京都山科区の小野にある“随心院”は、小野小町ゆかりの門跡寺院です。
3月31日の今日、小野小町と深草少将の恋物語“百夜通い伝説”を題材にした“はねず踊り”が、境内で上演されました。
地元の小学校高学年の女の子達が、二人の役になり、踊ります。
“はねず踊り”のいわれは、はねず色の衣装を身に纏うから。
万葉の時代、ザクロの花を“はねず”と呼んでいたとのこと。黄赤の色で、当時尊ばれていました。
随心院は、梅園の庭でも有名です。かなり、遅咲きの梅で、今年は遅い開花の桜と共に、庭園を彩どっています。
最後に、京都芸術大学OBグループの、石見神楽“大蛇”の演目は、迫力がありました。
石見神楽は、世界遺産石見銀山地方の神楽です。石見銀山の鉱山の神さまを祀った“佐毘売山神社”復興のお手伝いを一時していました。
今年、社殿の修復も終わるというので、また訪ねてみようと思います。