期待していたFC岐阜とレイラック滋賀がツエーゲン金沢と同じグループに入らなかったので、私の「百年構想リーグ」参戦は微妙になった。
Jリーグが2026年2月から5月まで行う特別な大会「百年構想リーグ」組分けの話。J2とJ3の40チームを10チームずつに分けてリーグ戦を行うのだ。
ツエーゲン金沢は「WEST-A」に入った。そこには次の10チーム。
アルビレックス新潟
カターレ富山
ツエーゲン金沢
FC大阪
奈良クラブ
カマタマーレ讃岐
徳島ヴォルティス
愛媛FC
FC今治
高知ユナイテッドSC
岐阜と滋賀は日本の真ん中辺にあって交通の便も良いので、組分けに苦労した際の調整弁に使われたのではないか。滋賀が九州のチームと組まされ、金沢の入った関西と四国中心のグループにならなかったのは可哀想としか言いようがないが。
とにかく、岐阜は何度も通っているし、滋賀の本拠地は彦根なのでこれも何度も通っている米原の隣。行きやすいと思ったのだが、残念。半年間休みやね、私は。
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さて、シーズンオフなので選手移籍のニュースが次々と出てくる。その中で、私が期待していた移籍が実現した。
町田ゼルビアの中島裕希選手がカターレ富山へ。
<以上、町田ゼルビア公式サイトより。©FCMZ>
そう、彼は富山県出身。なので、期待していたのは私だけでなく、チームとして富山も随分前からオファーを出していたようだ。富山の左伴社長が自らツイッター(現X)に、歓迎と町田へのお礼のメッセージを投稿したくらいだ(12月21日)。
ポジションはFW。得点力不足で降格争いに巻き込まれた富山にとっては得難い人材だ。年齢は41歳だが、切り札としての途中出場ならまだできるだろう。
彼を初めて観たのは金沢サポとして町田に乗り込んだ時。以来J2で何度も対戦したのだが、やられた記憶しかない。つまり、金沢側から見ればよく彼に点を取られたわけだ。
その後、対金沢以外の町田戦を観るときには彼の登場を楽しみにすることになる。昨年2024年10月5日の川崎フロンターレ戦では彼のゴールを見て歓喜しているが、これが彼のJ1最後の得点になるだろう。
<2024年10月5日:町田GIONスタジアムにて撮影>
<2023年に町田市立国際版画美術館で入手した2018年当時の選手似顔絵ポスターの真ん中一番下>
だが、今年は試合に出ていない。記録を見たら、1試合も出ていなかった。
しかし、チームの中心的存在であることは揺らいでいなかった。11月22日の天皇杯決勝で勝った後には、サポーターへの挨拶がキャプテンの昌子選手の次だった。
<ハンドマイクをもって天皇杯優勝をサポーターに報告する中島選手。2025年11月22日:国立競技場で撮影>
背番号はずっと30。町田の30番と言えば中島。
カターレ富山での彼の姿を見たい気もする。もちろん相手はツエーゲン金沢で。
金沢がリードして残り時間も少なくなってきたとき、30番を背負った彼が出てくる。これが最高のシチュエーションやな。




