ちょうど私の年齢になると子供の結婚、

お付き合いをしている人の話が多くなります。

私たち夫婦の身近な家族もそうですが、

娘の結婚に大反対です。

 

 

我が家に来て、親娘がその件でけんかになりました。

私たちにも聞いてほしい・・とのことですが、

普段は穏やかに仲良くしてきたのですが、

子育てに関する価値観は小さい頃から全く違っていました。

 

 

私から見れば愛情という名目の過保護・過干渉。

 

 

きっと子供が結婚するときには揉めることだろうね

そう夫と予想していたのですが案の定。

 

 

地元出身でないこと

現在高収入ではないこと(一流大卒、お勤めの企業も超有名企業)

ベースはこの2点、

挨拶に来た彼氏さんの言動、着ている服装一つ一つに

難癖をつけています。

(ボイスレコーダーを仕込んでいたことにはマジでビックリしました)

 

 

理解してもらいたいと泣く娘さんの力に少しでもなってあげたいと

色々言ってみましたが、

価値観が全く違う人との話はかみ合いませんね。

 

 

「あなたが(あの彼では)絶対に幸せにならないから言っているんでしょ!」

と。ほとほと疲れ無力でした。

まあ、よそ様のことですからこれ以上はもうかかわらないでおこう

そう思いました。

 

 

こんなに今までしてあげたのに

そんな子供への言葉も私は嫌いです。

色々大変だったけど楽しませてもらったじゃないですか。

 

 

息子を持つ親の立場で

「彼はこのような家庭と縁がない方がいいのでは」

と心の中で思いましたし、

「長男が結婚するお嫁さんの家族がこうでないといいな・・」

と思いました。

 

 

心配な私に夫は言いました。

「大丈夫、長男を信じろ、あいつの選んだ人の家族が

あんなわけがない、絶対に選ばない」

と。(こんな時の父親の言葉は心強い)

 

 

彼女さんのお父さんと会ってどうだった?

そう長男に聞いてみました。

 

「最初は緊張したけど、めちゃくちゃ優しかった」

「今度(お嫁さんの実家にご挨拶に行くのですが)

うちの車で観光もゆっくりしたらいいよ」

そう言ってくれたそうです。

 

「お母さんも優しそうな感じだから安心した」

そうです。

 

 

時代は変わり、家と家との結婚という感覚は私にもないのですが、

やはりどんな親御さんなのかは大事だと思います。

私も息子たちが選んだお嫁さんやお婿さんを大事にしたいと思いますし、

息子・娘を可愛がってもらうのもありがたいことです。

親もいろいろですね。