エリーちゃん(仮名) ・年齢 ４～５歳
・体重 6.50㎏
・便検査 異常なし
・血液検査 異常なし
・混合ワクチン接種済み
・外耳炎治療済
・皮膚疾患(マラセチア皮膚炎)治療済
・避妊、マイクロチップ装着済
１０月１日 まきの投稿
エリーちゃん、正式譲渡です！
おめでとう！ エリーちゃん！！
O様から頂いたメールです。
エリーが来た日は遠慮がちに行動してましたが、日に日に
甘えん坊さんになり今では寝るときも私の側に寝てます。
ご飯も良く食べます。
私達が家に帰って来るときなんか走って来て喜んで
しっぽブンブン音をたてながら喜んでます。とても愛しいです
いたずらもするようになりました
初めてアグリの会に行った時から運命の出会いだと思ってます。
エリーちゃんは、決して条件のいい子ではありません。
いくつものハンディを抱えているし、アレルギーもあるし。
感情表現もとっても地味な子です。
でも、そんな事はO様には全く問題ではなかったんです。
譲渡会からお帰りになる時も、その後のメールのやり取りの時も、
お届けの日のお別れの時も・・・。
「エリーちゃんを大切にします」
その言葉がいつも私の心に残りました。
その証拠その１が・・・
「エリーは食後の果物が出るまで、寝ないで待ってます！」
だ、そうです
エリーちゃんが大好きとあった、桃ですかね～～
エリーちゃんの赤い糸の橋渡しのお嬢様からのコメントも・・・
エリーはもううちには何よりも必要な存在です。
父もエリーには非常に甘く見てて本当に笑ってしまいます。
本当に素敵な出会いをありがとうございました。
お家の中は、エリーちゃんの話題ばかりだそうですよ～
「甘やかしちゃって・・・」
と、ありましたが！ どんどん甘やかしてあげて下さい！
センターに収容された時、あまりの悲しい姿に職員の方が
涙を流したエリーちゃん。
でも、もうそんな姿はありません！！
最高に幸せになりました！！
エリーちゃんを大切に大切に思ってくれる家族に包まれて
今までの分も・・・ それ以上の幸せを・・・
掴む事が出来ました。
O様、皆さま、どうぞ末永くエリーちゃんをお願いいたします。
エリーちゃんと出会って下さって、本当にありがとうございました。
エリーちゃんへのたくさん応援、ありがとうございました。
エリーちゃんは、幸せになりました。
1人でも多くの方に見ていただきたいので
クリック応援よろしくお願い致します m(_ _*)m
８月２７日 まきの投稿
エリーちゃん、無事トライアルをスタートしました
千葉県のO様のお宅周辺は、新しい高速を作っていたり
ナビは間違えるかも・・・ と、高速のインターからの道順を前もって
教えて頂いていました。
が・・・！！
首都高の事故渋滞にはまり、ナビさんは違う道を考えてくれたらしく
何やら違う出口で降ろされ
ナビ頼みの私はすっかり迷い、途中までお迎えに来て頂いて
救助して頂きました
工事現場が多い中を来たのに、O様のお宅の周りは河川敷や土手。
公園や遊歩道がある、静かな環境でした。
エリーちゃん、ここで毎日お散歩するのね～！なんて、思いながら
お家に到着。
２時間掛かってしまったけど、エリーちゃんは車酔いもなく
元気に到着
エリーちゃん用のお椅子には、ひんやりマットが敷いてあり・・・
さっそく座って、ママさんからおやつを貰いました。
最初はちょっと慎重だったエリーちゃんだけど・・・
美味しさを知ったら、エリーちゃんらしく無言の「ちょうだい！」
トライアルまでの間、何回もO様からメールを頂き
アレルギー用フードやおやつ。
シャンプーもすでに用意して下さってました！
この日はエリーちゃんに会いにお孫さんも来てくれました。
お孫さんがいらっしゃるようなお年ではないんですけど・・・。
エリーちゃんは、エリーちゃんのままで本当の犬生をスタートです！
アレルギーがあり、視力聴力が弱いエリーちゃんです。
いろいろ大変な事もあると思いますけど、どうぞ可愛いエリーちゃんを
よろしくお願い致します！
皆さま、たくさんの応援をありがとうございました。
エリーちゃん、普通のワンコとしての幸せをゲットしました。
トライアルが終わるまでもう少し見守って下さい。
８月１日 まきの投稿
エリーちゃんのトライアルが決まりました
譲渡会で 「エリーちゃんをぜひ家族に・・・」と、望んで下さったのは
千葉県のO様です。
お嬢様は結婚され、ご夫婦お二人の静かなご家庭です。
長い間大切な家族だった先代のパグちゃんを亡くされ、
まだ辛い気持ちの中、エリーちゃんと出会って下さいました。
先代のパグちゃんは、アレルギーが酷かったそうで
アレルギーに関しては、私なんかよりずっと豊富な知識を持たれています！
若い時から、週に何度もシャンプーをして皮膚のケアをされ
高齢になってからは、介護の時間も長かったそうです。
眼も耳も、不自由になった先代パグちゃんとの生活があったので
エリーちゃんの事も、なんの問題もなく受け入れて下さいました。
O様には「エリーちゃんが穏やかに過ごせるよう、大切に大切にしてあげたい」
と、言って頂きました。
本当に不思議なんですけど、これぞ「赤い糸」
何か、引き合うものがあるんでしょうか。
保護犬はいろんな物を背負っているけど、エリーちゃんは自由に歩く事すら
許されない環境だったことが保護時の姿から想像出来ました。
年齢はしっかり大人だけど、経験値は子犬と同じ。
家の中でも、お外でも初めての体験ばっかりな毎日です。
