【体現】4年 蓮沼諒也 | 青山学院大学男子ラクロス部

青山学院大学男子ラクロス部

2024年度
チーム理念『ALL BOX MEMBER』
スローガン『X』〜徹底的に追い求める〜



本当はよっぴーから貰うはずでしたが、なんだかんだ西田から回ってきました。と、書いてたらやっぱり彼は書き終わってなかったので西田からは回ってきませんでした。EaglesのSAこと37期育成の4年蓮沼諒也です。

まだ期限に遅れていないのに、色んな人から早く書けとなぜか急かされています。きっとみんな早く読みたいってことなんでしょう。
自分のこと書いてるので、つまらないと感じる人もいるかもしれません。ただ、自分にしか書けないことがあると思ってます。

ごめんなさい長いです。



ではラストリーグ戦ブログ始めます

 高校2年生の時、昨年度主将だったひろしと共に3年生にとって最後の試合に出た。その時から熱い漢だったひろしが、試合前の円陣で「こんなに応援されて、緊張出来る機会もうないぞ」とみんなに声をかけていたのを今でも覚えている。

この言葉によって、より一層緊張し、その試合ハーフタイムに交代させられ号泣したのは悪い思い出。ただ、大学1年生になった自分をラクロス部に導いた言葉でもある。

教師になる、そのために大学に行くと心に決めていた自分は、ラクロス部の存在は知っていても、入る気はなかった。でもふとあの言葉を思い出して、またあの緊張感や、高揚感を味わいたい、そしてラクロスだからこそ目指せる日本1になりたいと思い入部した。

入部してからは天国。高校までと違い、自分のために努力をする。主体的な部活動は最高に楽しく、ラクロスにのめり込んだ。

一年生の頃は毎日2.3時間ほどの壁当ては当たり前、筋トレも週4はしてた、体重も54から1年間で68くらいまで増やした。誰よりも努力をすることを目指し、元日と熱出た3日ほど以外はkatate lax時代も含め、やり通した。


(74キロの私、最近そうちゃんにデブ沼が好きだったとよく言われます)


もしかしたら後輩たちからしたら意外かもしれない。でもめちゃくちゃラクロス好きだった。

その後、どうにか試合に出るためにロングになった2年生、毎日元気がなかった3年生、そして育成になった4年生。ちょっと割愛。

まあラクロスでの4年間はこんな感じ。自分の目標を優先し始めながらも、当時は自分なりに努力してたつもり。でもまあそんな甘い世界じゃなかった。

入部の時に思い描いていたラクロス人生とは誰がどう見てもかけ離れてる。

でも、昨年、一昨年のブログはどこか後悔の気持ちで書いたのに対して、今はそんな気持ちはない。なぜなら自分に役割を与えてもらったから。



気になる人が少しはいるはずである、育成コーチになったきっかけをここから

まあたぶん、モナさんがいなかったら育成になってなかったかもしれないし、しんちゃんや長島に相談しなければ辞めてたかもしれない。

3年生の1年間は人生のどん底だった。2年から3年に上る時に体調を崩し、体重は56に。そして3年の1年間はラクロスを1番に出来ない日々。まぁもっと努力出来たかもとは思う。そして4年の前、また体調崩した。

ほんと何もかもが中途半端、学部にはめちゃくちゃ頑張ってるやついるし、ラクロスには変わらず努力してる同期がいた。どちらにも居場所がなく、気持ちも時間も余裕がなくなった自分は辞めるべきだと思うようになった。

そうなってからはいつ辞めるかを考え、かなさんに辞める手続きをするLINEを送る一歩手前までいった。ほんと今考えると、たぶん誰も分からないと思うけど、心がマジで危ない状況だったのかなと

その時にふと耳に入ったのが育成コーチだった。太一とご飯に行った時に、モナさんが探してる?的なことをポロッと言ってた。それが、俺の中に育成という選択肢が出来たきっかけ。

それで年明けてから何日目かの所沢の練習で、モナさんが来てたから、とりあえず話したいと思って、アップの時間に話しかけに行った。なんでその時モナさんに相談したいと思ったのか今でもわからない。だって話したことなかったし、でもなんかもう頼れる人がモナさんしかいなかった。

