「風と緑の楽都音楽祭」は毎年5月3日から5日まで、金沢市で行われます。わたしは3日と4日で6つのコンサートを聴きました。
そして今日(5日)も行くつもりだったのですが、母の体調が優れないので中止。演奏会はもう良しとせえいうことやな、と思い、音楽祭の雰囲気を皆さんに知ってもらうブログでもアップしようかな・・・
と考えているところへ大地震。石川県珠洲市で震度6強。
そのときは丁度、先月亡くなった伯父宅に滞在中で、仏壇に手を合わせた後、伯母(私の亡父の姉)と従姉(その長女)と世間話をしていました。震源地から150キロ離れたここ加賀市も震度4。金沢も同震度。演奏中に震度4の地震に遭遇したら、どうなるのだろう。
いや、そんなのは脳天気な話に過ぎる。被害の少ないことを祈るばかりです。
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<音楽祭の主会場・石川県立音楽堂:5月3日撮影>
個々の演奏についてはこれから書いていきますので、初回の本日は音楽祭の雰囲気を感じていただきましょう。
有料の演奏会はもちろんホール内で行われるのですが、それ以外の場所でも様々な演奏を聴くことが出来ます。無料で。
<石川県立音楽堂正面広場:5月3日撮影>
以前は駅の構内でもやっていたのですが、ゴールデンウィークの金沢駅の混雑ときたら新宿や渋谷や道頓堀並み。舞台をつくるような余地はないので、いつの間にかやらなくなっています。
<県立音楽堂内やすらぎ広場:5月3日撮影>
再度正面広場に出ると鈴なりの観客。
聴いて、観ているのは・・・
<音楽堂正面広場:5月3日撮影>
ヘルシンキ大学男声合唱団。この団体には翌4日も遭遇。
<金沢駅前地下広場:5月4日撮影>
フィンランド語の歌のようでしたが、最後には・・・
ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」第2楽章のメロディー、いわゆる「家路」を日本語で。共演は石川県小松市の女声合唱団、いわゆるママさんコーラス団体の由。
いいなあ。
何故この場所にいたかというと、この直前に
<同:5月4日撮影>
きゃあ! 広上淳一先生と沼尻竜典先生の漫才、ちゃうわ、トークショーやっとる!
(広上淳一:オーケストラ・アンサンブル金沢アーティスティックリーダー(音楽監督)、前京都市交響楽団音楽監督)
(沼尻竜典:神奈川フィルハーモニー管弦楽団音楽監督)
ピアノ連弾も!
お二人に同時に会えるなんて超ラッキー!
一応、肖像権とかあるかもしれないのでお顔にはモザイク掛けました。手前の髪のある方が沼尻先生、奥の禿頭の方が広上先生。
ちなみに、この3月まで日本テレビで放送されていたドラマ「リバーサルオーケストラ」最終回に沼尻先生はほんの一瞬だけ映っていました。神奈川フィル・コンサートマスターの石田泰尚さんと一緒に。オーケストラを舞台としたこのドラマの音楽を神奈川フィルが担当していることは公表されていたので、このお二人が映っても当然なのですが、私が見た限り、クレジットにお二人の名前はありませんでした。
映るのが何秒未満だと名前出さなくて良いとか、そういう法令とか規則ってあるのでしょうか。
モザイクついでにもう一方。
<石川県立音楽堂で5月4日撮影>
ヴィエニャフスキーのヴァイオリン協奏曲第2番を演奏した後のヴァイオリニスト高木凜々子さん。演奏はキレがあって素晴らしかったし、サイン会での笑顔もたまりません。多くの男性がサイン会の行列に並んでいました。もちろん女性もですけど。
聴衆の中にはこんな方々も。勝手に写真撮って申し訳ありません。
邦楽の演奏も行われていた。
<石川県立音楽堂地下もてなしドーム:5月3日撮影>
金沢やんねえ。
金沢駅前の鼓門が赤く染まっていた。
<金沢駅で5月3日夕方撮影>
5月6日、決戦を迎える浦和レッズを応援するためであると勝手に解釈しているわたし。
書きたいことがヤマほどあるので、当分このネタで続けます。
ところが、連休明け早々に京都へ行くことになったり、オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)の東京演奏会に行く予定があったり、静岡の清水まで遠征に行く予定を入れたりで、急に立て込んできた5月でした。
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今朝は母を連れて魚屋さんに買い出し。80歳を超えた女性が自ら軽トラを運転して「行商」をしているのです。
<5月5日石川県加賀市山代温泉で撮影>
この魚屋さんの女将と母は、又従姉妹ということもあり、長い付き合い。当然わたしのことも知られていて、
「金沢で音楽聴いてきたんやてなあ。楽しかったか?」
と、わたしの行動など筒抜けである。
写真にモザイクかけて顔と店名は隠してありますが、地元の人なら誰でも知ってるから無駄なんですけどね。
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こんなゴールデンウィーク過ごしてます。
雨が降ってきました。破れた屋根から雨が漏るなんてことがないよう。