朝晩は涼風を感じるこの頃、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
NHKのニュース番組で紹介していたマンガ
「ペリリュー -楽園のゲルニカ-(1,2巻)」を読みました。
(白泉社/ ペリリュー -楽園のゲルニカ-1巻)
著者は異なる世代の男性2人、この漫画の原案となる取材をしてきた
ノンフィクション作家の平塚柾緒さん(79)と漫画家の武田一義さん(42)です。
ご存じの方も多いと思いますがペリリュー島は太平洋戦争末期に
日米合わせて5万人が死闘を繰り広げた激戦地です。
実は私、平成14年にNHKで放送したペリリュー島の戦いの
あまりに壮絶で悲惨な記録映像を見て、酷く衝撃を受けてしまい
それ以来無残な場面が恐ろしくてペリリュー島についてシャットアウトしてきました。
一昨年、天皇皇后両陛下のペリリュー島慰霊訪問のニュースも
心を閉ざすような気持ちで聞いていました。
そんな私がマンガを読もうと思ったのは、平塚柾緒さんのコメントを聞いたからです。
「戦争を全く知らない人(世代)が読者。そういう人たちに、文字だけの世界の
ノンフィクションだと伝えきれない。拒否反応も出てくると思う。」
そんな時、平塚さんの取材をもとに漫画を描きたいと申し出たのが武田さんだったそうです。
「入り口は漫画でもなんでもいいと思うが、もう少し戦争を知ってもらいたい 。
そこに、少しでも役に立てたら」と平塚さんはおっしゃっていました。
平塚さんの思いを、武田さんが形にした戦争漫画。
「ああこれは、お二人が私のように直球では受け取れない人々に向けて、
そんな人々を慮ったやさしいボールを投げてくれたんだな。それならば受け取ってみよう。」
とそんなふうに思いました。
武田さんのマンガは親しみやすい可愛い絵柄です。
私もこの絵のおかげで戦争の惨たらしさや、
狂気の現実に目を背けずに知ることができました。
戦後72年、今ようやく重い口を開いて語り始めた高齢の戦争体験者が
増えてきているそうです。
伝えて下さる方々に感謝して、しっかり受け止めたい
そして私自身も祖父母や両親から聞いた話を
次の世代に伝える責任があるということを改めて思いました。
アサーティブヒューマンセンター 代表 有野享子
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