ということで、

グチグチと長くなり、



かなり口汚く吐きまくりもしましたが、

すみません

ほんと、すみません

私の人としての品格や知能の低さを露呈した

バカみたいな愚痴でした

4ヶ月間の私はこれだけ酷かった…と書きたくて

投稿しましたが、

お目汚し大変失礼しました

そして、大学とか就活とか企業とか

いろんなことを書きましたが

あくまでも次男にあった出来事や、

私個人の感想や印象であり、

世間一般すべてがそうだということではありません






次男の就活については、

これで終わり。




いつの間にか銀杏並木も
秋らしい色になって、
あら、大変
今年もあと一ヶ月半?ヾ⁠(⁠*⁠’⁠O⁠’⁠*⁠)⁠/





長く手元に置いた可愛い子は笑、

大手の民間企業に就職をして

業界最前線で修行をしてきます!

ウィキペディアとかでも、

「◯◯では日本最大手」と書いてあり笑

息子の就職先をウィキペディアで調べる無知な母笑

私は詳しくないのでよくわかりませんが、

スマホの変換でもひらがなで

二文字三文字くらい打てばすぐ

予測変換の最初に出てくるくらいなので、

どうやら有名企業らしいです笑

次男は、

大学の“卒業生の就職状況”にも

まあまあ、

良い足跡を残せたんではないでしょうか。




高給だけど、めちゃめちゃ忙しい業界。

支社や営業所が日本中にあり、

全国転勤もあります。

先ずは本社に配属になり

来春東京に旅立ち、

少なくとも一年間は“東京の人”になって、

りんご一つ剥けない次男は、

長男と違って

毎晩LINEをしてくるでしょうwww




私は、長男のいる街に行く時は、今まで

伊丹経由で

飛行機の乗り継ぎをしていましたが、

来春からは羽田行きに乗って、

東京で次男の顔を見ていくことにします。





そういえば、

9月に長男のいる街に

次男を連れて遊びに行った時にね。



長男と同じ

その街にある大学に通う

中高時代の同級生と、

次男が遊びに行っちゃったので、



長男と二人で飲んだんですけど、


長男とサシで飲んだ 




その時に

「で、ユウは民間にしたの?」

「あの業界はマジでしんどいぞ笑

俺でも知ってんのに。」

と長男が言ったんです。




うん、それは

ユウもママも、わかってる。

いつか、疲弊して

ボロボロになって

田舎に帰ってくるかもしれないね・・・




「でも、ユウが決めたんだな?

ママは口を出さなかったんだな?

…なら、それでいいんだよ。

ママもユウも、正解。

俺は、

静観したママを褒めてやるよ笑

よしよし、よく黙って我慢した100点




「心身の健康を損いそうだと思えば、

またその時に自分の人生を考えればいい。

就職した会社に

定年まで勤め上げることだけが

成功、正解じゃない。

今は、そんな時代じゃないんだから。

もしも、もしも・・・

ユウがボロボロになって疲れ果てて

帰りたい…と言う時が来たとしたら。

俺らは、その時に話を聞けばいいよ。

そのタイミングなら、

その時は、その時だけは、

母親や兄貴の俺が口を出しても

いいと思うよ。

今じゃないよ、口を挟むのは。」



と長男は言いました。





うん・・・

もう、大人だからね。

あんたも大人になったね。

…っていうか、

あんたもお兄ちゃんなんだねwww




そう言うと、

長男は、

ハハッと照れくさそうに

笑ってましたけど。




「…ま、わかるけどね。

自信か過信かはまだわからないけど、

そりゃ、

挑戦してみたい、最前線を見てみたい、

チャンスすら与えられないなら仕方ないけど

せっかく選ばれて切符を手にしたなら

行きたいと思う方が自然やん。

俺は、

今、この段階で

ド田舎で公務員をやる選択を

しなかったユウに、

拍手してやるわ笑

ママだって、内心はそうだろ?

