「村上隆もののけ京都展」に、3月上旬に訪れました。
“村上ワールド”全開の展覧会でした。
全ての作品を撮影できます。
京都住人であれば、周知の「洛中洛外図」「四神相応。北の玄武、東の青龍、南の朱雀、西の白虎」、良く知られている「風神雷神図」のオマージュ作品として、制作したのかなと、感じてしまいました。
村上隆さんが、京都在住でなければ、今回の作品について、何の疑問も持たなかったと思います。
京都の町を歩くと、あちこちでお地蔵さんに出会います。お地蔵さんのお世話は、町内会の大事なおつとめだとか。
“地蔵盆”が各町内で、盛んなのは京都だけとか。
明治の廃仏毀釈で、お地蔵さんを川に沈めたり、山に埋めたりしたそうです。落ち着いた頃、取り出して、再度町内にお祀りし、地蔵盆を復活させたのです。
廃仏毀釈で、清水寺は1/10の敷地になったし、他の寺も縮小されました。失われた仏像もたくさんあったはずです。
中国文化大革命を批判できない、歴史的できごとが「廃仏毀釈」だと思います。
村上さんが、京都在住で、京都で開催された展覧会なので、京都の課題(京都だけではありませんが)に目を向けた作品も拝見したかったです。
とはいえ、一目て「村上隆作品」と分かる作品は素晴らしいですね。
平面だけでなく、立体の可愛いさのクオリティーがハンパない。
子どもの頃、ディズニー映画が大好きでした。
ミッキーマウスは、映画にならなかった気がしますが、ファンでした。
ディズニーランドの着ぐるみのミッキーを見たとき、とても可愛いと思えず、ショックすら、覚えました。
DOBは、立体でも平面でも、魅力的❣️
日曜美術館の制作シーンの中で、多くのスタッフが関わってるのを、今さらながら知りました。まるで、“狩野派”だなあと思いました。
スタッフの中から、またアーティストが誕生することを、期待してます‼️