中国茶授業に行って来ました
場所は天津市和平区多倫道同方花園
タクシーなら『多倫道』『山東路』
バスなら『百貨大楼』
高級茶芸師の授業内容は難しいので
頂いたお茶の紹介
今回のお茶は
『岩茶』
岩茶について簡単に紹介しますと
『岩茶』と言われるものは
武夷山の烏龍茶を指します
種類も沢山あります
一般的に『武夷山の茶』と言われるものは
この地域でとれた茶葉を使った
紅茶と烏龍茶を指すそうです
最初のお茶は『黄観音』
茶葉の量は8g
湯の量は140㏄
温度は100℃の湯を使い
煎れる時間は20秒~30秒
白磁器の蓋碗で煎れてくれました
湯の注ぎ方に注意
蓋碗の縁に沿って
優しくゆっくり注ぎます
味が滑らかになります
湯色は薄く『黄橙明亮』
味は滑らか
若干の渋みが感じられますが
すぐに『生津』口の中に唾液が広がり
深味はありませんが
爽やかな味で
花のような甘味を感じます
『岩韻』
口の中にいつまでもお茶の味が残り
甘い香りと共に
楽しめます
次のお茶は『老樅水仙』岩茶
茶葉の量は8g
湯の量は140㏄
温度は100℃の湯を使い
煎れる時間は20秒~30秒
最初に茶葉を洗わず
湯を少し上から注ぎます
碗の中に泡がたつので
蓋で泡をそぎ取り
蓋に着いた泡を 湯で洗い流し
蓋をして20秒ほどした
最初の茶を取って置き
2回目から4回目は普通に楽しみ
5回目6回目に混ぜて飲むと言う
方法を教えてくれました
不思議と全く違う味に感じ
果物のほのかな酸味
湯色は薄いオレンジ
発酵程度が高くないため
長期保存は出来ない茶葉
5回目なのに この岩茶の味の特徴が
『岩韻』で鮮明に感じられました
茶殻の厚みもしっかりあり
艶やかでした
次のお茶は『百瑞香』
中国茶を飲む時は
舌を上あごにつける感じで
舌の上で茶をすすって転がし
香りを鼻から抜く
『啜茶』別の名を『舌底鳴泉』
をして飲みます
ワインのテイスティングの様な感じで
こうすることで
茶の香りや味が
より口の中に広がり
複雑な味の変化を
感じ取るそうです
柔らかな味で
炭の香りは全く感じられない
花の香りと 少しの渋みが感じられるが
『生津』ですぐに消える
最後に『馬頭岩肉桂』
味がしっかりしており
濃い味
コクも深みも有り
飲みなれない人は薄めに入れる方が
美味しく頂ける
岩韻は蜜の様に甘い味がのこり
いつまでの茶の味を口の中で楽しめる1品でした
この日は授業を受けながら
貴重な岩茶を沢山飲むことが出来
1日があっという間でした