初体験 | 鯉のホネ折り損

鯉のホネ折り損

講談師 神田阿久鯉のブログです

文楽です。


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コレね。(テカっちゃった)

「文楽教室」には行きましたが、国立小劇場での文楽公演


結論:メチャクチャ面白いではないか!

申し上げますが、なんせド・素人の感想ですから批難しないで下さい。


これから初体験しようとお考えの方へ

まず、


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プログラムを購入することをお薦めします。

解説、みどころ、粗筋が書いてありますので便利便利。


で、このプログラムを開きますと、


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こんな物が挟まっております。「床本」です。

太夫さんの語りがそのまんま書いてあります。


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ほらね。

ほぼこの通りに語ってくださいます。

耳馴染みのない言葉でも、漢字で見れば理解できますから。


舞台の両脇にも同じ字幕が出ますが、今回は一列目の下手から二番目という席で字幕が見えず。

ですから手元にこれがあると便利便利。

本当は観劇前にサッと読んで予習してくればベストですけどね。

イヤホンガイドもあります。

文楽教室の上演の際使ってみましたが、太夫さんの語りにカブってしまい却って聞き取りづらいような。。。


今回は人形より太夫さんの語りに集中してしまいました。

特に「近江源氏先陣館」は。

最初の「坂本場外の段」なんて、太夫さん5人。途中大合唱!!!


スゴイ!カッコイイ!もうスタンディングオベーションものだ!!!

(誰もやっていないけど)


「盛綱陣屋の段」で時政が笑う処があるんだけど、


『フフハハハ・・・・・ウハハハ・・・・ハハハ・・・・』


これまた大拍手もの(これは皆さんやっていた)

「もしもし酸欠しちゃうんじゃない?」って心配になりましたよ。


「伊達娘恋緋鹿子」の方は(八百屋お七ね)、語りも分かり易く床本見る頻度も少なかったので、舞台の人形も堪能。


何度も言いますが、

めちゃめちゃ面白いぞ、文楽!


でも歌舞伎のように毎月はやっていない。次回は二月です。

あ~あ待ち通しいのう♪(*^ ・^)ノ⌒☆