誰にも気づかれてないと思うけど、アホみたいに泣きながらモナさんに言いたいことを全部言った。第一声は4年の蓮沼です。だった。

辞めたいと思ってた、最近忙しくて辛い、将来が心配すぎる、中途半端な自分が嫌い、めちゃくちゃ痩せたし、しばらく運動できない、もうどうすればいいか分かんないんです。

ほぼ初対面の奴が泣きながら急にこんなことを言い始めて、たぶんめちゃくちゃ困惑したと思う。ましてやみんながアップしてる時間に。でもモナさんは今はそういう時間だと言ってくれて、俺の言葉を全部受け止めてくれた。

そこで自分の気持ちがやっと分かった。あんまりこういうこと言わないのに、モナさんに対して、俺同期が大好きで、このチームが大好きなんです。やっぱ辞めたくないんです。育成とかで貢献したいです。自分の口からこんなくさい言葉が出るなんて考えられないけど、今でもはっきり覚えてる。やっと部活への関わり方を見つけれた瞬間だった。

次はしんちゃんに俺の状況を全て話して、認めてもらった。あの時かけてくれたしんちゃんの言葉は今でも忘れられない。

そしてみんなに言う日。部員にとってはなんでもない水曜日、でも俺にとっては忘れられない1日。絶対に先に言いたかったから同期を集めてもらって、思いを伝えた。あの日のことは朝からめちゃくちゃ覚えてる。緊張してたから。

話を聞いてくれてるみんなの顔や配置もなんとなく覚えてる。そうしは腕組んでちょっと険しい顔。霜越はちょくちょく俺のこと見てた。長島はこれでもかってほど相槌打ってくれてた、あと意外だったのはほのみが俺の左に座ってて、そっち見るとめちゃくちゃ目が合った。本人は覚えてないだろうけど。

そしてうっちーは俺が話した後、育成もいいけど、もっと俺らにも関わってほしいと言ってくれた。すごい嬉しかった。みんなが俺に向き合ってくれてた。感謝しかない。

思い返せば、一年生の頃は学年代表に選んでくれたり、主将決めでも諦め悪く俺を推してくれる人もいた。でも俺は全然みんなの力にこれまでなれなかったし、迷惑や心配をかけることのほうが多い。だいぶ申し訳ない気持ちでいっぱいだったから、この感謝を育成という形でみんなに返したいと思った。

その後夜練の前にみんなの前で直接伝えることが出来た。そこで俺の覚悟が決まった。
認めてくれたみんなのために必ず育成で結果を残す。

4年で試合に出て貢献する自信はあったから、プレーヤーを続ける選択肢もあった。正直めちゃくちゃラクロスがうまくて、もっと活躍できる確信があれば、どんなに復帰に時間がかかっても、両立がキツくても、また体を戻して、是が非でも試合に出てたと思う。

でも自分の力を最大限ラクロスに注げる形が育成だと考え、俺を認めてくれた同期と、eaglesに関わる全ての人に、感謝を体現するために最後までやり通すことを決めた。

俺は一年生の頃の学年大会の悔しさを忘れてないし、34期の代となった今のチームへの思い入れはかなり強い。必ず結果を出したいと3年前から思ってるし、この代になることをめちゃくちゃ楽しみにしてた。

だから最後の年ボックスに入れない選択をすることはとてつもなく重い決断で、しんどいんじゃないかと不安だった。
それに開幕戦の時慶応と日体を見て、かっこいいし、自分もああなりたかったと思ったし、農大戦でみんながプレーしてる中に自分もいたかったと思ったのは事実。

でもそんな不安はいらなかった。今のチームは全員で戦ってるから本気で勝ちたいと思えた。本気でこの声援が届けば、勝利の要因になれると思えたから。まさに自分が入部する前に先輩たちが作ってきてくれたABMそのものだった。



そして大好きな一年生達とウィンター優勝したいという新しい目標も出来た。
本当に育成コーチをやって良かったと思ってる。まったくかっこよく無いし、一年生の頃に思い描いていた形じゃなかったけど、でもこれが俺にしかできない貢献のしかた