前任者にそう引き継がれたんだもーん

…つって、

毎日毎週毎年同じこと繰り返して、

人生早々あ〜ぬくぬく楽勝だな…って

17時チンで帰ってくる男、

ママ、好きか?笑

行政職ならまだしも、

あいつには技術も資格もあるんだから。

だいたい、公務員でも技術枠採用は

民⇔公の転職は、よくあることなんじゃ?」




いや、そうだけどさー。

彼氏や夫ならイヤだけど

我が子は別www

苦労はできるだけない方がイイと

ほんとは思ってるよ。




「だいたいさーもやもや

ママは俺のこと、

難し屋の偏屈だと思ってるみたいだけど、

ユウ、あいつの方がね、

穏やかそうで柔軟に見えて

ものすっっっごく難しい子だよ。

従順だと勘違いしてない?笑


それに、あいつはね、

ママが思ってるよりずっと

根性座ってるよ。

ママは

ちょっと期待しているかもしれないけど、

田舎に戻るとは限らないぞ笑


過剰に口を挟んだとしても、

ユウは聞かなかっただろうし、

関係を壊すだけだよ。」




へー、そうなんだ笑




「うん、そう。

俺がどう思ってるか、

ママだけはわかってるはずだよ。」




私は、

長男が何を思ってるのか、

恥ずかしくてまだ今は口にはできないけど

何を言わんとしているのか、

瞬時に感じ取りました。





あの時、だな・・・






私がヤイヤイと責め立てたり、

質問攻めにしなかったこと。

強要をしなかったこと。




居場所を奪うようなことや

逃げ道を閉ざすようなことを

しなかったから、

長男は帰ってこられたこと。



もし、私が接し方を間違えていたら

たぶん長男は

今春一ヶ月半もの長い間

地元にいようとは思わなかったと思います。

「あ…これ、帰れるな」

「居てもいいかな」

私や、祖父母の態度で

長男は再び

田舎の地を踏もうと

思えたんではないかな、と。




「じいじも、今だけだよ。

爺さんだからさ、

子供みたいになっちゃってて笑

いつもそうじゃんwww

つい失言しちゃって、

ママを怒らせて笑、

ママが意地悪な制裁くらわすからさ、

後でシュンとしてんじゃん笑い泣き笑い泣き笑い泣き




意地悪な制裁って言うな笑

じいじやばあばは、

ただただ

苦労させたくないだけなんだろうけどさ、

ママは親だから、

苦労した後のフォローや逃げ道を

考えておきたいの。

行く道先にある、つまづきそうな小石を

予め片っ端からどけておきたい祖父母と、

行く道先の石の、さらに先で

救急箱を持って待つ親、

その違いかな。ハハッ

ほら、私って、一応、お母さんじゃん?




私もそう言って笑いましたけど、

私は、

見事なくらいに

自分いちばん

恐ろしいくらいに

人のことに興味なし

…という長男が、

弟のことを考えてはいる、ということに

何だか心の底がポワッと温かくなって

ホッとして、

ちょっと涙が出そうになってました。






そうか。




そうなんだ。





私が、この手で、

小さい小さい手を引いて

歩いていたのは

そんな昔のことになっちゃってるのね。




二人とも、もう大人の男に

なっちゃってたのね。





私は

back numberの『東京の夕焼け』に

長男を投影させていたけど、

来春からは本当に、

『東京の夕焼け』だ。





涙が溢れてどうにもならない夜にも

出会うだろう

それでもいいさ

これから見つける全てが

彼の中で光りますように





そして、

10月、

次男は、内定式で東京に行き



11月には、

就職内定先の会社の社章が刺繍された、

ある作業をする時に着る

上着?ジャンパー?が送られてきて。




いつも、

買って届いた物は

袋をバリッと手で破いて開け、

その辺にテキトーに置いておく次男なのに




丁寧に丁寧に、カッターで袋を開封し

社章の刺繍入り上着を試着した後

また、丁寧に丁寧に

大切そうに袋に入れて

きれ〜いにクローゼットに仕舞うのを

見た時




ああ、これで良かったんだ

次男は今、希望に満ちている

明日を、未来を、楽しみに生きている

なんて眩しい姿なんだろう

…と思ったんです。





開封する前に

「今から見るよ〜、着るよ〜ピンクハート」と

わざわざ私を呼びつけて、

「どう?サイズいい?」と

試着した姿を見せてね笑

なによ、私には小さな子供に見えるけど。

大丈夫かよ笑







あぁ

世界にひとつだけと

握りしめたもの

この街ではどこにでも売っていて

そう新しくある為にみんな変わってく

本当は真似してるだけなのに



抱いた疑問と違和感に

慣れて何も感じなくなる前に

大きな声で言わないと



東京の夕焼けは少しだけ窮屈そうだけど

思っていたよりもずっと

綺麗なオレンジ色なんだね



涙が溢れてどうにもならない夜にも

出会うだろう

それでもいいさ

これから見つける全てが

僕の中で光りますように



彼の中で光りますように








終わり。