引き続き6月1日の北陸新幹線。
芦原温泉
新幹線とは直接関係ないのだが・・・
将棋の最高賞金タイトル【竜王戦】第二局の芦原温泉開催が発表された。四戦先勝方式の七番勝負だから、第二局は絶対に行われる。この10月、藤井聡太が芦原に来るってわけだ。
などと喋っているうちに、あっという間に
加賀温泉
敦賀からたった40分!
でも、10分くらいずつで駅に停車するものだから、『速い』という感じがしない。
この「『速い』いう感じせんわ」いう感想は、この度、京都に集った加賀国の住人のほとんどが言っていた。敦賀乗換えもあるからね。慌ただしいのだ。ゆっくり旅行という感じにならない。
これでは確かに、関西・中京方面からの、『鉄道での』観光客は減るかも知れない。
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6月2日。町田へ帰る新幹線を待つ加賀温泉駅。
午後6時。すでに東京直通はなく、金沢乗換え。
京都・大阪へ行くにも、東京へ行くにも、結局どこかで乗り換えを強いられる。
「都」金沢は超便利になったが、その周辺はどうなのだろうか。
加賀温泉は。そして、能登は。
加賀温泉駅前はまだ工事中で、
売店も既に閉店していた。いや、夜の飲み屋へのチェンジ時間だったのかな。
JRから第3セクターに変わったIRいしかわ鉄道・加賀温泉駅の入口は、こんなになっていた。
人が二人すれ違える程度の広さしかない。ホームの下を潜る地下道へ直接つながっているのは良いのだが、暗い所へ潜っていく感じ。通学で毎日通っていた通路が40年以上経って退化してしまった感覚。やるせなさを感じた。
新幹線ホームから、丁度そのIRいしかわ鉄道の電車が入線するところが見えた。
金沢から来た電車。結構大勢の人が降りていった。
そして福井へ向かって出発していった。次の駅は大聖寺。IRいしかわ鉄道はそこまで。
かつて自分が歩いていた駅をこんなアングルから見下ろす時が来るとはねえ・・・
加賀温泉駅は、今年開業した金沢・敦賀間で唯一、待避線のある駅で、この駅に停まる電車は進行方向左に曲がってホームに接する線に入る。停まらない電車はこの写真のように、凄いスピードで真っ直ぐの線路を突っ切ってゆく。
西日が、福井へ向かって右側から差し込んでいる。
北陸新幹線の駅は雪を防ぐために、どこも屋根と壁で覆われている。なので、どうしても日光が入らず、暗い。以上の写真のように陽が傾いている時間だと横壁の窓から日光が入り、駅内の暗さとの明暗の差が大きくなる。
まあ、大した性能のスマホではないし、撮影者の腕も拙いので、ひどい写真になっているだけなのだが。
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ところで・・・
東海道新幹線は、各駅停車が「こだま」と決まっていて、それより速いのを「ひかり」「のぞみ」としていますよね。
北陸新幹線では、富山・敦賀間を運行する列車はすべて「つるぎ」という名前なのですが、これには実は2タイプがあります。
富山→金沢→福井→敦賀
という主要駅だけに泊まる速達タイプ、つまり「ひかり」「のぞみ」タイプと、各駅停車
富山→新高岡→金沢→小松→加賀温泉→芦原温泉→福井→越前武生→敦賀
の「こだま」タイプ。
これ、わかりにくい。加賀温泉など「こだま」しか泊まらない駅の利用者にとっては。
「つるぎ」を、速達タイプと各駅停車で、名前分けてくれません? JR西日本さん。
かつて大阪と金沢・富山・新潟を結んでいた特急「雷鳥」復活! ってのも面白くないですか?
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金沢駅で乗換える。乗り換え時間が12分ある。売店でビール買う時間はあるな。
売店が新幹線ホームの3階にはなく、2階にあることを知っているので、エスカレーターで2階へ降りる。
敦賀から到着した「つるぎ」から降りた人たちはエスカレーターの
【右側に詰め、左側を空ける】
2階で缶ビール他を買った私は、同じエスカレーターに乗って3階に戻る。東京行きの新幹線が待っている。
東京行きの新幹線に乗ろうという人たちはエスカレーターの
【左側に詰め、右側を空ける】
同じ時間に、同じ場所で、東西・正反対の習慣を体験した。
京都駅では、かかるエスカレーターの習慣には戸惑わなかった。
なぜなら、外国から来られたカップルが仲良く、エスカレーターの同じステップに横に並んで立っておられたからでありました。
エスカレーターのこの変な習慣、止めようよ。
というキャンペーンを鉄道会社などがやっていた記憶があるのだが、一向に改まらないね。
北陸新幹線の話はこれで終ります。