京都は、東京などと違う料理や料理の呼び方があります。

この写真は、「てっぱい」です。




メニューを見ても、分からなかったものをご紹介します。


⚫︎「てっぱい」。東京だと酢味噌和え。鉄砲和えのことで、味噌や酢を混ぜたものを魚や貝と野菜を和えたもの。

⚫︎「まる」。すっぽんのこと。形からまるといわれている。まる鍋やまる雑炊等のメニューがある。

⚫︎「きずし」。酢の浸かり具合ガ深く、酢のものの一つとして食べ、醤油などはつけない。鯖のきずしが飲食店でよく提供されている。しめ鯖は、酢の浸かり具合ガ浅く、刺身の一つとして、生姜や山葵と醤油で食べる。


うどんや蕎麦店に行っても、謎のメニューがあります。

⚫︎「きつねうどん」。東京では甘辛く煮た油揚げがのってますが、京都は味つけのない短冊上の油揚げがのってます。うどん屋によっては、甘ぎつねのせと二種類のきつねうどんがあります。

⚫︎「たぬきうどん」。東京は揚げ玉がのったうどんのことですが、「きつねうどん」に、九条ネギをのせて、つゆをあんかけにしたうどんです。ドロンとしたあんかけをかけるため、「きつねがドロンと化けてたぬきになる」というのが由来とか。

⚫︎「衣笠丼」。甘辛く炊いた油揚げと青ネギを卵でとじた丼

⚫︎「木の葉丼」。薄く切った蒲鉾や椎茸を卵でとじ、三つ葉やネギを加えた玉子丼。これは、東京の玉子丼とそう変わらないかもしれません。


ここに記載したものは、ほんの一部だと思いますが、新たな謎の京都食に出合いたいです。