この週末にプランニングやデザインの依頼が立て込んでた時に
一番下の年長になる子どもの発表会。
えてして重なるときって怒涛のように押し寄せるよなぁ。
あ、そうそう。
うちには3人の子どもがいるんですが、
この一番下の5歳の息子がいちばん造型のセンスを感じます。
僕がプランニングやデザインをしているものを覗き込んできては、
「あ、パパ、この家かっこいいじゃん!なんかこの四角いところが、なんかかっこいいね」
まだボキャブラリーは少ないんだけど、
造形物のかっこよさがわかるのはこの3番目の息子が初めてだったかな。
今まで3000を越えるお客さんと打ち合わせをしてきた中で、
親御さんよりもお子さんのほうがセンスがあるって目を見張る時がたまにあるんだよね。
センスというか立体や造形物のフォルムを感じ取る感性みたいなの。
僕の打ち合わせやアドバイスは専門用語とか図面はほぼ使わないから、
だからこそ実は5才児くらいの子どもからそれこそ90歳くらいの大先輩までもが同時に理解できるんだ。
だから家族みんながめちゃ盛り上がるわけ。
みんなで家造りに参加できるからね。
みんなで作っているっていう時間やそのプロセスそのものが、
実は家づくりがスタートしてるんだよね。
旅行に行く前に
「ねーねー、こんど、どこに行こっか??ハワイ島なんかよくね?自然がすごいらしいよ」
とかさ。
みんなが行きたいところが一致したらさ、
それはめちゃ楽しい旅になること間違いないじゃん、
てかもうそれこそが旅だよね。
家づくりもそうしたいなぁと思うし、
そこに僕が入ってお手伝いできるきっかけになればいいといつも思ってる。
んで、今回はちょっと家の記事を書こうかな。
タイトルにも書いたんだけど
僕は間取りは3Dでイメージしながら考えている。
もっというと外観デザインと間取りと外構とインテリアを構造を考えながら、
これらを同時進行で作ってる。
僕が教えてきた工務店さんでは95%くらいの割合で間取り中心で作ってるんだよね。
間取り中心というか、
間取りから図面を作っている。
僕の場合は間取りは最後なんだよね。
だから外を歩いている時に家の外観を見ると
その家を作った設計士の力量がだいたいわかる。
窓の取り方一つ見るだけでも力量がわかるんですよ。
例えば、「窓は部屋の壁面の中央に無条件で配置する」というもの。
よくある窓の配置ってだいたい壁のセンターに付けるパターンが多いんだけど、
これを「無条件」でやってしまっているケースがそれ。
下の画像みたいなの。
簡単にイラストを作ってみたけど
引違い窓をテレビを置く壁のセンターに付けるよくあるパターン。
全国の工務店ではサッシの上端が2000で統一していることが多いんだけど、
これがサッシメーカーの掃き出し窓のサイズがH2000が多いことから、
自然とそうなっている。
それに合わせて内部建具もたいていH2000になっているので、
上端がきれいに揃っていいですよというかんじ。
あと引違い窓は最も安価なため、
工務店の中にはほっとくと全部引違い窓を付けられる点もある。
(特にローコスト系が目立つ)
んで、この窓をあえてズラすと下のようになる。
上端は揃わないけどその分壁面が大きく取れること。
上端が揃っていないけど隅が抜けることで
1.借景を活かせる(外の景観を家の内のものとして取り込む)
2.広がり感が出る
3.天井面と壁面が照らされて間接照明のような効果がある
4.壁面が取れるためアクセントクロスが張りやすい
5.収納家具や棚の配置などインテリアの自由度が高い
6.(通行道路があれば)目線もカットできる
という効果もある。もちろん方角にもよるけどね。
端に寄せるというのはあとは下のようなサッシの配置もそう。
こちらは縦スリットの場合。
スリット下あたりに低い植樹(ラベンダーやローズマリーなど)を植えておくと、
これも借景として空間の広がりにもなる。
これは上端を揃えた場合だけど、
これだって色々変えてみてもいい。
んで、アクセントクロスを貼ると・・・
違いがわかりにくいかもしれないけど、
このわかりにくいってのがミソでなわけで(笑)
わかりやすくしたパターンだと
こんな感じかな。
家具の色も変えて彩度を全体的に落としてみたので、
どちらかというと落ち着いた印象になるのかな。
この場合、照明もできればアンティークっぽくてやわらかい黄色系の光のものがいいよね。
ただ家は超長く使うものだから、
できるだけシンプルに抑えたほうが古さも感じず家具も映えやすいし。
家具は買い替えたり、お気に入りのものをずっと使い続けることだってできるからさ、どんな家具を置いても空間としてまとまるのは大きな面積のところがシンプルだからなんだな。
超簡単だけど同じ間取りで窓一つ取っても、
色やカタチによって全然違う印象を持つし、
これは外観デザインにも大きく影響を受ける。
だって内も外も連動しているわけだからね。
んじゃまたね。




