零時ノ要
静寂な夜は嫌い
どうせなら君の側で
安らかに眠りたい
我が儘だろう?
零時五分前
ざわめく心境
限り無く誓った
あの時運命は
変わると思ったのに
色褪せて
何もできない僕は
「ごめんね」
何度も何度も謝った
二度目の嘘信じて
繰り返す愚かな戯れ事
優しさの欠片も無い
僕はもどかしい
零時五秒前
震え上がる鼓動
月夜だけは
君の側に居させて
たとえ儚いとしても
涙脆い僕
カッコ悪いだろう?
何か言って...
零時五分過ぎ
静まり返る状景
この瞬間でわかった
最後なんだと
言葉は聞きたくない
目を併さず
君に背を向けて告げる
「さよなら」
そして後を去った
月夜 君を想う
これは自分への我が儘