“邦楽落語”とは、邦楽の名手“平井澄子先生”のために、江戸落語を15分〜20分ほどに、ストーリーが分かる程度に短くし、杵屋正邦先生が、曲をつけた作品です。

『時そば』『松山鏡』『がまの油』など10昨品あるといわれてます。

演者は、三味線を弾きながら語ったり、中には歌がまじることもあります。

平井先生は、山田流の家に生まれ、子どもの頃から箏、三味線のお稽古をされてました。宮城道雄に感銘を受けその門を叩き、教えを乞うたりもされました。

演奏家だけでなく、作曲家、また教育者として、学芸大で教鞭もとられました。

加えて、労音のメンバー、いわゆる社会人の人たちにも、邦楽を広めるべく指導されてました。

ご自分にも弟子にも大変厳しい方だったそうですが、労音の方たちの意見には耳を傾け、その意見を反映して、曲づくりをされたりもしたそうです。




私と“邦楽落語”の出合いですが、現在の師匠が鎌倉のカフェで『松山鏡』を語られたのを聴き、感動してしまって、教えていただくことになったのが、今から10年以上前。

師匠は、平井先生のお弟子さんで“邦楽落語”を教えられる、日本で唯一の方です。

平井先生のためにつくられた演目なので、とにかく三味線の手が難しいんです。

三味線の場合、ギターのように弾く場所が明確にしるされてないのと、弾いてる内にどんどん音が下がってきちゃうんです。

まず、簡単な三味線の曲を稽古してるのですが、なかなか思うようにいきません。

民謡の弾き唄いも稽古してますが、こりゃまた難関でございます。

生きてるうちに“邦楽落語”の一演目できるようになりたいというのが、目標です!




“邦楽落語”とは、もちろん違うのですが、京都から大阪は近いですし、“上方落語”は、聴きに行きたいと思ってます。

というのも、“ハメモノ”といわれる、三味線や太鼓などの演奏も入ったりするそうで、興味があります。

「繁盛亭は近し、されど邦楽落語は遠し」‼️