2024年12月15日 金沢武士団VSヴィアティン三重
(B3リーグ第12節 at 小松市末広体育館)
この土日のB3金沢武士団はホーム小松で最下位・三重との2連戦。ところが、土曜日は大敗。しかも、50点も取れていない!
何が起きたんや、思うたら、中心選手のスティーブン・グリーン選手が痛んだらしい。
報道は当然なく、情報源はツイッター(現X)が頼りなので不確かなのだが、翌日曜日の試合はベンチにも入らず欠場したのだから、何かあったことに違いはない。公式発表は「体調不良」。本当にそれだけであることを祈る。
そのグリーン選手抜きで日曜日は勝ったんやから、大したもんや。チームとしての底力がついてきた。喜ばしい。
次に観るときが楽しみや。
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さて、私が芸事を好きなことが知れるにつれ、あちこちから誘いがかかるようになった。
既にこのブログでも、下北沢の小劇場の芝居や、六本木のライブハウスでのピアニストのライブなどを書かせてもらっているとおりだ。
この日曜日は落語。会場は横浜。JR桜木町駅近くの、いわゆる野毛地区。「横浜にぎわい座」という常設の小屋があるのだった。初訪問である。
出演者は4人。3人はれっきとした芸人なのでこうして公開するが、一人は9歳の女の子なので、顔は隠す。
他の3人の演目は「時そば」「芝浜」「妾馬」。有名なものばかり。
とくに芝浜を演じた「らむ音(らむね)」さん。写真では右端の女性。しかも両親が日系ブラジル人。小学校に入るまではほとんど日本語を話していなかったという。その彼女が、結構巧みに古典落語の名作を演じたのだ。
高座がはねた後にはこうして記念写真を撮らせて頂いた。向かって右には、実は私が写っているのですけどね。
さて、出演者の名前だが、出た順に次の通り(先述の女の子は除く)。
らぶ丸
三遊亭絵馬(色物:紙切り)上の写真にはいない
らむ音
らぶ平
ご存知の方がおられるだろうか。そして、家の名がないじゃないか、と思われたであろう。
この出演者の師匠「らぶ平」は御年72歳。林家三平の弟子であった人だ。ところが、20年くらい前に不祥事を起こし、林家一門を破門されているのである。なので、現在はテレビ・ラジオはもちろん、鈴本演芸場(上野)や末広亭(新宿)などの寄席への出演も出来なくなっている。
東京の落語会は、落語協会、落語芸術協会の2大団体がこれら定席寄席を押え、これらから独立した円楽一門と立川流については、テレビにかろうじて円楽一門が食い込んでいる。そういう状況である。
この日の出演者は、以上の団体のいずれとも関係を断ち切られているのである。
そんな予備知識は、横浜の会場へ向かう電車の中で連れに伝えられただけなので、私はいささかの偏見もなく、出演者の芸を聴いたつもりである(連れは、誘った方からの情報をそのまま私に口伝しただけ)。
だが、破門は三平師匠が亡くなって相当後のことだ。誰にそんな権限があったん?
そして、三平の名は誰も継いでないだろう? え、いたって? 全然知らんわ。
純粋に芝浜に感心した私は記念撮影をお願いしたわけである。
会場を出た後は、野毛の地下の飲み屋街へ・・・
・・・行ったかどうかは、またいずれ・・・
賑やかなようだけど、シャッターも目立つね・・・
かつては港湾労働者で賑わった飲み屋街・・・安い・・・