母を住宅型老人ホームに入居させました。
まずは、入居関連と転居関連の事務手続きで、バタバタ。
そちらが少し落ち着いてきたので、実家じまい。
ワタシの中では、まだ「不確定要素」がある。
実家の退去通知はあとちょびっと、先にしようと。
まずは、NTTの固定電話を解約することに。
父が亡くなったとき、あれこれ調べて、ややこしい手続きをしたっけ。
あれから1年半しか経っていない。
あのとき、「もう携帯電話だけでいいんじゃないの?節約のためにも、NTTは解約したら?」と母に言ったのだが。
がん!として受け入れず、固定電話を持ち続けることに執着した。
そんなに長電話もしないし、どちらかといえば迷惑電話のほうが多かったのに。
予想はしていたが、NTTの解約電話はつながりにくい。
というか、できたらネット経由でやってくれい!という趣旨のガイダンスが流れた。
え?いいの?解約だぜ
と、ホイホイとスマホから解約。
連絡先の「メールアドレス」が必須になっているところが、NTT様らしい。
引き止めたりしないで、いいのかよ。
ていうか、なんならNTTさまも、ご家庭の固定電話をやめてほしいのか?
数日後に、怪しいメールが2通、続けて届きました。
「パスワード通知メール」に、パスワードが表示されている。
ワタシのセキュリティ感覚では…ありえない![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
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100歩譲って、パスワードは「電話で口頭」か「郵送」でしょう…。
これは、絶対、最近よく来る「セキュリティ」を謳った怪しいメールと同類!
…と思ったんだが、いやしかしまてよ、ワタシは確かにNTTの解約手続きをしたしな。
メールの「件名」をコピペして、ネット検索。
過去に同じ「トラブル?」に遭遇した人の経験談を探す。
するとですね、なんとこれ、ちゃんとしたメールだったらしいのです。
ほんとかよ?と半信半疑。
まあ、やばい情報の入力を促されたら逃げればいいや、とアクセスしてみる。
「URL通知メール」に表示されたURLをクリックして表示された画面も、シンプルすぎて、怪しい。
通知されたアカウントIDとパスワードを入力したら、Webメールっぽい画面に切り替わり、正常に解約処理が完了したことがわかりました![拍手](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/130.png)
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詳細は書けないのだが、ほかの「ある解約処理」はNTTさまのようにスムーズにいかなかったのよ。
なんで解約するの?とキビシク追求され![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
想定外のツッコミに右往左往し(電話越しだけど)![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
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解約にご納得いただけなかったようで、後日、ワンランク上?と思われる別の担当者から連絡があった。
こちらはこちらで、それまでに精神状態その他を立て直し、落ち着いて応対したら、あっさり解約できました![拍手](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/130.png)
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いやほんとにね、詳細書かないのにあれだけど。
今回、母の施設入居(およびそれに付随する諸々のこと)に関しては。
「同居の子供」ならラクラク出来て。
「別居の子供」は他人同様の面倒臭さ、という案件が多いね。
病院関係は、同居だろうが別居だろうが、「配偶者」か「子供」ならオッケーなことが多かったのにね。
逆に言うとね。
ワタシのように「お一人様の老後確定!」の者は、あらかじめ「有償のお一人様向けサービス」を契約しておけばいいんじゃん!と![爆 笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
![爆 笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
ただね。
ワタシは子供がいないから、こんなふうに割り切れるけど。
子供がいたとして、「子供に迷惑かけたくない」からといって。
「有償のお一人様向けサービス」をがっつり契約していたら、子供はどういう気持ちになるだろうか。
自分に置き換えて、「仮に」母がもっとしっかりと将来を考えるタイプの人間で、手回しよく「お一人様向けサービス」を準備していて、ワタシは何もしなくていいよ、だったら。
ラクだと思う?
いえいえ、愕然とすると思う。
そんなに、ワタシのことが信用できないんだ、とね。
水くさいじゃないの、とね。
それでは、「子供のいないおじやおば」から頼られたら?
ワタシには、故人も含めて二組の「子供のいない伯父夫婦」がいる。
子供のころから、この人たちとはほとんど往来がなく、親しみも全くない。
実際にはなかったシナリオだけど。
彼らから頼りにされたら、「冗談でしょ?」と拒否していただろう。
「親子」と「きょうだい以遠」は、法律上だけでなく、心情的にもぜんぜん違うのだと。
「母のこと」をしている過程で、つくづく思う。
実家は築約60年の公団賃貸住宅。
今は「UR」だけどね。
結婚以来、何度か民間の賃貸住宅に住んで、引っ越したので、撤収そのものはまあまあ慣れているのだが。
URの賃貸って、退去日の「2週間前」までに通知すればいいんだね![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/014.png)
![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/014.png)
これは、ちょっとびっくり。
だってさ、最低でも1ヶ月だと思っていたから。
今住んでる「藤沢の我が家」は、1ヶ月前までに通知しなくてはいけない上に、「次の入居者候補の内見などに協力する」という条件までついている。
我が家は「西新宿の我が家」の大家さんでもあるので、すぐに次の入居者を決めたい気持ちは、すごくよくわかる。
URって…違うんだな、「感覚」が。
好んで住んでいる人は別として。
ワタシの両親のように、「ほかの選択肢は考えられない・考えたくない」という理由で、URや県営・市営の低所得者向け賃貸住宅に住んでいるような方々は、「そうでない人々」とは、いろいろな意味で「家」に対する「感覚」が違うかもしれない。
ワタシの両親はUR、連れ合いの両親は市営住宅に住んでいたから、なんとも思ってこなかったが。
10年くらい前だったか、ある独身の友人と飲んだとき。
「将来、お金と住むところがなくなったらどうしよう」と、ものすごく不安を訴えられた。
そんなの、「安い団地」に住めばいいじゃない。
どうしてもお金がなければ生活保護だってあるし、なんとかなるわよ。
…と言ったのだが。
「そんなのイヤ!」と返ってきたので、あれれ?そうなんだ、と。
ワタシや連れ合いの親の「暮らし」を否定されたような、妙な気持ちになったが。
これがいわゆる、「生活のレベルを下げたくない」というやつなのですかな。
その友人は、その時点ではまあまあお金に余裕があり。
ワタシと比べたら、いろいろ「自分磨き」にお金をかけている方だったので。
将来が不安だったら、少し節約すれば?と思ったが。
これはもう、人生観の違いよね、と感じたから口にしなかったし。
一事が万事で、少しずつ疎遠になっていったのよね。