しんちゃんをはじめとして、みんなで作り上げてきたこのチームは本当に誰1人欠かせないんだなと心の底から思う。最高のチーム。

成蹊戦の日、応援団の一員だった俺は、勝った後ボックスに荷物運びに行った時、まずそうしとグータッチして、モナさんと握手して、はすのおかげだとたぶん言ってくれてた、その時堪えるのを必死だったからもう何が何だかわかんなくなってた。んで、霜越とひかるとハイタッチ、そこで涙が出たんだけど、なぜか太一見た瞬間アホみたいに涙溢れた。

だいぶ恥ずかしい姿を見せたけど、試合前さすがにめちゃくちゃ緊張してるみんながいて、自分も緊張してて、試合に勝ってホッとしてるみんなを見て、自分も安堵した。
そして何より最高に嬉しかった。



さきなとちょっとようだいも挨拶の時泣いてたのはちゃんと確認した。

試合中から思ってたけど、この3年間一緒にプレーしてきた同期、特にディフェンスの霜越とかうっちーとか太一とかがしっかり主力となってチームを支えてる姿は自分ごとのように嬉しい。ほんのちょっとだけ、そいつらが良いプレーしたら俺の声援も大きくなってた気がする。

今このチームはまだ何も成し遂げてないかもだけど、確実に一部昇格に近づいている。決起会の時自分も口にしたけど、俺は自分が4年であるこの年に一部に昇格して結果を残したい。

そして来年から青学は日本一を目指すチームになる。当初自分がプレーして日本一になるという目標は、今では未来の青学が日本一になる、そのために最大限の力を注ぐことに変わった。

もちろん来年のチームが日本一になってほしいし、なんならもちろんその次もって考えちゃうけど、最終的に今の一年生が3年後日本一になっている姿も見たい。今年の育成の目的を日本一になれる代を作ることにしたのは、今年昇格出来ると確信しているから。

ゆうきも書いてたけど、ほんと俺らの代は弱いと言われてきた、それは自分たちが1番よく分かってる。ボックスに入るメンバーも今年初めてのやつばっか。去年まではほぼみんながBチーム。
でもそんなこの代が今まで何年も成し遂げれなかった一部昇格、この大きな目標を達成することを想像したら鳥肌が立つ。めちゃくちゃワクワクする。必ず実現させよう。



23シーズン浜野組は必ず今年結果を残します
青学は将来日本一になれるチームです。

そのために4年である自分が、プレーヤーではない自分が先頭でABMを体現します。

そして必ず一部昇格と、ウィンター優勝を成し遂げます。

俺の目標は日本一です。

最高の景色を一年生含め全員で見にいこう

#55  蓮沼諒也





ではでは、うっちーに文句を言われることは覚悟しときながら、対面で伝えるのはもちろんだけど、文面に残すのも大事かなと思うので、メッセージ書いていきます!

2年STF
ゆいちゃんとかおるちゃんは一年練の運営の面でかなりお世話になりました。感謝です。AS、TRの2年生も直接練習に来てくれるときのみならず、一年生STFの裏にいつもいてくれたことを感じてました。育成に真剣に向き合ってくれてどうもありがとう。

3年STF
大好きです。練習で会うたびに元気になります。きらりとさきちゃんを筆頭に来年最強のスタッフ作ってください。さきなもねん



同期STF
今年育成に回ったからこそSTFの仕事や、影響力の大きさ、貢献度をより一層感じました。まだまだ俺が知らないところで色々やってくれてるんだとは思うけど、本当感謝してます。最後一緒に結果残そう。

同期PL
自分のことを認めてくれたこと、そして努力し続け、プレーでも引っ張るみんなを誇りに思います。この代だからこそ自分も最大限貢献したい気持ちになりました。必ず成し遂げよう。あとウィンター終わるまでみんなのこと楽しみに待ってます。

