2017年の終わりに | アグリドッグレスキュー

アグリドッグレスキュー

アグリドッグレスキュー(旧アグリ犬猫里親会)の日々の
活動日記


2017年もあと少しで終わろうとしています。

今年は、4月に名称をアグリドッグレスキューと変更し
気持ち新たにスタートした節目の年になりました。


悲しいお別れもありました。
長年アイドルだったまもるや前代表宅で長期療養していたのぼるが
お空に旅立ちました。





また、引き出した時点で状態が酷く、保護っ子のままお空に行った子も
多かったです。

命と向き合う活動ですから、避けられない現実でもあります。

今は体も楽になって、アグリお空組で後輩たちをのんびり見守ってくれているでしょう。


アグリはたくさんの方に応援して頂けるようになり、医療費がかかる子も
引き出せるようになりました。

詳しい検査を受け、出来るだけの治療をし、慢性の病気を抱えたたくさんの
保護っ子が優しいご家族に迎えて頂きました。

その一方で、センターには収容時点でかなりの高齢だったり、重い病気を抱え
譲渡対象にもならず、そのまま人知れず亡くなって行く子も多いです。

アグリでは来年もそのような子にも目を向け、出来るだけの治療やお世話をして
少しでも生きる力を取り戻してあげたいと思っています。

保護団体は保護犬を譲渡するのが本来の目的ですが、
譲渡は無理かも知れない子達にも、皆さまからのお気持ちを使わせて
いただく事をごどうぞ理解下さい。


保護活動では、今年は何回かの多頭崩壊に向き合いました。

個人の住宅に50頭を超える犬、どんなに酷い状況であっても
今の日本の法律では、強制的に犬を保護する事は出来ません。



飼い犬ではありながら人を恐れ逃げ惑い、センターの部屋の隅に山のように
折り重なる姿は今も記憶から消えません。


心が重くなったり折れそうになる事もある活動てすが、続けられるのも
たくさん方の支えのお蔭です。

保護っ子の幸せの為に尽力して下さる、協力病院様、ボランティアトリマー様。
いつも温かいご支援を届けて下さる応援団の皆様。

心から感謝致します。
ありがとうございました。

皆さまからのご寄附のお蔭で、保護っ子に十分な医療をかける事が
出来ました。
シート・フード・ワンコグッズ・フリマ用品、とても助かりました。
保護っ子の為に大切に活用させて頂きました。

そして、いつもブログを見て下さってる皆さま。
皆さまのクリックで閲覧数があがれば、一般の方が保護犬を探す時、
アグリが目に留まり、それがご縁に繋がります。

ありがとうございました。 来年もお力添えをよろしくお願い致します。

最後になりましたが、スタッフの皆さん。
一年間、お疲れ様でした。

時に無理をしながらも目の前の命を引き受けてくれた預かりスタッフさん。

譲渡会開催、フリマ、イエローレシートなど、地道な活動を続けて下さる
スタッフさん。

皆さんの頑張りで、たくさんの保護っ子を優しいご家族の元に送り出す事が
できました。

ありがとうございました。

2017年 保護頭数 59頭   譲渡数 55頭   死亡 4頭


年末には3名の預かりさんが増えました。

新しい力と共に、スタッフみんなで助けを待ってる犬達の為に
来年も精一杯頑張ります。

これからもアグリドッグレスキューを支えて頂けたら嬉しいです。

一年間、本当にありがとうございました。

皆さま、よいお年をお迎えください。

 
                    アグリドッグレスキュー