まだ書店で目立つところに置いてある斎藤さんのベストセラー。
その応援団とも言うべき本が出ていた。何と、社会学の大家、大澤真幸さんである。
この方の著書では次のをだいぶ前に購入してあったのだが、
何せ600ページを超える大著なので、読み切れないうちに放ったらかしにしていて、次の歴史物を読み切っただけであった。
(今回、「新世紀のコミュニズムへ」を読むに当たって、「社会学史」のマルクスのところだけは読み返したけどね)
まあ、著書の多い方ではあるが、実は社会学って何? ってことがよくわかっていない私は、この方は哲学者だと思っていて、政治的なタイトルの著書は手に取っていない。
じゃあ、今回読んだ「新世紀のコミュニズムへ」に政治的なことが書いてあったかというと、私には、書いてあったとは思えなかった。
斎藤さんのベストセラーを読んで、これから私たちは何をすれば良いのかを知りたいと思っているので、大澤さんにも期待したし、この本も読んでいて途中まではそれが最後に書いてあるかと期待したのだが、結局は尻すぼみだった。
そもそも、斎藤さんの「人新世の資本論」を受けて何を行うかは、大きく次の二つに分かれる。
A:資本主義に代わる新たな理論を構築する
(それがマルクスなのか物理学なのかは、私は問わない=問えない)
B:私たちの生活に影響のある具体的な政策をつくる
(協同組合やNPO礼賛には、私は与しないが)
大澤さんは、やっぱりAに行ってしまった。学者なので仕方ないかな。
具体的な政策が書いてないかな、と探して、元経済産業省官僚の方の書いた本なども読んだのだが、今の政策の批判ばかりで新しいものは全くなし。期待外れだった。
やはり、私が何をすれば良いのかは、自分で探さねばならないようだ。
ホンマに、9月まであった契約を6月いっぱいで切られると通告されて弱っている営業部員たちを抱えながらやらなあかんのやで。何とかしてよ。



