富山名産「鱒の寿し」。何種類もあるのだが、今回は「青山」さん。

 

 

 開けていきましょう。

 表がご飯。全体が笹にくるまれている。もちろん、本物の笹。

 切り取って裏返す。底に鱒が敷かれている。

 パッケージの素材も、竹を縛るゴム輪を除き、竹、木材と、すべて天然。

 こりゃあ2千円するわけや(青山さんの商品は1段¥2,000、2段¥3、800の2種類のみ)。

 富山駅南口から歩いて3分くらいの所にある「青山総本舗」(写真が傾いていて済みません)。

 店内は漆塗り木材によるレトロな造り。壁掛け時計が良いね。

 笹で寿司をくるむのは北陸全般の習慣。金沢にも「芝寿司」という笹寿司の老舗があり、もちろん今でも天然の笹を使っている。ある事情から私はこちらの品をこの40数年間、避けているのだが、もちろん、芝寿司さんが悪いわけではない。

 芝寿司のサイトはコレ:

 

 
 

 ところで、能登半島地震では富山市内にも被害があったようで、3月20日時点ではこんな工事も行われていました。

 次に、この隣の富山城址公園の写真を掲げます。わかりにくいと思いますが、写真右下のベンチの下辺りに砂がたまっています。おそらく、いわゆる液状化現象で砂が地下から吹き出して地盤が沈下しているのです。そのため、写真左の天守閣(現在は富山市郷土博物館)の手前、中央の瓦屋根の平屋の建物は公園のトイレなのですが、これは使用禁止でした。立ち入り禁止のコーンも見えると思います。

 きれいな、ゆったりとした、かつ金沢より豪快な町です、富山。

<富山城城門:以上2024年3月20日撮影>

 (弥生の北陸はもう少し続きます)