マネーボール / 80点 / アメリカ映画 | ゆるーく映画好きなんす!

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$ゆるーく映画好きなんす!-マネーボール

『 マネーボール / 80点 / MONEYBALL 』  2011年 アメリカ 133分

何がテーマか知らんけど、とにかく野球は面白い!!!

【 満足度 】★★★★★★★★☆☆(80点)
【オススメ度】★★★★★★★☆☆☆(70点)

◇低迷していたオークランド・アスレチックスを革新的球団運営で常勝チームへと作りかえた実在のゼネラルマネージャー、ビリー・ビーンの成功物語を、「イングロリアス・バスターズ」「ツリー・オブ・ライフ」のブラッド・ピットの主演で映画化した感動ドラマ。共演はジョナ・ヒル、フィリップ・シーモア・ホフマン、ロビン・ライト。監督は「カポーティ」のベネット・ミラー。
 高校時代は花形選手だったものの、プロでは大成することなく引退したビリー・ビーン。その後、若くして弱小球団アスレチックスのゼネラルマネージャーに就任するが、長らく低迷を続けるアスレチックスは財政的にも厳しく、選手の補強すらままならない状態だった。そんな体たらくに喘ぐ2002年、名門イェール大の経済学部を卒業し、インディアンズのスタッフとして独自に選手のデータ分析を行っていた青年ピーター・ブランドと出会う。自らのチーム強化ヴィジョンに不可欠と見込んですぐさまピーターを引き抜き、彼のデータを重視した斬新な選手評価を基に、安い選手を買って勝てるチームをつくる独自の経営戦略を打ち立てていくビリー。しかし、その常識破りの方針と、彼の短気で独善的な性格が周囲の反発を招き、チームは結果を出せない状態が続く。それでも、ビリーは確固とした信念で戦略を貫き通すと、次第にチームは勝ち星を重ね、ある奇跡を呼び起こす…。[allcinema]

【感想】
「マネーボール」は読んでないので、野球マニアとまではいかないけど、実は結構な野球好きなので、映画好きとは違う意味で『マネーボール』を観てきました♪

うん♪やっぱ野球っておもしれー♪
正直、映画としてのテーマがなんなのかは良く解んなかったけど、そこそこ野球好きとしてはかなり面白かったです♪
逆に、野球(メジャーリーグ)をある程度知って無いと、ちょっとツライかも・・・。

◇◆◇

【ここからは、ただの野球好き観点のレビューです。スルーでOKです!】

まず、自分がどの程度の野球好きかというと、

・シーズン中は全試合の結果(成績)を毎日チェック
・基本的には阪神ファンやけど、特定のチームを熱狂的に応援はしてるわけではない。
・その年に注目してるチームのニュース&ファンブログを毎日チェック(今年は阪神と横浜とオリックス/毎年変わる/来年はオリックスと横浜を中心に注目)

・ただし、プロ野球観戦は、主にTVかネットで、球場観戦は殆ど無い(年1回程度)
・野村元監督、落合監督、岡田監督
、が好き。小川監督に注目。
・球団としてのソフトバンク&日本ハム&広島に好感
・最近は、最後の大物、尾花監督就任で、横浜に注目するも、何もかもがあまりに酷くてにびっくり!(コーチレベルが低い/育成酷い/選手層薄すぎ/的外れな補強戦略/3年で2回目の監督不在の無駄キャンプ/連敗中にコーチがブログでグルメリポートなどなど)TBSだけのせいかはわからないけど、応援してるファンが可哀相過ぎる。
・メジャーは週一程度で動向チェック&ニュースチェック程度(超有名選手以外はわからない程度)
・オフシーズンは、日本の動向(トレード/FA/ドラフト)のみチェック

・セイバーメトリクスはWIKIレベルで知ってる(本は読んでいない)
※OPSやWHIPを広めた。選手の能力やチームの能力を正確に数値化しようという試みという理解。統計学(データ)観点からの戦術&理論。盗塁、バントを軽視(統計上、得点率が下がる為)

・マネーボールもWIKIレベルで知ってる(本は読んでいない)
※あくまでもマネー重視のビジネス書という理解。コストパフォーマンスを最優先し、ビジネスとして成立させることが目的(≒1勝あたりのコストを下げる)。そのため、選手の能力を正確に得ることが出来る(とビリービーンが考えた)セイバーメトリクスを重宝。

これぐらいのレベルの野球好きです。
あ、あと自分がやるほうで、草野球を、月2-3回ですね。
(※野球経験は、6-15歳/小1~中3まで)

こんな感じなので、マニアではないし、熱狂的ファンっつーわけでもないけれども、ゲームとしての野球はかなり好きというレベルです。

そんな自分が観た感想は、やっぱ、単純に、野球映画としておもしれーよ!!!っつー感じです。

一応、この映画の本当のテーマは、野球の中で、過小評価されてきた価値と、過大評価されてきた価値を見極める作業を、マネーボールの観点(ビジネス的損得/無駄を無くしてコストパフォーマンスを上げる)から分別するなかで、データや数字、計算では測れない部分(予想外の出来事)を経験することで、ある種のムダと思われる部分の中にこそ、野球の魅力(楽しさ)があることに気付いたとき、自分の人生の中で最も重要な部分(家族など)を過小評価してきたことに気付くという話(テーマ)なわけです。
いわゆる、人生の意義(大切なこと)とは何か?を問いかける映画なわけです。

多分、そうやと思います。
多分、これがテーマでしょう。
そんな、計算だらけの、損得勘定だけの野球(人生)の何が楽しいの?という映画なんでしょう。
もっと、人生を楽しんで!!!っという映画なんでしょう。

それはまぁ理解できるんですが・・・

ある程度、野球好きな自分から言わしてもらいましょう。
相当な野球好きも知ってる自分から言わしてもらいましょう。

いや、そんな計算だらけの、損得勘定だけの野球でも、ムチャクチャ楽しいんですがな!!!
野球が絡んでるだけで、ムチャクチャ楽しいんですがな!!!
ビリー・ビーンも、むちゃくちゃ人生を楽しんでるに違いないって!!!

本当の野球好きは、言うでしょう。

野球の為なら、何もかも捨てれる!!!っと!←オイ
ビリー・ビーンも、野球の為に家族を捨てたんですがな←オイ

そして、この映画を観た後は、家族の元に帰るのではなく、やっぱ野球場に行っちゃうよねー!←オイオイ

まぁ、今はオフシーズンなので、とりあえず、来年のオーダーを考えてみるよねー←オーイ
もしくは、何の権限も無いのに他球団ファンとトレード交渉してみるよねー←ココまで行くと本当に野球バカ
弱小球団ファンは、超若手&新人の大ブレイクを妄想してニヤニヤするよねー←来期は、3番北が30本で4番筒香が40本(´艸`)ムフフ♪

まぁ、そんな感じの映画です←それは違う!!!

◇◆◇

あれ?なんのレビューにもなってないですか?

まぁ、野球を知らなくても理解できるようになってるけど、野球を知ってれば数倍楽しく観れる映画っすね♪

ちなみに、5拍子揃った選手は、走攻守、顔が良い、スタイルがシュッとしているです(笑)

個人的満足度 80点! オススメ度 70点!


◇予告編◇


◇DVD◇
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