白の鏡餅!」
大手スーパーではない。これまで私が見たのは石川県で製造されているものだ。ちゃんと確かめている。
<2024年12月24日東京都町田市内にて撮影>
しかし、ここは老舗の和菓子屋だ。自分の所で製造している物を売っているに決まっている。
<2024年12月28日東京都町田市内にて撮影>
何だか大声を上げて、写真だけ撮って通り過ぎていった私を、店員さんは不思議そうに眺めていた(と連れが言う)らしいが、そんなことは構やしねえ。
「いつからやってんでえ。今年から?」
と尋ねれば良かった。
だが、私が紅白の鏡餅を見たのは、いずれも町田市内。東京に、首都圏に拡がっているのか確かめたい・・・
と思うのだが、明日には加賀に行くので、本年その機会はない。来年、気合いを入れて実地調査してみよう。
ちなみに、24日に見たスーパーに本日も(28日)寄ってみたところ、小さいサイズの方の紅白の鏡餅は売り切れていた。
ほな、来年も扱うて(仕入れて)くれる可能性あるがいね。やったね!
<2024年12月28日東京都町田市内にて撮影>
おい、右の透明の容器に入っている飲み物は何だ?
いや、へぎ蕎麦の店なので新潟のお酒をたくさん置いてあるんですよ・・・
ごちそうさまでした。