魔魑乂叉哦屍
 
 
怪しむ者へ 此処は富も権力も無き空間
迷える者へ 其所には、まだ真実は無い
 
颯爽と飛び交う 悪を抱きながら 底を打ち砕く
困惑の渦へと 躯を揺さぶる 君は何を企む?
 
状況の中で睨む精神
仇名を呼んだ頃は何処へ?
尻尾掴んで離さない手を切り刻もうか
異形な部屋で蔓延る独裁者
嚇しは効かぬとわからないのか?
嵌めようとした落とし穴の策略を盗み聞きされ
 
増えた、減った…肌を滑らす血涙
 
怪しむ者へ “魔魑乂叉哦屍"しようか
迷える僕は 真実を誑かすしかない
 
黒き魂を舐めよ
背中に刻め 言葉の仇を
二択選択 今すぐ決めようか
返り血を浴びるほどに
震えた残骸
泣かない旋律
不均衡な性と性
一秒差の過ち
いかれた彼奴
サドとマゾの間は僕
 
一度だけのチャンス逃せば後悔も苦も無いだろう
命を賭けたゲームにばらまかれた罠を君は、まだ知らない
 
もがき苦しみながら助けを呼んでも
振り返る者は誰もいない…
快楽と慟哭の境目で悍ましい光景を見た
狂い死にした奴が冥土を彷徨う
黙然、眠らせてくれ…
意識を捉えれずに感情を押し殺して
 
消えた、減った…肌を滑らす血涙
 
痕跡を残す
自分自身が間違いなのか…
 
 
 
 DECEIVE
 
 
錆びた引き金 無数の敵 天は朱に染まる
 
「人は人を欺く為に生きるのか
 人と僕、どれほど似てるのだろう…」
 
潰されそうな重量感に耐えれない
睨まれて怯える姿見せられない
真実を知らずに何を信じた?
戻れるなら戻りたい
 
小言を刻んで忘れて 忘れられて 嗚呼
腐乱な記憶をすり替えたい
宥めるように騙して 騙されて 嗚呼
時の歯車を狂わせてしまいそう
背中合わせで語り合った、あの日を
笑顔で迎えれたらいいな…
 
「人は 皆 犠牲を祓って生きる
 人と僕、どれほど違いに気づいた?」
 
仁を裂く 首狩りの新手になった少年
息を止め 退く幻影を追いかけるのは何故?
 
屍から漂う臭い
眼に焼きついた残像
悪夢から逃れられない
血液は涙腺へ滲透し
枯れ葉と共にこぼれ落ちる
何が、そうさせた?
生きる故に…
 
小言を刻んで忘れて 忘れられて 嗚呼
腐乱な記憶をすり替えたい
宥めるように騙して 騙されて 嗚呼
時の歯車を狂わせてしまいそう
有り触れた日常と呼べる、あの日が
いつか また来ますように…
 
 
 
 小夜なら
 
 
外ればかりの運、切り開けない現実
的を射止めて我が物にする欲に塗れた
生命は破片と化して忘れるだろう
 
…小夜なら
これは偽りの記憶
刹那主義な僕が目の前で泣いてる
心中 どれだけ殺せば気が済む?
 
耳を塞いで聞かないのか、腐るぞ全て
周囲を道連れに逝かざるべきか
どす黒い魂を君色に染めてみたい
 
…小夜なら
此処は弱者が集う
仁義無き争いをやたらと繰り返す
心中 どれだけ血を流した?
 
醜い螺旋を纏う
溺れた魂を浮かばせて
焦がれ強いた嘘を
触れないように優しく包む
そして、また殺める
 
…小夜なら
此処は僕には狭すぎた
けれど昔は違ってた、ゆとりな空間
心中 どれだけ壁を作った?
 
擦れた声で叫ぶ
言葉じゃ伝えれない思いを
闇が深まる時だけ
満たされるまで噛み締めさせて
それは、涙の味
醜い螺旋を纏う
溺れた魂を浮かばせて
焦がれ強いた嘘は
触れてしまえば溶けて濁る
そして、もう残らない
 
…小夜なら
これが本当の姿