前回の続き。

 

 

仙台のカプセルホテル「ナインアワーズ」に落ち着いたところで、大地震のニュース。

実はワタシはこのとき、体調があまりよろしくなかった滝汗

 

どのあたりからだろう…北海道にいたときから、喉に違和感が。

空気が乾燥しているせいか、風邪のひき始めか。

 

寒気や悪寒、関節痛がないから、インフルエンザではなかろう。

一度罹患した経験を思い返すと、新型コロナも違うと思う。

 

さすがに、アラカンにはきつい旅程だったかゲッソリ

という気もするが。

 

コロナが「普通の病気」になって以来、列車の換気も以前ほどはしっかりしていない。

ていうか、冬で寒いし。

ちょっとくらい具合が悪い人も街中にウロウロしているし。

ゴホゴホ咳き込むひとも、そこここにいる。

 

そりゃあ、伝染るよね笑い泣き

マスク無しでヘラヘラ移動してたんだもん。

 

 

「移動型」を標榜していた今回の旅。

「北海道・東日本パス」の期限がこの日で切れるので、翌日は1回分残っていた「青春18きっぷ」を使って、首都圏のどこかまで移動。

 

もう一泊、どこかの快活CLUBで泊まって、なるべく安い交通手段で「藤沢の我が家」へ帰ろう!と考えていたのだ。

 

 

あれれ?

「翌日」じゃなくてもいいんじゃない?

「青春18きっぷ」だし。

 

 

つーわけで、仙台でステイ!

「ナインアワーズ」で連泊。

 

「ナインアワーズ」は、フロントでは延泊を受け付けてくれませんで。

ネットで翌日の予約を入れてから、「連泊です」と申告する。

 

ここは連泊でも午前10時にチェックアウト、午後2時まで戻れない。

カプセルとロッカーは同じ番号を継続して使わせてくれるから、大きな荷物やその日の行動に不要なものは置いておける。

 

 

どうやら、「体調悪化のピーク」は到着した日の夜中だったらしい。

朝になったら、なんとなくすっきりした気分になっている。

 

4時間ほどの時間つぶしも、いいアイディアがわいた。

気力が復活してきた証拠!

 

前日のドトールモーニング以来、何も食べる気がしなかったが、軽くなにかお腹に入れたい気持ちになってきた。

 

※体調不良で食欲が無いときは、経験上、何も食べずに水だけ飲んでるほうが早く回復するのだ。

 

9時半すぎに、ズルズルと外へ。

 

 
「白石」って見ると「札幌へ帰ってきちゃった?」とか思う。
 
 
通りに面したマクドナルド。
なんとなくだけど、海外旅行で立ち寄った店舗と似た雰囲気。
 
キャッシュレス専用のセルフオーダー機で注文して、出来上がったら持ってきてもらうようにした。
 
 
ソーセージマックマフィンとコーヒーの「コンビ」
最低価格帯のセットのひとつで、240円。
 
復活したと思ってたけど、まだまだだったみたいで。
やっとこさっとこ、食べ切った。
 
お通じも不調。まあ、食べてないからな。
 
さて、地下鉄駅へ。
 
 
仙台交通局のICカード。
SUICAとの互換性は不完全で、エリア外やコンビニとかでは使えないみたいです。

 

 

ちょいと調べたら、土日休日の「一日乗車券」がお安いので、これを使って地下鉄でダラダラ時間を潰そうと考えたのです。

 

市営地下鉄の「土日休日一日乗車券」がおトクなのは、札幌や名古屋も同様で、それらでの経験からの推測。

ここにもあるんじゃないか?と思ったのだよね。

 

 
それにしても…なんですか、このシンプルすぎるきっぷのデザイン。
 
 
と思ったら、自動改札を通した後に、駅名と日にちが印字された。
ひょっとして、乗り降りするたびに印字が増えていくの?とワクワクしたが。
そんなことはなくて、最後までこのまま。
 