心の扉も、まだまだ開いてない所がいっぱい。
これから、O様と一緒にゆっくりのんびり過ごして、家庭犬としての
幸せを体全部で感じ取って欲しいです。
エリーちゃんの巣立ちは、O様に帰省のご予定があるので
もう少し先になります。
エリーちゃんもこれから避妊手術なので、もう少し我が家で過ごし
体調万全で、幸せスタートしましょうね～～
O様、お届けまでエリーちゃんを大切にお預かりします！
5月17日 あぐりんの投稿
エリーちゃん、今週日曜日にまきさん
宅に移動しました
心も身体も良い方向に向っています
定期的なシャンプーや食事管理などいろいろとありますが
まきさんのもとでケアしていただき、ゆっくりとエリーのペースで
進んでいければと思います
エリーちゃん、頑張れ～～
ちょっと前、近くの公園でにこちゃん
と待ち合わせてお散歩しました
お散歩の楽しみをだんだん感じてきてるみたい
怖がることもなく上手に歩けます
最後に可愛いエリーの寝顔です
これから沢山の楽しいことがあるからね！
それまではゆっくりおやすみなさい☆彡
5月9日 あぐりんの投稿
エリーちゃんを保護してから約一ヶ月が経ちます
エリーちゃん、いろんな所に変化があります
骨っぽい身体も丸みを帯びてきました
体重が一キロ増加しました
無表情だったお顔が、だんだんと気持ちがお顔にでてくるように
なりました
特に散歩から帰って来たとき
朝、お布団に入れてと潜る前
皆で順番におやつを待っているとき
などなど・・・
ずいぶんと気持ちを出して甘えてくれるようになりました
お散歩でも変化が
最初、ただ真っ直ぐに歩くだけでしたが
ここ最近は、匂いを嗅いだりできるようになりました
歩くのも上手に、、、
散歩をしたことがない、その前に歩くこともできなかった環境にいたと
思われる爪(二重の巻き爪)と、足の運び方でした
今ではバタバタすることなく上手に歩けます
先日、よく利用している公園でＮさんにお会いしました
いつも当会を応援してくれている方です
エリーちゃんのお散歩のお写真を撮ってくださいました！
可愛く撮ってくれてます
ありがとうございます（‐＾▽＾‐）
また一緒にお散歩しましょうね～～
エリーちゃんは優しいパパとママが現れてくれるのを
仮家でじっと待っています
4月18日 あぐりんの投稿エリーちゃん、我が家での生活、一週間が経ちますが、、、
皮膚の赤みが食後に出ます
食物アレルギーの疑いが強いです
何に反応しているのか、まだわかりません
少しずつ今の環境にも慣れたようで
とてもリラックスしてくれるようになりました
心配している聴力についてですが
やはり、とても弱いようです
来週、診察時によく診てもらってきますね
4月15日 あぐりんの投稿先週金曜日(１２日)に柏保健所より引出しです
今月、当会に仲間入りしたパグ(桃子)とチワワ(桜太郎)が遺棄された
同じ場所で日にちを前後して、またしても遺棄された繁殖犬です
たぶん同じ業者ではないでしょうか
一見して、すぐに分かりました
爪は二重に巻いていて毛も伸び放題
身体は抱くと、骨がごつごつと痩せています
乳房は大きく伸びきり、陰部まで伸びています
まだ２～３歳という若さで、この状態は酷いです
乳腺腫瘍も数個確認されました
皮膚は喉からお腹にかけて毛がありません
マラセチア細菌によるもか、食物アレルギーか、
現段階ではまだ様子見の状態です
(抗真菌剤、抗生剤、マラセブシャンプー治療中)
この子の瞳も劣性遺伝からくるものかもしれません
聴力も弱いような感じを受けましたので、今後とも気を付けて
見ていきます
繁殖犬の多くは人を怖がります
特に手に対しての恐怖があるようです
そして、もう一つの特徴
わがままを言いません
今、自分が置かれている環境を受け入れるしか選択肢がなかった犬たちは
じっと耐えるしかないのです
エリーも例外ではなく、手を怖がります
それでも、低くしっぽを振ってきます
『お願いだから怖いことしないで』
そんな感じの気持ちが伝わってきます
ヒトの手は、子犬を取り上げたり、痛いことをしたり、、、
この子達にとっては、決して気持ちの良いものではないヒトの手
まもるのように
奇形で生まれてくる子犬の多くは
ペットショップに並ぶ前に処分され、運よく助かった子でも
売れない、商品にならない子は繁殖に使われる運命でもあります
使えなくなるまで、一生汚いケージに閉じ込められている犬達
そのほとんどの子は病気になっています
当会で保護した繁殖犬の９割の子がそうでした
一方で、美味しいお肉を食べ、きれいなお洋服を着てお散歩して、休日には家族揃ってお出かけ・・・愛されている沢山のワンコたち
皆さんに知ってもらいたい
残酷な飼育環境で手入れも運動もされず
ましてや病気など治してもらえず
皮膚病の痒みで夜も眠れず
発情のたびに子犬を産まされ
まだお乳が張っている途中で無理やり取り上げられる犬達の苦しみを
ペットショップのショーケースに並んでいる可愛い子犬の母犬は
きっと、エリーや桃子やチョコミ、、、が、命を削って産まされている事実を
目をそむけないで、耳をふさがないで
隠れて見えない繁殖犬の本当の現状を知ってください
そして考えてあげてください
どうしたらこの子達を守ってあげられるのか、と、、、
エリーはしばらく様子をみるため
今月の譲渡会は不参加になります
はやく元気になって本当にお家に行けるよう
皆様、温かく見守ってください(｡-人-｡)