前回の続き。

 


さて、元旦。
今回の北海道・東日本パスの有効期限は、この日まで。

「鉄道の」始発でがんばればかなり遠くまで行けますが、ワタシはそんなに急がないし。
で、仙台まで。

実はあれこれ考えたのですよ。
東北地方には、乗ったことのない路線もあるし、ずっと昔乗ったきりで、記憶もおぼろな路線もあるし。

本当は9月後半に、そういうところを回る旅を計画していたのですが、母の入院でボツにえーん

今回は、北海道へ行って、戻ってきたということで。
東北はさらりと通過しましょうと。

ただですね!
泊まってみたかった宿が、仙台にあるのです!
それが理由の、仙台泊。

まずは乗り鉄から。


始発の市営バスで青森駅西口。

このバス路線はちょっとややこしくて、フェリーターミナル方面行きは東口から出発し、西口には寄らない。

逆向きは、西口に寄るのもある。こちらの方が、跨線橋を越えるためにぐるっと回らないので、早く着くのだ。


早く着いたので、一本早い青い森鉄道に乗れたけど、仙台着は変わらず。
八戸で追い付かれる。とほほ。




途中で、初日の出。
列車から拝めるのは、なかなか嬉しい。


野辺地。


そんなこんなで、八戸到着。
一時間くらいあるので、何か食べようかと。
この先はちゃんと食べられないかも、という危機感もあり。


改札横の駅そばはまだ開いていなかった。


お!いつかあそこで食べてやろうと思ってた駅中横丁!


朝食バイキングがあることを確認。
今回はその気分じゃないが、青森を早朝に発つとき、八戸まで辛抱してどかん!といただく、というのは楽しそうだ。

脳内八戸駅前地図に、もう一ヶ所あてがあったが、お休み中。
どうしようかなー、と駅のほうを見たら…


ドトールが営業中!


というわけで新年早々、株主優待で全額精算のモーニング450円。

乗り鉄生活で一番役に立つ優待は、今のところ、ドトールかも。



いわて銀河鉄道の車両。


「ジャパンレールパス」や「青春18きっぷ」じゃ乗れません、という注意書き。

「青春18きっぷ」は承知してたが。
「ジャパンレールパス」も不可なのかっ!
ケチ!
ワタシには関係ないけど。
※訪日外国人向けです。

乗り換えは往路と同じ。


盛岡。
コインロッカーにいろいろ書かれている。
「日本最古の欠勤届」ってのが面白い。
そんなの、気にしてる人がいるんだねえ、と。


盛岡も、そのうちゆっくりダラダラしてみたい。


元旦は駅の利用者は少ないのでは?と思ったが、けっこういる。
家族に見送られてる人も。
えー、もう帰るの?

まあ仕事とかあるのかもだし。
かつてのワタシみたいに、実家にあまり長居をしたくない人もいるのかもしれませんねえ。


一ノ関。
なのだが、「ようこそ一関へ」とでっかく書かれている。


小牛田。
このあたりも、ゆっくり乗り鉄してみたいところ。


仙台到着は15時半。


使いまくった北海道・東日本パスは、これにて終了です。

さて、仙台で泊まってみたかったのは、こちらのカプセルホテル。


「ナインアワーズ」
前々からビジネス誌などでウワサを目にしていて、体験してみたかったのです。


寝ることに特化したつくりになっているとか。
こんな感じで、カプセルが並んでいます。
ここは女性専用フロア。
別の階は男性専用。


蚕になった気分ですが。
寝心地は確かにいいですよ。

わりと大きな鍵付きのロッカーが割り当てられるので、寝るのに必要なもの以外はそこに収納してね、ということです。


シャワールーム。


チェックイン時にフロントで、タオル類と館内着、歯ブラシが入ったメッシュバッグを渡されます。

普段良く泊まっているドミトリーやホステルは、タオルレンタルは有償だったりしますが。

ここは本当に、手ぶらでも泊まれそうです。


カプセルに落ち着いて、ごろっとした頃。
携帯が鳴った。
というか、強い地震の警報音。
ワタシだけでなく、あちこちから、同じような音が。

揺れたのかな?
横になってたから、正直、よくわからない滝汗
ただ、ガタガタと音がした。

能登半島で大地震。
移動中にLINEでやり取りしてた友人から、そっちは揺れた?のメッセージ。

「らじるらじる」で、地震情報を聞き続けた。

続く。