石川県加賀市の加賀温泉郷協議会は、能登半島地震の二次避難者の受け入れを四月以降も継続することを決定した。

 読売新聞オンラインが2024年2月26日夜にリリースしたのを、翌朝読んだ私。その見出しを掲げておく。

石川・加賀温泉郷、新幹線延伸後の4月以降も2次避難者受け入れ「経済と両立図る」

 現在、1,700人余りの二次避難者を受け入れている加賀市。かつ、「地震後は宿泊キャンセルが相次ぎ、売り上げは例年の半分程度にとどまる」(同じ読売オンラインより)。このままでは経済的に立ち行かなくなるので早く観光業に専念したいのだが、復興が一向に進まない現状で避難者を「放り出す」ような真似が出来るはずもない。

 そこで、山代、片山巣、山中の加賀市3温泉は、

「両方やる!」

 と宣言したのだ。

 その代償として、国の観光需要喚起策「北陸応援割」を3月16日の北陸新幹線金沢・敦賀間開業と同時にやれ、と要望したらしい。先日、石川県知事が発表した「石川県だけ少し後から」は認めないぞ、ということだ。

 いずれにしろ、私が行く3月下旬には、避難者の方々と山代温泉でお会いする。それは間違いない。

 

 さて、この読売の記事から。

1:加賀温泉郷協議会

 知りません、この団体。ただ、会長は観光協会の長と同じ人のようだ。

2:加賀市の宿泊収容能力は52施設で1万人以上

 実際はこれより少し少ないというのが私の見方です。

3:地震後は宿泊キャンセルが相次ぎ、売り上げは例年の半分程度にとどまる(先述)

 母などの印象によると半分にも遙かに届かないが・・・

4:避難者と地域経済を守るために両立を図っていきたい

 協議会会長の言。難しい、全く先例のない、したがって正解のない課題に挑戦することになる。

 

 何とも重い気分になる。

 以上、これまでの経緯からお知らせします。


<2024年2月下旬:JR武蔵小杉駅にて撮影>

 恐竜博物館は福井駅から30キロくらい離れてますよ・・・

 

 スヌーピーもこう言うてるよ・・・