レッスン室で言葉と表情の出にくいAちゃん。
今日は、Aちゃんの前で初めてペダルを踏んでみました。
私がピアノの下に潜り込み、手でペダルを押さえる。
ピアノの下から、
「Aちゃん!何でもいいから弾いてみて~!!」
と叫んでみました。
Aちゃんは真ん中のドのあたりでうろうろしていたけれど、
「もっと下の方の音押さえてみて~。」
とリクエスト。
リクエストに答えてどんどん低い音を弾いていってくれました。
いろんな音が混じって響く響く。
見学していたお母さんによると、Aちゃん、驚きの表情に変わったのだそう。
そして曲。「お正月」を弾いていたのですが、旧のお正月ももう終わったのでこの曲は終了することに。
では、次はこの曲どうかな?
そーらそーらそーみ みーふぁみーふぁみーど と弾いてみました。
見学していたお母さんとAちゃん、目が合って
知ってる!!って言いたそうだったとのこと。
そしてお母さんもアイコンタクトして返してあげたとのこと。
私には全然わからなかったけど、お母さんはちゃんと気づいてくれて
本当によかった。
さすがお母さん!!
「一人で通わせたいかもしれませんが、一緒に来てください。」
「手をかけてあげてください。」と
お願いしてよかった。
Aちゃんとお母さん、心通ってきた…。
言葉は大事だけれど、言葉だけがすべてではない。
言葉を使わなくてもできることはたくさんある。
さあ、これからもどんなことが起こるのか楽しみ。
音楽のパワーを信じてこれからも3人で歩んで行こう!!