久しぶりに、日帰りで鉄分補給しようかなあ、と考えていました。
 
貧血じゃないよ滝汗
鉄道に乗りまくろう!というほうの「鉄分補給」
 
前にも、思いついてやめた大回り乗車。
茅ヶ崎からの、相模線を使って、千葉までぐるっと回るやつ。

 

そのとき考えたほどハード(?)ではないマイルドな鉄分補給ルートを考えて、時刻表も調べておいたのですが。
 
それより「こっちがいいじゃん」というプランが思い浮かんでしまったので、いそいそと。
 

 
やっぱり、茅ヶ崎へ。
 
地元出身でこのブログを見てくれている友人から、「そういえばあんたは、茅ヶ崎にはあまり行かないのね?」と突っ込まれた。
おっしゃるとおりで、1年以上、足を運んでいない。

 

 

父が生きていた頃は、散歩先として、「茅ヶ崎市」にはちょいちょい行ってましたけどね。

「茅ヶ崎駅」には、もともとあまり来てなかった。

 

藤沢地元っ子だった40年前、「わざわざ」茅ヶ崎に行く用事というのは、まあ、なかったね。

藤沢にはデパートもスーパーも複数あったし、映画館もあった。

 

しかし、いつの間にか「図書館城下町」大和市に負けた…と感じることが増えたようにゲッソリ

「藤沢駅前」は「茅ヶ崎駅前」にも負けてるんじゃないか?と。

 

なにしろ、この日のメインは映画鑑賞。

 

藤沢駅周辺には、もはや、映画館はないのだえーん

「藤沢市」という意味では、他所にあるんだけどね。

「デパートらしいデパート」というのも、もはや、「ない」といっていい。

 

目指すはイオンシネマ。

 

 
ちょっと何を考えてるのかわからないが滝汗 
茅ヶ崎駅から徒歩圏、ほぼ同じ距離、似たような方面に、イオン店舗が2軒ある。
間違わないように?それぞれへの歩き経路を示した看板あり。
 
北海道でも、「イオン系列」がご近所に複数あるエリアをよく見るけれど、「イオンモールとザ・ビッグ」とか、「イオンとマックスバリューとまいばすけっと」のように、「ブランド」は異なることが多いように思う。
 
イオン ✕ イオン が割と身近なところにある、というのが新鮮。
 
 
まずは、イオンシネマがある「そよら」へ。
 
 
9時台の回を見ようと、8時45分くらいに到着。
 
 
まだオープン前だが、館内に入ってイスに座って待つことは可能。
これは、ありがたいねえ。
「あさイチの回」を観に行くことが多いから、開館前に外で待たされることが多いのよ。
夏は暑いし、冬は寒い。
この一点だけでも、茅ヶ崎の株がぐーんとアップ。
 
そしてワタシは、この秋から、イオンの株主優待である「オーナーズカード」を持っているのである!
オーナーズカード特典で入場料は1000円。
イオンシネマは55歳以上ならいつでも1100円なのだが、それを上回るおトクOK
 
しかも…
自動券売機で買ったら、複数枚のチケットが出てきた。
なんじゃ?
 
 
なんと!ドリンクS or ポップコーンSがいただけると拍手
この特典は…気づかなかったよ。
 
この素晴らしいおトクさに、朝からテンション上がりまくりラブラブ
 
 
ジンジャーエールをいただきました。
本当はコーヒーが良かったけど…トイレ女性トイレが心配なので。
 
 
さて観に来たのは『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』
 
原作は「発表された時代」に読んだことがある。
あれが、まさか、何十年もたって、アニメじゃなくて実写で映画化されるとは…と驚愕した第1作。
 
映画独自の部分も多かったけど、原作はまるっと取り込まれていて、バカバカしくも面白かった。
 
でも、原作はもう取り込み済みじゃなかったっけ?
続編はフィクション、いや違う、そもそもフィクションか。
フィクションの上のフィクション、茶番とバカバカしさの倍増化か?
 
