あけましておめでとうございます。

前回の続き。2023年の大晦日。

  

 

北海道・東日本パスを使って、久しぶりに野放しの年末年始を移動型の旅で過ごそうという今回の計画。

 

当初は、往路はさておいて、復路に夜行の「室蘭から青森のフェリー」を使って宿代を浮かし…。

そのまま、早朝から列車を乗り継いで関東を目指す…ということを考えていたのです。

 

ところがこの航路、年末年始は運休ポーン

 

あてが外れましたが、それでも「今年のうちに、乗っておきたい!」と思ったので。

青森から室蘭へ向かう「昼の船」に乗りました。

 

 

それならば!と思いついたのが、今回ぜひやってみたいこと よっつめ。

 

夏の旅のときに、「この次は」と記していた北海道・東日本パスの「オプション」を約6000円で買う。

そして、北海道内を特急で移動して、北海道新幹線に乗って、新青森までズバババッ!と移動。

 

 

よしよし、これで行こうとウキウキ猿猿していたが…。

待てよ、これってひょっとして…年末年始は使用不可だったりしない?

 

したーーーー!!!

ワタシが目論んだ期間には、ぜんぜん使えないじゃんかポーン

 

 

なんなら…日程的に、往路なら使えたんだけど。

 

「新規就航フェリーに乗ってみたい」 vs 「特急オプション券で新幹線と道内の特急に乗りまくり(1日だけ)」

 

ワタシは、前者をとったのです。

北東パスのオプション利用体験は、来年に持ち越し。



そして、今回ぜひやってみたいこと よっつめ(改訂版)

 

津軽海峡フェリーの「深夜便」を使って、宿代を浮かせよう爆  笑

 

これはかねてから、一度チャレンジしてみたいと思っていたのです。

 

ワタシの節約旅は「趣味と実益」。

そんなにね、ギリギリまでお金を使わないようにしたい!ってわけじゃないのよ。

なんなら、お金はそこそこ持ってるしさ札束

 

 

今回の旅のテーマは「もう一度、22歳頃の旅を」

 

 

35年ほど前。

周遊券を使えば、「追加料金なし(あるいは、わずかな追加料金)で、一晩寝られる急行(椅子だけど)」が存在していた22歳前後のころ。

ワタシは本当に、「宿代わり」に列車で寝ていたのですzzz

 

理由のひとつは、少しでも宿代を浮かすため、でしたが。

 

当時は、「一人旅で安心して泊まれる宿泊施設」として「ユースホステル」しか頭になかったので。

今みたいに、ビジネスホテルを探して、どこでも一人でほいほい泊まってしまうほど進化(?)する前だったので。

 

ユースホステル以外に「安心して眠れる場所」は「列車内」だと、なぜか思い込んでいたのですよね〜真顔

 

 

今は、もう。

予約なしとか、直前にふらっと窓口に寄って乗れるような「気軽に一晩過ごせる夜行列車」は、なくなってしまった。

 

でもでも!

フェリーなら、まだあるじゃないか爆  笑

「宿泊が前提」というわけではない、昼便もあって、睡眠時間としてはちょい短い航路。

 

それをやってみよう!北海道・東日本パスと組み合わせて!と考えたのです。

 

それも、大晦日に爆  笑

 

とりあえず、乗り鉄で函館方面を目指す。



白石で函館本線から千歳線に乗り換え。


また来た苫小牧。

一度、食べてみたい飲食店がある。
ちなみに、今回の到着時、室蘭でフェリーをおりて鉄道で札幌方面へ向かった日は定休日だった。


今回は、年末年始の休業爆笑


ま、予想はしてたけどね。
この「ホッキカレー」というやつを、一度食べてみたいのですよ。

また今度、だね。


フェリーターミナル行きのバス乗場付近に飲食店があると記憶していたので、行ってみたが、営業していない。

こんなときは、苫小牧駅直結のMEGAドン・キホーテ!


以前もランチ難民化したのを救われたラーメン屋。



味噌ラーメンと中ライスで1080円。
大変、おいしうございました。

この後は、時間的に夕食にありつけないと思われるので、朝までつなぐおやつをドンキで調達。


乗り鉄再開!
新型の桜色車両で、東室蘭まで。


接続が良くて、すぐに長万部行き。


眺め良き。


伊達紋別。



これは「秘境駅」として有名なところ。


下車した客が手を振った。



また来た長万部。


そして今回も!
「かにめし」はおあずけ。


少し足を伸ばせば買えるところがある的なことが書いてあったけど、大晦日だし、もうよいのだ。
また来年。


一時間くらいダラダラして、函館行き。


そういえば、苫小牧あたりから鉄道好きらしい人々が増えた。

「オタク」に寛容な世の中となり、「鉄子」も増えたというけれど、女性の乗り鉄はまだまだ少数派だなあ。


当初は、五稜郭で道南いさりび鉄道に乗り換えて、七重浜から20分くらい歩くつもりでした。


でも暗くなってきたしね。
タクシー乗っちゃえ爆笑


いろいろ遅れが重なって、予定より20分くらい遅れて到着。

駅前の乗場にタクシー2台。
すぐに乗れて、津軽海峡フェリーターミナルまで1400円なり。
はやくて快適よねえ。
足元は雪だし、暗いし。
こういうときのムリは、いけません。




予想はしましたが、お店はすべてクローズ後。



今回も機械で発券。
ちょっと料金が高い日だし、WEB割引だけなのであまり安くならず、3080円なり。
まあいいか。宿泊兼ねるんだし。


大晦日に「乗り物」で一晩過ごすのは、はじめてではない。
夜行列車も、国際線の飛行機も。
空港ターミナルで新年を向かえた年もあったと思う。

船ははじめてですけどねー。

続く。