前回の続きです。
「一日散歩きっぷ」は「青春18きっぷ」とよく似た仕様。
普通・快速列車の自由席限定で、特急に乗るには特急券だけでなく乗車券も買い直さないといけません。
普通列車が走っていない「新得〜新夕張」間は例外的に特急自由席を利用可能。
(ただし、札幌近郊からここまで乗り継いで、日帰りで帰ってくるのはなかなか困難)
そういえば昔、JR東日本の「ホリデーパス」をよく使っていたのを思い出しました。
「一日散歩きっぷ」と同様に、土休日限定で、首都圏を中心にかなり広い範囲をカバーしていました。
決定的にひとつ違ったのは、特急券を買うだけで特急に乗れたこと。
ワタシはやったことがありませんが、JR東日本の新幹線にも乗れたようです。
さて今回の日帰り旅の記録は、イオンモール苫小牧から再開。
時を戻して、出発時のこと。
この日、札幌は気温が高くなる見込みでしたが。
天気予報を見ると、苫小牧や室蘭は低温 寒いんじゃん。
藤沢だったら冬だよ…レベル。
それなりの服装で出かけてきて、あー正解だったわ、と思った苫小牧。
予報通りで、そこそこ、寒い。
しかし、イオンモール内は温かくて快適。
「ショッピングモール」って、ぼーっと歩いていると、どこも似てるなあと思ってしまいます。
こうして見上げると、あら?今ワタシがいるのは辻堂?海老名?立川?と最近立ち寄ったモールの地名が頭に浮かびます。
イオンモールウォーキング。
なにもないところを延々と歩くと飽きてしまうから、ショッピングモールでウォーキング、というのはなかなかいいと思いますな。
時間があるので、ひとしきり歩いてみた。
2階の「端」と「反対側の端」に、ゲームセンター的な場所があるようだ。
クレーンゲームの景品が、ヒジョーに北海道的。
「札幌に家買った(中古マンションだけど)」とカミングアウトした結果、ワタシの関東地方の友人・知人には「北海道ばか」が何人かいることが判明しました。
彼ら・彼女らは、これを見たらコーフンするだろうな。
ここへ来た目的は、こちら。
イオンラウンジです。
イオン北海道の株を買ったので、この度、利用できるようになったのです。
イオン系の銘柄はいろいろありまして、過去も今もいくつか保有していますけれど、イオンラウンジを使う権利を取得したのははじめてです。
コロナ禍で、利用停止になったり、使い方が改悪されたりしたと、ネットで話題にしている方が多数いるのを見ました。
こちらは「はじめて」ですから、改悪でもなんでもなく、粛々と利用させていただきます。
ただ、5月いっぱいは「プレオープン」で、一部のイオンラウンジだけが利用可能。
事前の予約が必要なので、あらかじめ、アプリをインストールして、利用者登録をして、予約していました。
けっこう面倒くさい株主優待だな
ずっとそうなのかどうかわかりませんが、飲み物一杯が無料で、30分ダラダラできます。
空いているときは、もう少し長い時間いたいなあ…というのが率直な希望。
「ラウンジ」じゃなくても、座って無限にダラダラできる場所は、モール内のあちこちにあるんだしね。
まあね、藤沢でも札幌でも、「日常使いの店舗」にはないのです、イオンラウンジ。
むしろ、旅先の時間つぶしに使うことが多いかな、と予測しています。
イオンモール苫小牧を堪能して、無料シャトルバスに乗って、苫小牧駅へ戻る。
「カレー推し」の掲示物が目立つ苫小牧駅。
久しぶりに、日高本線。
わお!かわいくて、きれいな列車
北海道は、特急列車がかっこいいけど、普通列車もステキな列車がたくさんあるね。
車内も通常とは違う仕様。
写真では確認できませんが、壁に小さな絵も飾られていました。
乗っているだけで、ウキウキします。
日高本線に乗るのは本当に久しぶりですが、過去に何度か乗ったことがあります。
様似まで乗って、バスに乗り継いで襟裳岬へ行ったのは一度だけ。
今は、苫小牧から鵡川まで、約30キロで30分強の部分だけ。
鵡川から様似の区間は、自然災害の影響で休止したまま、復旧せずに廃止されました。
しかし、ワタシが何度か利用した経験では、乗客はごく少なくて、「よく運行を続けるなあ」という印象でした。
この日は日曜日、苫小牧から帰るらしい若者数人、観光客数人、鉄道マニアらしき数人、という程度で。
いつまでもつかなあ…というのが、正直な感想です。
車窓は、霧におおわれた原野に鹿が。
移動中できれいに撮れなかったのですけれど、幻想的でよい眺めでした。
ワタシの脳内にあった「日高本線の光景」とはだいぶ違ったけどなあ。
ちょこっと往復できてしまうので、機会があれば、また乗ってみます。
夕方の追分駅。
駅前にも、大きな車輪とか、鉄道好きをウキウキさせるものがありました。
「道の駅」ゆっくり見たいし、ここは出直しだな。
室蘭本線に乗って、また来ます。
あとちょっとなのですが、残りは次回。