お茶市場

行ってきました

場所は 河西区
タクシーは『珠江道』『沂山路』
バスは『名都新園』
日本の友人に中国茶贈るため
ギフト用の包装箱を見に行きました
が
まずは 最近よく行く店のお姉さんに
美味しいお茶をご馳走になりにいきました
香の煙が滝のように下に流れる不思議な物
ついついこんなの買ってしまった
煙が水の様に下に流れ
良い香りが部屋に満ちていきます
癒されたので
そろそろ 本題の買い物へ
天津で知ったのですが
ギフトを用意する時
店の役割がハッキリしていて
中身と袋や化粧箱は別の店で用意する
っていう感じです
『○○城』と書いてある大きなビルに行けば
特定の関連グッズの問屋が
沢山集まってあります。
例えば
『茶城』には
お茶を売る店が何軒も
茶葉を入れる包装を担当する店が何軒も
道具を売る店が何軒も
茶店を開くための家具やデコ雑貨の店など
同じような店の問屋が茶城に何軒も存在します。
当然 茶葉屋さんにも箱はありますが
仕入れ値に利益が上乗せされてる上
趣味が合わない事も多いので
自分で問屋に行って購入すると
良い品が安く手に入ります
25元(500円くらい)
こんな陶器の茶筒を購入しました
(80元1600円くらい)
もちろん1個から購入できます
つまり ここでは日本の様に
茶葉の入った袋や缶に書かれている産地や材料
は信用できないという事です
茶葉の産地とは
別の場所で購入した包装箱や袋を
使用するのが普通だからです
2階にある
この店で
美味しいから飲んでみますか
と言われて ついつい試飲
お茶を買う時
中国の人でも信用できないため
茶葉を見たり
試飲するのは当たり前です
初心者向けの見分け方は
1回目の茶が香りよく
湯の色が濃いのは要注意かも
3番茶4番茶まで頑張って飲み
それでも香りと湯色がしっかりしている茶が
人工的に色や香りをつけた物ではないというのが
一つの見分け方
これらの袋も缶も
この店で詰めた物なので
店の人が『缶や袋は信用出来ない』
と教えてくれました
よってこの店は
ちょっと良い店だと思います
阿里山烏龍(左側の袋)は150g260元
結構高い茶葉です
茶殻を見せてもらったら
葉が大きく 新芽が少なく
茎も少し目立っっていたので
考えていたら・・・
台湾烏龍の高くていい茶葉だと
出してきてくれました
(右側の袋)
これも試飲したいとお願いし
飲んでみると快く入れてくれました
おお 美味しい
頑張って4番茶まで飲みましたよ
茶殻の葉も綺麗な新芽と2番目の葉がついていて
これならいいかも
50g100元(2000円)
茶葉の目安は1人分3gなので
紫砂急須を使うため
2人分の6gで真空パック
古包装で10個
つまり60gお願いしました
茶葉を取ってくる・・・
って店の人がどこからか
大きな袋を持ってきました
茶葉をすり替えられる事もあるので
必ず飲んだ物と同じか確認します。
それから
こんな機械でその場で包装してくれます
それを 先程購入した
お店の人と話をしていたら
「良い『辛苦茶』が有る」と
見せてくれました
綺麗な葉で
湯を入れると 生き物みたいに
小さな泡とともに葉が踊りますスゴイ
普通 辛苦茶といえばこんな感じ
いや~
苦い
茶葉は騙されるのが心配なので
中国茶の先生からしか購入していませんでしたが
探検するには 現地のお茶屋さんで
道具を見たり 試飲するのもかなり楽しいです
良い道具が置いてある店は
何にでもこだわりや
プライドを持っている様で
それなりに良い物を出してきてくれるみたい
初めての経験や話が聞けて
今回はとても良い経験になりました