ある夏の日、ふと入り込んだ道で見つけたバスのお尻。 「おー、なんか古そうなバスがおるな」
どんな感じやろなと前に回り込んでみると、思っていたのと様子が違う。 これ、ボンネットバスってやつだ。草ヒロで見るのは初めて。すごい。 植物に埋もれた姿がなかなかにいい感じ。 ものすごくレアな廃車体を見つけてしまいました。 サイドに書かれた「京バス」 割れたガラスから中を覗くと「2い2654」の文字が 車体が竹に貫かれています テールレンズはガラス製(後に判明)、ウインカーは矢印型 時間を忘れて写真をたくさん撮ってしまいました 後に詳しい方からいただいた情報によると、こちらは いすゞBX341(昭和33年) 京2い2654 コーチビルダーは金沢コーチ 京都交通の旧塗装 とのことでした。 フロントは三角窓仕様が一般的ですが、曲面ガラスを使った珍しいものだそう。 余りにも印象的だったので、以降何度もこの場所を訪問することになります。 その時の話はまた気が向いたときにでも。