期待を裏切らないバカバカしさ。
わかる人にしかわからない地元ネタのボケやツッコミやギャグ。
もはや、埼玉じゃないし…と思いきや、「現代」部分でしっかりアピール。
 
出演者がまた豪華。
一瞬しか出ない人も多いから目を凝らして見ようとすると、ストーリーが見えなくなる。
 
芸能ネタが好きだと、一段と楽しい。
内容はけっこうゲスなのに、不思議と上品で美しいビジュアル。
 
天童よしみさんて、出生地はあの県だったんですね、みたいな「一般に言われている出身地」からさらに踏み込んだ「出生地」までネタにしているのは、マニア向けかね。
 
二階堂ふみさんが好きなので、もっと観たかったな〜。
前作より、出演シーンの比率が低かった気がする。
 
盛りだくさんで楽しかったけど…130分は、長いよね泣き笑い
最後はやっぱり、トイレに行きたくなっちゃったよ。
ぶっちゃけて話せる同年代の友人たちも、だいたい、同じようなことを言う。
「長い映画は、トイレが心配で、気が引ける」と。
理想的には、90分以内で作っていただきたいね〜。
 
 
映画館って、一回来ると、クセになる。
予告編や上映予定作品のポスターを目にすると「また来ようかな」と思ってしまう。
しかも上述のように、イオンの株主様はオトクに楽しめるのだし。
 
 
さて、映画のあとは、お食事。
フードコートのリンガーハットへ。
 
 
シネマチケットでおトク!の対象店舗。
サービスは、餃子3個無料!
 
 
というわけで、「餃子10個定食」を「餃子10個+3個定食(ごはん大盛り)」にしました。
小ぶりで、カリッとした焼き加減が美味しい餃子。
今「ぎょうざまつり」で、マヨネーズサービスだったらしい。
 
650円。株主優待550円分、自腹は100円。
 
 
さて、ぶらっとしてから、もう一箇所のイオンへ。
 
 
駅から徒歩7分、ということになっているが、公園や市役所を横目に散歩がてら歩くと、あっという間に着いてしまう。
歩道は十分に広いけど、自転車が多いので要注意。
昔と比べたら減ったよねー、なスクーターが写り込んだ。
 
 
こちらは、イオンラウンジを使う目的で、やってきました。
 
コロナ以降のイオンラウンジは、1日1回30分、1ヶ月5回まで、予約制となっている。
 
コロナ以前は持ってなかったから、以前はどのくらい「自由」だったのか知らんが、ネットでは「改悪改悪!」と評判がよろしくない様子。
 
ワタシはイオンラウンジを使える権利を複数持っているので、2回続けて予約して、1時間ダラダラさせていただきました。
11月ももう終わりなのに、まったく使ってなかったからね〜。
 
無料の美味しいコーヒーを飲みながら、読書したり、ちょびっとウトウトしたり。
 
 
帰りは、市役所周辺を視察。
 
 
茅ヶ崎カフェというのが目に留まった。
 
 
「スペシャル佳祐ドック」なるメニューが貼ってあり「SOLD OUT」になっている。
ああそうね、茅ヶ崎といえばサザン、桑田佳祐。
 
 
そしてこちらは加山雄三!
なんだか、『翔んで埼玉』の「有名人対決」を思い出した。
 
そうなのだ、「茅ヶ崎といえば」という有名人がサラリと思い浮かぶのが、茅ヶ崎市の強み。
 
それに引き換え、我が藤沢市は…誰なんだ?
いろいろいるけど、「藤沢といえば、この人!」というのは…いないような気がするわ。
そういえば、江ノ島があるのは藤沢市、というのも意外と知られていない。
 
「いいところのようだし、人気があるから地価も高いけど、実はよく知らない。それが藤沢市」でしょうか。
 
 
茅ヶ崎へあまり足が向かなかった理由のひとつは、交通費。
小田急と東海道本線を乗り継がなくてはいけないから、割高感がある。
歩くには、ちょっと遠い。
 
しかし、東海道本線は速いラブ
並走する車をガンガン抜いていくのは、なかなか爽快。
この気持ちよさを思えば、運賃の「割高感」も「ま、お布施と思えば…」
なにしろ、鉄道好きなんだしさあ〜。
 
たまには来よう、茅ヶ崎。