実家でゴミ出しをしてから、施設に入居した母の面会に行く日。
本格的な実家じまいがスタート。
コロナ対応で制限のある病院→老健から、自由に面会できる老人ホームに移ったので、捨てていいかどうか本人に決めてほしいものを持参して、判断してもらえるようになりました
これまでも、うっすら感じていたのだけれど。
「捨てていいもの」と「とっておいたほうがいいもの」の判断基準が、ワタシと母ではだいぶ違う。
そして、母と妹は、よく似ている。
ワタシがとっておいたほうがいいんじゃないの？と思うのは。
合格証書や資格を取った記録、適度な分量の写真、母子手帳とか個人的に保管していた健康記録の類、「人となり」がわかりそうな文書類。
こうして列挙してみると、有名人のものであれば、博物館のガラスケースに展示されそうなものたちである。
卒業証書や卒業アルバムなど、本人がさほど希望しなくても付与されるものは、ホイホイすてていいと思っている。
まだ着られるけど、気に入らないとかサイズが変わったとか十分に着倒した衣類も、捨てる。
母は、「また使えるかもしれない」というものは、捨てられないようだ。
上に列挙した「ワタシがとっておいたほうがいいんじゃないの？」という類は、すべて、「要らない」と言われた
そして逆に、「そんなガラクタ、要らないんじゃないの？」というのは、取っておきたいというね…。
というか、ね。
老人ホームへ入る時点で、ばっさり「足切り」して分量を減らし、見晴らしが良くなった。
そうしたら、捨てる決断をしやすくなったようだ。
「そんなガラクタ」も、これまでだったら執着していただろうが。
「本当に要るの？ワタシだったら捨てるけど、お母さんがそういうんなら置いておくわ」と言ったら、数分後に、「そうね…捨てるわ」と賛成した。
あれれ？なんか、素直になったよね
そう、これも気づいたのだ。
しょっちゅう顔を合わせて、ぎゃあぎゃあと意見を押し付けようとすると反発するが。
「そうね、お母さんの言う通りにするわ」と受容して、数分〜数日顔を合わさずにいると。
あれこれ考えて、意見を変えたりする。
「一人暮らしの不安」が解消されたので、「ひとりでゆっくり考える」ことが出来るようになった、ように見えますよ。
さて、ごみ捨てのために早く家を出たから、時間調整に1時間くらい歩くことに。
湘南台まで歩いて、相鉄線に乗る。
母の施設は海老名市某所で、最寄り駅は相鉄線某駅。
通常は、小田急で大和まで行って、相鉄線に乗り換える。
遠回りだし、アホみたいに時間はかかるけど
二俣川で海老名方面に乗り換えれば、50円くらい安く行ける。
相鉄線だけだからね〜。
朝食は食べてきたが、腹が減ったので、2度めの朝ごはん。
マクドナルドにて。
面会が終わって、映画を観たい気持ちになったので、海老名へ。
昨年秋から利用できるようになった株主さま特典を使って、イオンシネマで映画を楽しむのだ。
イオンオーナーズカードを使うと、鑑賞料金1000円でポップコーンまたはドリンクが無料でいただけたのだが。
「ポップコーンまたはドリンク」のサービスが廃止になったと
料金は据え置きの、1000円。
まあ、「ただなら、もらおう」という程度で、正直どうでもよかったんだけどね
イオンだからさ、食品売り場で安い飲み物買えるもん。
なんなら選択肢も多いし。
鑑賞したのは『ARGYLE／アーガイル【字幕版】』
ちょっと複雑で、現実味のない「スパイもの」
面白くて、飽きなかった。
どことは言わないけれど、英語の聞き取りが得意でよかった
と思うシーンもあったしね。
「近日公開」も、観たい作品がたくさんあるね。
母の面会ついでに、ちょいちょい来ることになりそう。
シネマ de おトク を利用して、以前から気になっていた中華料理に行こうと思っていたのだが、映画が終わったのが午後3時すぎでランチ営業終了。
ディナーまで「準備中」になってしまうお店だった
今回は、本当に行き当たりばったりだったから、仕方ない。
この次は、「ランチ」が食べられる時間帯に映画を鑑賞しよう。
帰りも交通費を節約。
便利なのは、海老名から相鉄線で大和経由なのだが。
ぐるっと大回りの相模大野経由なら、小田急だけで移動できるので、少し安くなる。
鉄道好きなので、さほど苦になりませんしね。
小さなことから、コツコツと。
