いつか変わるその日まで
 
 
現在は翅を休めて
眠るのもいいか
次に目覚める時間まで
僕を縛らないで
 
誰にも邪魔されない
場所へ離れよう
荒んだ声で呼び止めても
振り向けやしない
 
とりとめもない話に耳を塞いだのは
感情の無い嘘だと怖れてるから
 
遠く遠くへ旅立とう
そこには望んでだ自由が待ってる
あの雲を掴みたくて
手を伸ばしても触れることさえ
できなかった
 
あれは夢か現か幻か
誰も真実を知らなかった
翳んだ瞳で何を語ろう
空白な心に何を残そう
 
決して忘れたわけじゃなく
取り乱した姿を見せたくなかった
楽になれない人生を
変えようか 変えようか
今すぐに
 
遠く遠くへ旅立とう
あの日から僕は失うばかりな気がして
謝る言葉しか浮かばなかった
そんな僕に優しくしても
涙が溢れるだけ
 
いつか変わる
その日まで待っていてほしい
 
 
 
 wanderer
 
 
流れ闇 嘲笑う月 溶けた血涙
 
焦り曇る霏の片隅まで乾く日和
見据えてみせよ言の葉
古臭い慣習に手を染めて溺れた
僕に糾明と理由言の正
固く縮めた躯を委ねて沈黙の間
節穴だらけもう不要な眼
嘘吐いて針を飲み干せば蟠る
災い口に応えた傷で塞ぐ
 
還るべき場所
僕には死を意味するから怖くて
白黒 虚栄心狂わせて空となり
 
流れ闇 嘲笑う月 溶けた血涙
苦しさ紛れて背筋冷える
曲がりくねた繊細 刃の罅
矛盾な檻を破って哀れむ
挫折した放浪者
 
早くおいでよ 声震わせて誘う
異様な奴へ移る汚れた染
高まる鼓動 不安定な媒介変数
生きたい 願望宥められず
 
還るべき場所
僕には死を意味するから怖くて
白黒 虚栄心狂わせて空となり
 
流れ闇 嘲笑う月 溶けた血涙
苦しさ紛れて背筋冷える
曲がりくねた繊細 刃の罅
矛盾な檻を破って哀れむ
挫折した放浪者
 
怖れて逃げる癖 まだ残ってた
疼く痛みを消してくれないか
傘を差さずずぶ濡れになって歩く
何処まで来ても孤独に慣れない
 
もう諦めようか
僕には駄目な姿が似合うだろう
迷妄 小細工混じりな殻となり
 
抜け出せない
 
流れ闇 嘲笑う月 溶けた血涙
苦しさ紛れて背筋冷える
曲がりくねた繊細 刃の罅
矛盾な檻を破って
光を遮る弱い部分が叫ぶ
何も纏わずに曝け出したい
治らない臆病風 睨む精神
閉ざされて動けない僕を
変えたのは誰?
 
流れ闇 嘲笑う月 溶けた血涙
今は見えない
 

白詰草~クローバー~


雨の匂い
濃紫の幻影
感じて触れたら消えた
白詰草
何を願えばいい
冷たい風に揺れるだけ

何処か遠くから
声が聞こえる
どうして孤独を好むの
叫んでも
叫ばなくても
変わらないと思ってた

懐かしい景色と食い違う僕
“微笑”と言い聞かせる

あの日伝えれば
こんなに悔やまなかった
あの日伝えたくて
無意識に会いに行った
あの日以上に
苦しい夜はなかった

涙を見せずに
作り笑いすればよかった


行き場のない
旅は無駄花を咲かす
枯れたら二度と咲かない
やせ我慢して
傷を被う
体中痛みを感じます

蕾のような開かない心
剥き出しで素直な心
押し殺してまで何を隠す

平気 デ 失ウ

有無や否応すらできず
恐怖に怯えてた

あの日伝えれば
こんなに悔やまなかった
あの日伝えたくて
無意識に会いに行った
あの日以上に
苦しい夜はなかった

不器用な手で
寂しさを紛らせてたら
現在の僕はいない


雨の匂い
濃紫の幻影
感じて触れたら消えた
白詰草
僕の願いは
あの頃のように微笑いたい