中国茶 ~趣味高級班 白茶~ | COCOの窓から見る景色☆在中国天津

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訪問ありがとうございます
初めての海外生活がなんと中国の天津
詳しい生活情報が少なくて 自分の体験を書き始めて早5年 
類似の名前やブログが増えたのに驚きながら
日々変化してゆく今の中国を体験を通して紹介しています

今年最後の中国茶の教室へ行ってきました




今回 最初のお茶は白茶


白茶は微発酵茶で
だいたい10%発酵
緑茶より刺激が少ないと言われています



白茶の加工工程は


鲜叶 (新鮮な茶葉を摘む)

 萎凋 (室内の通気性の良い棚に茶葉を広げ
水分を飛ばす)

干燥 (2種類あり天日干し又は炭や機械で焙る)



今回は2種類の白牡丹を飲み比べました



1つ目は2011年『晒白金』紧压茶
『晒』『日に当てる』といった意味で
『白金』『プラチナ』です


天日干しは時間や手間暇がかかり高価
良いお茶は年数が浅くても
『老白茶』と言われるそうです



もう一つは2012年白牡丹
紧压茶



並べて見てみると
晒白
金の方が緑の色が明るく鮮やか

香もよかったです

白茶の茶葉の違いは
原料と品質と
加工工程の干燥
だそうです

(天日干し 炭で焙る 機械の焙る

6gをそれぞれの蓋腕へ入れ
湯を入れます



こちらが『晒白金』の1番茶

比べてみると 色が濃く
初めに渋みが有りますが
厚みが有り ほのかに甘い香が残り
濃厚なお茶でした


こちらは 2012年の白牡丹1番茶

湯色が薄く
味は甘く爽やか

花のような香
渋みが無いので飲みやすいです
香が薄く残りませんでした


好みの問題ですが
午前中の訪問先で
初めに飲むとしたら
私はこちらの茶の方が好みでした

アゲアゲ↑3回目の晒白金

湯色 味 香はそのまま
厚みのある 濃厚な味は続いていました

午後の訪問や食事の後でしたら
こちらのお茶が断然美味しいと思いました



次のお茶は こちらの紅茶

紅茶は全発酵茶で80%~90%

世界市場で有名なのが
インドのダージリン アッサム
スリランカのウバ
中国の祁門紅茶(キーマン紅茶)

緑茶の地域に紅茶があり
加工工程の違いで紅茶のなるそうです


紅茶の加工工程


鲜叶 (新鮮な茶葉を摘む)

 萎凋 (室内の通気性の良い棚に茶葉を広げ
水分を飛ばす)

揉捻 (揉む)

发酵(発酵)

干燥
 (2種類あり天日干し又は炭や機械で焙る)



雲南省の金芽にも見えますが

これは四川省『川农紅芽
柔らかい新芽が多い

50g80元位

干燥の焙る事で焦糖香 桔糖香が出るそうで
確かに飲むと味は甘く
晒濃
 香も甘く蜂蜜のようで
湯色はオレンジ紅でした

デザートの代わりに出したくなるようなお茶でした♪

茶殻はこんな感じ


次のお茶は
福建省宁徳 『紅韵』
50g240元位


紅茶だが発行程度が70%位

新芽は無く 大叶
岩茶のような外見をしています

湯色はオレンジ
味は蘭の様な甘く

香はフルーツの様な甘い香りで

岩茶の鳳凰単枞に似てました

烏龍茶と紅茶の間の様な感じ


茶殻はこんな感じ



次は黒茶の六堡茶

黒茶は後発酵茶


加工工程は

鲜叶 (新鮮な茶葉を摘む)

 杀青(茶葉を蒸して殺青する)

揉捻 (揉む)

渥推(茶葉を集め山の状態で2ヶ月程かけて発酵させる)

干燥
 (2種類あり天日干し又は炭や機械で焙る)


湯色はメノウの様な色 濃く透明
味は濃く カビ臭い


先生が2番茶の後 
白牡丹を加えて入れてくれました


甘味が入り渋さも消え
すごく美味しくて驚きました
きらきら


今日も美味しいお茶を飲みながら
仲間と贅沢な時間を過ごせました音符