京都東本願寺の門前町のブックフェアーで、
新品100円で購入した『ことわざハンドブック』。

子どもの頃から、20代くらいまで、自分も使ったり、耳にしたことわざ。




🐚【会うは別れのはじめ】続拾遺和歌集
会えば必ず別れがある。逃れることのできない人の世の定め。

🐚【阿吽の呼吸】
お互いが一つの事をするときに、気持ちがピッタリ合うこと。
「阿」は、口を開いて出す声。
「吽」は、口を閉じて出す声。
寺院の仁王や神社の狛犬も、一方は口を開き、
一方は閉じている。

🐚【青菜に塩】
青菜に塩をかけると、水が出てしおれるように、
元気のよい人が急にしょんぼりする様子。

🐚【赤子の手をひねる】
相手が赤ん坊なら、手をひねるのは簡単。
そこから、苦労せずに楽々できること。
また、実力が格段に離れている場合に使われる。

🐚【悪女の深情け】
悪女とは、容姿の悪い女性のこと。
悪女は、情が深く、嫉妬心も強く、男性にとって有難迷惑な女性。


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子どもの頃、カルタなどで、ことわざは身近だった。

ことわざには、身分制度が存在した江戸時代や女性の権利が今と異なる時代からのものも存在する。

時に、差別的な内容の場合もある。

短い言葉で、深い意味合いを持つことわざもある。

ことわざが、絶滅危惧種になってしまうのは、
もったいない気がする。

現代でも、何処かで生き生きと使われているのだろうか?