天気予報では、第3節の行われる3月9日の金沢の天気は雪マーク。金沢は3試合連続して寒い、冷たい、冷え込んだ中での試合となりそうだ。
試合内容も同様に・・・とならぬように・・・
スタジアムで開幕戦の町田VSガンバ大阪、沼津VS金沢を、テレビで第1節の広島VS浦和、第2節の浦和VS東京ヴェルディを観ての感想。この後しばらく観戦の予定がない。
赤いチーム不調
テレビで観た浦和レッズ。
2試合での得点は東京ヴェルディ戦でのPKの1点のみ。主導権は握るがシュートの数が少なく、消極的。ヴェルディが気持ちよくパスを回すと「見てるだけ」的雰囲気。
金沢にも同様のことが。
パスは回すがミスが多く、ゴール前まで行けないからシュートも少ない。消極的なわけではないが、どこかに恐る恐るやっている雰囲気。相手(沼津)がボールをかっさらってドリブルで走り回るのとは対照的。
どちらも、選手間の連携が未確立。時間がかかりそう。
浦和は2試合で勝点1。金沢はゼロ。どちらも「優勝」または「2位以内」が目標ということを考えれば、非常に苦しいスタートとなった。
下部リーグからの反攻
浦和VS東京ヴェルディ戦でのヴェルディの先制ゴール。アナウンサーが得点者の名を叫ぶ。
「木村ユーダイ!」
む? どこかで聞いた名前・・・
そうや、去年、金沢の降格危機を救わんとシーズン後半に京都から来てくれた選手や!
(木村勇大:昨年途中で京都から期限付き移籍で金沢に)
同じ中継でアナウンサーの口に上るヴェルディの中心選手。
「ミキ」
む? これもどこかで聞いた名前。
そうや、去年、千葉にいて金沢から得点を奪った見木選手や。ホンマ厄介な選手、つまりええ選手やったなあ。
ヴェルディ、ええ選手集めてJ1の準備しとったたんや。そりゃあ浦和と互角にできるわ。
素晴らしい選手たち
ドレシェヴィッチ:町田のディフェンダー(DF)
ショルツかホイブラーテン(いずれも浦和レッズのDFにして昨年のJリーグベストイレブン(優秀11選手)に選ばれている)かと思ったぜ。すばらしい守備だ。
柴戸:町田の守備的ミッドフィールダー(MF)
昨年まで浦和レッズ。守備に効いていた。相手のボールを取れるし、スペースも埋められる。冷静。攻撃は他の選手に任せる風情。
グスタフソン:浦和の守備的MF
こりゃあ並みの選手じゃねえぜ。そのうちフィールドを支配しはじめるだろう。現場で観てみたい。
宇佐美:ガンバ大阪のフォワード(FW)
元日本代表。途中から出てきてチンタラ走ってるから体調良うないんやろうなあ思てたら、フリーキックのチャンス。1対0と町田リードで、試合終了まであと6分・・・
<白ユニフォームがガンバ大阪。同点FKを蹴る直前:2024年2月24日撮影>
同点ゴール! のけぞった。
周囲の観客の3分の1くらいがこのゴールに歓声を上げたりガッツポーズとったりしていた。ああ、ずっと静かに、目立たんように、冷静に観てはったけど、やっぱり大阪から来てはったんやね(町田GIONスタジアムのバックスタンドは、アウェー側チームのグッズを身につけたりアウェー側チームを応援したりすることは禁止)。
山田:ガンバ大阪のFW
ガンバの選手は、困ったらこの選手めがけてボールを蹴っていた。ヘディングなどの力勝負と、パスを受けやすいポジションにすかさず入るスピードと、どちらもできそう。周囲がそれらを活かせるまでに練習しないと。
この選手も一昨年までJ2山形にいた。ということはスタジアムで観てるはず・・・
加藤陸次樹:広島のFW
開幕戦の先発メンバー。浦和のDFと真っ向勝負で何度もチャンスを演出。大卒後、2020年まで金沢にいた。今でも金沢サポーターが誇りに思う選手の一人。「金沢が育てたんやぞ」と。
広島の内容が素晴らしい。狙うは優勝だね。
持井:沼津の攻撃的MF
ドリブルという武器を用い(洒落のつもり)金沢の守備を貫く。得点は仲間に譲ったが、この選手の奔放なパフォーマンスが金沢の、もともと整備されていない守備を切り裂いた。
梶浦:金沢のMF
守備的でも攻撃的でもない。どちらも。愛鷹でも何度かシュートを放った。
年功序列を止めて、二十歳のこの選手を中心に据えようよ。2試合で6点取られ、1点しか取れんなんて、話にならんから、何か根本的に変えんと。
<2024年2月25日:愛鷹多目的競技場で撮影>
試合終了後サポーターへの挨拶を終えて引き揚げる金沢の選手達。この写真、後から気付いたのだが、梶浦選手(赤↓)が孤独に見える・・・
B3の北陸ダービー
バスケットのプロリーグ三部B3には、金沢武士団(サムライズ)と福井ブローウィンズがある。3月2日土曜日、88歳の母が福井市の福井県営体育館に、この福井VS金沢の試合を観に行った。もちろん、弟が自家用車で連れて行って。
さすがの私もB3まではフォローしていないので母の情報に拠る。
目下B3リーグでは福井が首位で金沢が最下位(!)。しかも、閑古鳥が鳴く金沢の試合とは異なり、福井県営体育館は「満員」で、「若い子らのキャーキャーいう歓声」が響いていた。
試合は福井の勝利。日曜日も同じカードが同じ会場で行われ、こちらも大差で福井の勝利。
「情けねえ。何やっとるんや『ぶしだん』は」
と言いつつ、今シーズンはじめ(つまり昨年秋。バスケットのシーズンは秋開幕・春終了)にも金沢の試合を観ている母は、
「内容は少し良うなっとったけどな」
と評していた。
相変わらず母は「武士団」を「サムライズ」とは読めない。
だが、沼津で私が買った駿河湾産桜エビは、べた褒め。
昨年夏に柿の葉寿司をつくったときも母は国産に拘っている。
<2023年8月石川県加賀市にて撮影>
瀬戸内海産とあるが、原材料は「えび(アキアミ)」となっている(括弧内が気になる)。母も「色が良うない」と言っていた。
さて、次に柿の葉寿司をつくるのは、いつになるんだっけ・・・