 
「鉄道むすめ」は全国に生息(?)しているらしいが、ワタシの注意を惹くのはなぜか東北方面へお出かけしたときばかり。
 
 
地下鉄の末端に「八木山動物公園駅」というのがあったので、来てみた。
 
来てみたけれど、動物公園の入り口が「屋上」ってどういうことだ。
 
 
こういう眺めが楽しめる「てっぺんひろば」
 
 
…の先に、動物園の入口。
 
旭山動物園や多摩動物公園もそうだけど、園内にかなりの高低差があるのだろう。
 
 
大人の入場料は480円とリーズナブル。
 
年始の動物園は1月2日から開園するところが多い。ここもしかり。
お約束は干支ネタ。
 
…なのだが、今年は空想上の動物「辰年」なので、いささかこじつけ感が。
水族館ならタツノオトシゴとかなんだろうけどね。
 
それほど規模が大きいわけではなく、地元の人に愛されるタイプの動物園だと感じた。
開園はかなり前のようで、少しずつ新しい設備に更新している様子。
 
「昭和感」がある懐かしくも「動物がちょっと…かわいそうショボーン」に見えてしまう檻(たぶん、当該動物はなんとも感じてないけどね)もあれば。
 
「平成以降の最先端感」がある明るくて見栄えのする設備も。
 
 
 
このミキオは、宮城県出身で有名なあのコンビの方からとったお名前?
(茨城県出身だけど)
 
 
けっこう近くで見られて、楽しい。
 
 
干支の動物引継ぎ式も、動物園の正月あるある。
ウサギはいいけど、「辰」はワニトカゲでいいのか?
 
 
ここは爬虫類館。
冬の動物園は概して寒いが、爬虫類館は暖かいので、ほっとする。
 
…はずだが、この日が暖かかったのか、北海道から移動してきたせいか、単に体調不良で熱っぽいのか。
外も寒くなかったし、爬虫類館は「暑い…」という感じ。
 
 
 
古めかしいなあ、と思っていたら、今年解体予定らしい。
 
 
「昭和46年」というのがあった。
ワタクシは4〜5歳。
 
 
こんなに端正なポーズでこっちを見つめるライオンを見た記憶は…ないねえ。
さすが、伊達男?
 
 
しろくま。
 
 
プレーリードッグ。愛くるしい。
 
 
日本の動物園ではあまり見た記憶のないフタコブラクダ。
つやつやしていて、きれい。
 
 
入場時に想像したとおり、園内に高低差があって、ずんずん下って反対側の入口に出ました。
 
 
てくてく歩いて、地下鉄駅へ戻る。
「てっぺんひろば」が駅の真上にあって、「もうひとつの入口」は駅から少し離れている。
 
ホームへ。
 
 
これは…ちょっとおもしろい。
「日本一標高の高い地下鉄駅」
 
東京都民時代に「深く潜る地下鉄駅」を使いまくっていたから、「標高が高い地下鉄駅」など、考えたこともなかったね。
いやあ、これはいい発見でした!
 
 
ちょっと調子に乗りすぎましたか。
また具合が悪くなってきたプンプン
 
チェックイン時間まで1時間くらい、地下鉄に乗ったり、ベンチに座ったりして、時間つぶし。
 
 
無事に戻ってきて、再チェックイン。
 
しばらく休もうと、館内着には着替えずに、ゴロリ。
 
2時間ほど休んだら、少しお腹が減ってきた。
 
お粥が食べたいなあ。
 
でも、お粥専門店なんて、あるかしら。
中国か台湾ならいくらでもあるけど。
お粥を出してくれる中華料理店でもいいんだけど…
 
とか思いながらGoogleマップで調べたら。
あるじゃん!お粥専門店!
仙台駅!
 
「ナインアワーズ」って、仙台駅から地下鉄で一駅。
歩くとちょっと遠いが、普段のワタシなら地下鉄に乗るのはもったいない距離感。
 
体調が悪かったこのときは、「地下鉄一日乗車券」があって、本当に良かった!と思ったのですよ。
 
 
いそいそとやってきたのは、エスパル地下一階の粥餐庁。
 
 
粥餐庁は、新宿駅西口の地下にある。あそこが発祥だったのか…。
2003年に新宿に住み始めて、通勤帰りによく立ち寄った。
懐かしいお店のひとつです。
 
その粥餐庁に、ここ仙台で巡り会えるとは…。
 
 
とり肉と生姜が入ったシンプルなお粥。
ああ、薬膳だなあ。
弱ったからだにしみるわあ。
 
780円。
この日は「お粥が食べたい!」だったから、値段など気にならなかったけれど。
 
ワタシが新宿で足繁く通ったころと比べたら…高くなったね。
 
 
仙台も、地元出身の有名人が広告に出演。
 
 
銀行。このコンビは、見た目に反して(失礼な!)マジメだからね〜。
 
 
とはいえ、短い仙台滞在で一番よく目にしたのはこの方 羽生結弦さん。
 
結婚とスピード離婚でも、あまりイメージが悪化していない気がする。
もともと、「ふつーの人」じゃない感が強いというか、「おとぎ話の王子様」みたいだからというか。
 
 
続く。