個人

育成
なおき
ラクロスへの熱を一年生に伝播させてくれたこと感謝してます。なおきが活躍する姿を見たい、めちゃくちゃ応援してます。

ふしみ
しんどい状況にありながら、自分にできることを探して、育成に貢献してくれて本当ありがとう。俺にはない視点をくれる存在です。
今後もよろしく

田中
良き相談相手。なんでも肯定してくれる。一年練の運営は俺が表にいたけど、常に裏には翔がいてくれました。みんなは気づきづらいと思うので、ここで書いておきます。



住友
サンキュ

樋口さん
尊敬してます。
頼りない現場の育成コーチだとは思いますが、最後までよろしくお願いします。
めちゃくちゃ感謝してます。


じゅんぺい
俺の中で色んなことを共有できる存在だったじゅんぺい。その存在は割と大きかった。ありがとう。一つ辞めたらしいけど、応援してます。特にラクロス面で!

宮崎、みやのうち
教職メンツ!免許は違ったけどやっぱりどこか心の拠り所でした。もしかしたら俺だけかもしれないけど、まだまだ最後の難関があるので、最後までやり抜こう!



小俣
気のせいかもしれないけど、いつも気にかけてくれてるような気がする。一緒に頑張ろうと言ってくれる。ありがとう。最初に会った時から努力し続けてるのを見てるから、最後爆発するのはそうしだと思ってる。



こうき
新歓とかでは特に世話んなりました。お前も俺のこと気にかけてくれてる。めちゃくちゃ練習して、今年はオフェンスを引っ張る姿かっこいいよ。また点取るとこ見して



太一
めちゃくちゃ対人上手くなっててびっくりよ
本当頼もしい。ラクロスへの向き合い方とか、チームを引っ張る姿勢とか尊敬しかない。昇格したら一緒に泣きましょう

うっちー
パス上手くなったな
一年生(スタッフ)への積極的な関与感謝してます。個人的にリーグ戦出てる姿を見て、毎回めちゃくちゃ感動してます。

よっぴー
めちゃくちゃ頑張ってるのを間近で見てきました。俺も尊敬してます。大変なことたくさんあったと思うけど、一緒に最後までやりきれること嬉しく思います。めちゃくちゃ楽しんで引退まで突っ走ろう。

長島由佳
育成の話を初めてしたのは長島でした。めちゃくちゃ重い話で困惑した様子だったけど、親身になって聞いてくれたこと今でも感謝してます。俺にとって、気兼ねなく言い合える存在でした。そんな存在でいてくれてありがとう。お前はすごいやつだ。

しんちゃん
俺がめちゃくちゃ弱ってる時、しんちゃんに色々打ち明けて、その時強いねと言ってくれた言葉が今でも胸に刺さってます。その言葉のおかげで頑張れた時もあった。
ほんと最高のチームを作ったね。あとは結果を残すだけ、最後の集大成大きくぶち上げて終わろう。俺はこのチーム最高に大好きです

モナさん
俺のロールモデルです。モナさんに相談したこと本当に良かったと思ってます。モナさんにもらった言葉の一つ一つが胸に残っています。必ず一部昇格して、頑張ってモナさんを胴上げします!感謝してもしきれませんが、結果で必ず恩返しするので楽しみにしていてください!

ひかる
ラクロス部に入ってくれたこと、めちゃくちゃにありがとう。ひかるはいまやもうこのチームに必要不可欠。たまに不安になる時はあるけど、ひかるのランシューで盛り上がるの楽しみにしてる。ひかるも点取ったらこっち来ていいからね



だいき
最近トークを見返したら、はすが入るなら入ると言って一緒に入ったみたいです。高校からここまで、俺にとって本当に欠かせない存在。55を背負ってくれたこと、一緒にグラウンドで戦ってくれたこと本当に感謝してる。
だいきがブレイク作って、点とって、俺んところに飛び込んでくること楽しみにしてる。
これからもよろしく



キリが無いのでこんな感じで締めます。
俺はまだウィンターブログを書く機会をもらっているので、その時に一年生に対しては書きます。

次はSNSが充実しすぎてこっちが見ると鬱になる女、尾崎ねねです!
彼女は文才で長めのブログを今年も執筆してくれたらしいので期待してください!

ではまた2ヶ月後に

ここまで読んでくれた方々どうもありがとうございました。



浜野組最高