7月21日(日)は、北海道博物館と開拓の村へ。
ぜひ観たい企画展と興味深い無料講座があるので。
しばらく切れていましたが、両館の共通年間パスポート 買いました。
前に持っていたときに何度も訪れて、写真もあれこれ公開しましたので、今回は省略ね。
(というか、今回は「常設モノ」はほぼ観なかったんだけど)
百年記念塔は解体されて、跡形もなくなりました。
昭和40年代につくられた塔だったそうな。
日本というところは、このころの建築物や建造物に対しては冷淡らしい。
老朽化とか、部品が調達できず保守が困難になったとか、景観がよろしくないとかで、さっさと壊してしまうような気がする。
明治や大正のものは「近代化の象徴」として崇められているのにね。
東京は日本橋エリアの首都高速も、地下化して、「昔の広い空」を取り戻すのだそうだ。
ただね、「ワタシにとっての日本橋エリア」は、首都高速が空に架かっていてちょっと狭苦しいのが原風景。
それを奪われるわけで、複雑な気がしている。
江戸時代が好きなひと、多いよね。
そんなに良かったのかよ、ってよく思う。
それはさておき、北海道博物館では「みんなの鉄道」の企画展。
年間パスポートと学生証を提示したら、企画展の追加料金は250円だったよ。
本当(?)はもうちょっと高い。
この博物館は、常設展部分にも鉄道関連の展示がある。
そっちは見慣れているので、今回はスルー。
企画展をじっくりと。
北海道って、博物館や郷土資料館で鉄道関連の展示を見る機会がとても多くて、嬉しい。
心のなかでよだれを垂らしながら、じっくりゆっくり観る。
鉄道が大好きな人たちが企画したんだろうなあ、というのが伝わってくる。
じっくり堪能したけれど、映像はさすがに全部は観きれず…。
そんなにお高くないから、開催中にまたふらりと来てみるか。
交通費かからないし。
※実は徒歩圏。
ワタシの生活圏の展示も。
あれ?同じ名前のレストラン、ときどき行くぞ!
ひょっとしてこれが前身?
ここから先は、「開拓の村」
映画『ゴールデンカムイ』のロケに使われたそうで、あちこちにサイン色紙とか、関連するものが展示されている。
これは、はじめて気づいた。
前からあったっけ?
函館駅の昔の時計。
ワタシがはじめて北海道に来た頃は、この時計だった、らしい。
夜行急行で上野から青森まで来て、そこから津軽海峡線で北海道へやってきた。
函館駅が、北海道で最初に訪れた街だったのだ…正直、あんまり覚えていない
この時計のことも、当然、認識していませんで、申し訳ない
馬車鉄道を挽く馬。
「競馬の日」じゃないけど、「馬」はやっぱり気になる。
講座の前に、開拓の村食堂でラーメン。
年間パスポート提示で割引が受けられる。
ここのラーメンは、リーズナブルなお値段で、なかなか美味いのです。
講座の前に、展示物を。
これは前も見たおなじみなんだけど、「礪波」にフリガナが貼り付けてあるのに気がついた。
確かに、知らないと読めないよなあ。
恥ずかしながら、ワタシも長年「かきは」と勝手な読みをしておりました
「礪」と「蠣」って、似てるじゃん。
そういう人向けですか。
講座は「北海道開拓の村にみる鉄道の遺構」
今後、「開拓の村」をめぐるときの「見る目」が変わったのを感じる。
ちゃんとした資料をくださったので、じっくり読んで復習して、また「開拓の村」を訪れたいと思いました。
ワタシがもともと知っていた知識を深めるような内容も、盛りだくさん。
いろいろ面白かったんだけど、これまであまり知らなかった「馬車鉄道」「民間資本の鉄道ブーム」「民衆駅」の話が、特に興味深かったです。
釧路駅を見ると、ものすごく懐かしい気持ちになるのは、「民衆駅」だからなんですね〜。
※昭和生まれ限定の感覚かもね。