今日は天気が良い。 で、江之浦測候所へ行ってきました。 2日前までに予約が必要なので、火曜日の天気予報で今日は絶対に良くなりそうだったので予約ページ見てみたら、空いていたので即予約。
知らなかったのですが、交通機関を決めての予約です。電車で行って送迎バスを使うか、あるいは車で行って駐車場へ停めるかを指定したうえで午前か午後かを予約。午前10:00~13:00と午後13:30~15:00との入れ替え制で、人数制限がありかなり余裕をもって見ることができました。
チケットはセブンイレブンで発券をして行くのですが、火曜に予約したからなのか発券が今日からで、朝一番に近くのセブンイレブンで発券をし、ついでに昼用のサンドイッチを購入。
江之浦測候所の近くにはセブンイレブンが無いうえ、食事するところもありません。カフェはあるけど飲み物だけみたい。
車で行ったのですが、途中1号線は絶対に渋滞するのですごい余裕見て7時半頃出たら、9時30前に着いてしまいました。でも駐車場からの景色も良かったので時間持て余す事はなかったです。
途中西湘バイパスの西湘パーキングで休憩。
ここは2019年の台風で被災し、ずっとリニューアル工事をしていたのが去年からオープン。きれいに生まれ変わっています。
ここから見た箱根方面。二子山だけはわかるんだけど、あとの山は金時山とか明星ケ岳とかなのか、いつまで経ってもわからない。
海はけっこう荒れていました。
江之浦測候所は根府川駅のすぐ近く。
江之浦測候所は写真家、現代美術作家、建築家、演出家、と、多才で多彩な肩書を持つ杉本博司さんという方が設立をした小田原文化財団が運営をする美術館です。
いろんな建築物からできており、相模湾望む傾斜地に溶け込むように作られて渡してもらう本を片手に作品を見て回るところ。
これに貼ってあるODAWARA ART FOUNDATIONという丸いシールを胸に貼り、これが入館証。
アップダウンがかなりあり、ぐるっと回って2時間くらい。靴はトレッキングシューズを履いていきましたが正解でした。
そして、中学生未満は入場できません。それに天気が悪いと回ることができなくなるところもあります。
駐車場から歩いていくと、途中に小さな観音堂。
ここに祀られているのは円空仏との事ですが、蜂が巣を作ってしまい円空よりも蜂の彫刻の方が占めてます。
苑内からの景色。
季節ごとの日の出を見るための建築物があるのですが、これはたしか冬至だったか。 この上歩くことができるのですが、一応はこの石が置いてあるところまで。
みかん畑に向かう道にある石仏群。
春日大社の裏の方にあった杉が台風で倒れたのをこの3月に運んだそうです。
春日杉。
春日社。
春日大社から御霊を勧請して建てたそうです。
数理模型0010という模型だそうですが、双曲線関数を目に見えるようにしたものらしい。
これも数理模型0004で、こちらは平均曲率が0でない定数となる回転面の模型だそうです。
真鶴半島と三ツ石。
この門は明月門と言い、もともと鎌倉の明月院の門として建てられたのが、巡り巡ってこちらに来たらしいです。
他にもたくさん。一つ一つ説明見ながら回ると2時間ではとても足りないかも。
とてつもなくたくさんの建築物とか碑とか礎石とか、・・・・石舞台まで。
良く集めた。そしてこうやって景観に溶け込む配置で展示ってすごい。
行く価値ありですね。ただし、天気の良い日でないとたいへんかも。