年末年始に「移動型の旅」をしていたら、旅先でよく考えることを、また考えた。
 
これっぽっちの荷物で暮らしていけるのに。
なぜ、あんなにたくさんの「モノ」に囲まれて、生きなきゃいけないのかね。
 
そもそも、断捨離済みで、新陳代謝のようにこまこまと「不要物」を排出しながら暮らすようにしているし。
 
我が家を訪れる人は誰もが、「モノが…少ない爆  笑」と驚いてくれるし。
ならば、見えないところに隠しているかといえば、押し入れもガラガラだし。
 
旅のスタイルは、国内外どこへ行くときもほぼ同じ。
超軽量の20リットルザック(3日以内ならもっと小さいリュック)。
サコッシュ?っていうの?ショルダーバッグ的なやつ。
 
これに、ここ数年足したのが、トートバッグ。
列車の移動中、ザックは網棚にあげてしまうから、手元に置いておきたい水やおやつ、本などを入れておく。
トイレに立ったりするときの「席確保用」にも使う。
基本、ひとり旅なので、「場所取り」「順番取り」はそれなりに戦略が要るのだよ。
 
 
脱線したが、とにかくね。
「死ぬまで持ち歩いて、棺に入れてもらおう」と思っていたもののうち、「分量ベースで4分の3程度」を捨てた。
 
放送大学の卒論と修論、およびその関連物。
「共著者」としてワタシの名前が入っている本や、ペンネームだけど作品が掲載された雑誌など。
「また行くときに…」と保管してあったお遍路グッズ。
 
さすがのワタシが、自分でも手放しにくかったモノたち。
こんなのを残されたら、遺族も処分に困るだろう(ん?いるのか?)
 
そんなに場所を食っていた訳では無いが、そもそもの総量が少ないから、押入れは「うわあ、さらにガラガラじゃあ爆  笑
ドラえもんを余裕でかくまえる。なんなら、ドラミちゃんも。
 
 
新宿のBOOK OFFで、110円で買える本がぜんぜんなかったことに衝撃(?)を受けたワタシ。

 

 

ひょっとしたら藤沢も?と。

 

行ってみた。藤沢駅北口にあるお店。

 

110円の棚は、健在拍手

めっちゃ、たくさんありました。

 

ただね、少女コミックだったかな?

買取をやめた分野があるみたい。

 

110円の本の棚を眺めていて、気がついたら5冊、手に取っていたよ。

 

 
これで550円。
あんまり読んだことがない作家の本を、意図的に選ぼうとしたが、ついうっかりホリエモンと上野千鶴子先生の本も入れてしまった。
 
ホリエモンの書いていることは、まったくもってその通り!ということばかり。
そういう本を読んでも、気持ちよくなるだけで、自分のプラスにはならないんだが(マイナスにもならないが)。
「気持ちよくなる」のも、大事だよな。
 
 
裏に値段がついている。
 
残りの人生で、本を読める時間は限られている。
これからは、「読むべき価値がある本」だけ読んでいこう。
 
…というエラソーなことを大真面目で考えていた時期がありました。
 
そんで、「読むべき価値がある本」って…なんだろう。
…と図書館や本屋で逡巡したり。
「価値がありそう」な本に手を付けたものの、ぜんぜん面白くないし笑い泣き
 
これって、本当に「いい時間の過ごし方」かね?
 
…と思うようになってしまったので、その考えは廃棄廃棄。
 
しばらく行かなかった快活CLUBにまた足を運ぶようになったのと、「その考えは廃棄」、同期していた気がする。
 
 
散歩中のお写真。
 
 
時代劇で、「上方の大盗賊が江戸でおつとめ」とか、「江戸で悪事を働いた奴が必死で逃げて身を潜める」とかっていうのが、とりあえず、平塚宿や藤沢宿あたり。
 
…のような気がする。
 
 
藤沢本町駅で、踏切待ち。
 
 
ぼーっとしてたら、おや?
この「非常ボタン」を保護している構造は、古い線路で作られているのかな?
 
 
渡った反対側にも。
しょっちゅう通っている道なのに、今まで気が付かなかった。
 
こういう使い方って、なんとなく、旧国鉄がやりそうって思ってたけどね。
小田急にもあるんだ。へえ。