パリ・オペラ座 | 鯉のホネ折り損

鯉のホネ折り損

講談師 神田阿久鯉のブログです

スーツ姿の若者が渋谷でおまわりさんに道を尋ねて、〆の言葉が

「あっ こちらですか。はい、分かりました。あざーっす!」

にのけ反りましたが、元気です。


Bunkamuraル・シネマにて上演中


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超ドキュメント映画(そんな言葉は無いか)。

つまり、カメラに向けてのコメントや説明やインタビューが一切無い。

様々な演目ごとの稽古場でのレッスンや舞台リハの風景、

劇団運営や公演の打ち合わせ、果ては年金支給の話まで、

坦々と、次から次ぎへと映し出される。

挿入されるパリの街や、劇場内部の部屋、食堂、衣装・小道具の制作風景,

地下の湖(?怪人は休演でした)が、ナレーション代わり。

バレエに興味が無い人にはツライだろうし、華やかな作りの映画ではないです。

私は堪能しましたが。


でも、160分なんだよねぇ。長いんだわ。お尻が痛くて(´_`。)


それにしてもダンサーの肉体や動きは、同じ人間とは思われませんわ。

w川・o・川w 驚愕です!

そして、バレエダンサーというのも、労働であり、職業なのだと。

まぁ、とてつもなくプロフェッショナルな方々だけど。


40歳から年金支給なんて。。。。それも一つの生き方なんだろうなぁ。

引退したら、食事制限で食べられなかったり、飲めなかった物40年分を摂取するんだろうなぁ。

だから教師陣は皆かっぷく良いんだわ!納得(`・ω・´)ゞ